しっとり潤う・乾燥知らず・毛穴レス・透明感・卵のような・・・etc
スキンケアアイテムは無限。しかし金と時間は有限である。
宣伝効果やステマに流され効果も分からぬまま、手探りで顔に何かを塗り続けてきた私たちへ。
今回は、評価は良いけど使ってみて微妙だったアイテムを紹介する。
宣伝効果が先走る現代美容事情
使ってみて良かった~、神~、肌がぷりぷりになった~、毛穴が無くなった~。
加工度MAXのすっぴん風アフター写真を鵜呑みにしてきた私たちへ。
誰かも分からない口コミやyoutubeレビューを見てなんとなくスキンケアを選んで購入し、効果も良く分からないままとりあえず使い終わった、という経験は無いだろうか。
合わなかった、という原因に身体の調子(ホルモンバランスなど)が優れない時期であったり、自分の肌状態を知らないまま間違ったスキンケアをしていた、というコスメじゃなくて自分のせいだった、というパターンも少なからず。
整合性を取るのは非常に難しい、その効果も全てが目に見えるわけでなく、数年先への自己投資という場合もある。
自分に合ったスキンケアを早く見つける為に、自分が使用感が微妙だったスキンケアを紹介するので参考にしてほしい。
個人的に使ってみて微妙だったスキンケアコスメ10選
以上を踏まえて、
- 混合肌(夏は皮脂多、冬はガサガサ)
- たまにニキビ
- 化粧下地などが毛穴に詰まりやすい
という、かつてなんとも言えない肌状態であった、私が使って微妙だったコスメたちを紹介する。
※肌質も合う合わないも全て人によりけりなので全てを鵜呑みにするべからず!
ニベアクレンジングオイルディープクリア
https://www.nivea.co.jp/products/-49013013877520052.html
こいつの使命はメイクを滞りなくするっと落とすということだけ。
どんな濃いメイクも本当にするっと落ちる。
テクスチャーもさらっとしており使い心地も香りも申し分ない。
しかし、
- 乾燥する
- 毛穴の奥の汚れまでは落ちない
という点がリピ無しの決定打であった。
近年のクレンジングオイルは保湿やらエイジングケアやら、
+@の効果が主張し過ぎて本来のメイク落とす、という点だけでは満足出来なくなっているのかも。
無駄に期待し過ぎた一本。
ベビーオイル
ベビーオイルを使ったクレンジング方法は知名度が高く、効果を感じる人がTwitterに溢れかえっている。
ただ私は初めて使った時は合わなかった。その理由はきちんとしたクレンジング方法を知らず、ベースメイクとの相性が悪かったからだ。
ベビーオイル自体に洗浄効果は無いので、皮脂崩れに強い酸化亜鉛等が配合されているベースメイクは落ちづらく、きちんと落とせないとこれがかえって肌に悪い。
しかし、落としやすい下地で正しく使えば、
- 乾燥肌
- ニキビ肌
- 敏感肌
の改善をサポートする効果が見込める。一度目は微妙!正しく使うと意外にいいかも?
使い方によっては良品にもなるアイテム。正し使い方とベースメイクの組み合わせでは失敗しやすい。
ベビーオイル洗顔の詳細はこちら
エリデン化粧品 おひさまでつくったクレンジングオイル
amazon.jp
オイルクレンジングでも毛穴が目立ちにくく・肌へ優しい・負担に感じにくいのが、天然由来のオイル成分で出来ている油脂系と言われるクレンジング。
私もここ二年ほど、油脂系クレンジングを使って実際に毛穴への効果・肌荒れ改善を実感した。
しかし、油脂系クレンジングのデメリットに洗浄力のマイルドさ、という点がある。
そしてこのくまモンのクレンジングは成分も品質もコスパも申し分ないが、油脂系クレンジングの中でも洗浄力が非常にマイルド。
- ベースメイクに皮脂崩れ系の下地を使わない
- ナチュラルメイク
といった薄化粧派には使えるが、平日しっかりメイクする人間には、土日の出かけない時にしか出番が無いのがこのくまモン。
油脂系クレンジングのおすすめはこちら
クレンジングとメイクの相性は最重要項目なのだ。
極潤薬用ハリ化粧水
シミ・シワ改善の期待できる人気成分「ナイアシンアミド」を配合。
乾燥したお肌に馴染み、お肌がぷりぷりになることで様々なインフルエンサが推している。
しかも千円くらい。やっす。
一本を半分まで使ったが、私は混合寄りの肌質なので塗った直後のベタつきが微妙だった。
冬場のカッサカッサ、ゴワゴワ状態のお肌にはとっても相性が良くて乾燥による小シワも目立たなくなるので良かったが、高保湿成分のベタベタ感微妙だった。
乾燥肌・乾燥による小シワに悩む人には大満足の一本なのかもしれない。
個人的には部分使いがいいのかも・・・・
極潤薬用ハリ化粧水についての詳細はこちら
ナチュリエ ハトムギ化粧水
https://www.naturie-net.jp/lotion
誰しもが一度は使ったことがあると言っても過言ではない、言わずと知れた高コスパ化粧水。
大容量な上、ネットでは500円代で買えてしまう高コスパ。
- 無香料
- 無着色
- 低刺激性
- オイルフリー
- 界面活性剤フリー
さっぱりとした使用感がニキビ・脂性肌にドンピシャ。
わたしも5本以上は使ったことがある。
しかし、年齢を重ねるにつれ、スキンケアに乾燥による小シワを目立たなくさせたい・メラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぎたいという気持ちが。
将来の事を考えるとリピ無し。
30近くなったらこれではエイジングケアは出来ない、プレ化粧水やニキビが多発している時の救世主として使いたい。
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること
薬用スキンコンディショナー エッセンシャル N
超ロングセラー、ずーっと昔からあるスキコンと呼ばれ親しまれているアルビオンの化粧水。
これを使って肌がきれいになった!ニキビが出来なくなった!と高評価・高価格の一本であるが、私には合わなかった、残念。
使用感はさっぱり、シャバシャバ浴びるタイプの化粧水。
アルビオンは乳液が先行という特徴で、乳液を付けてからこの化粧水を使う感じ。
自分は額や小鼻周りは皮脂有で頬とか口周りは乾燥しているようなタイプだから、乾燥している部分がより乾燥してカピカピになったのでリピ無し。
口コミを見ていると、ニキビ×オイリー肌にはドンピシャな化粧水である模様。
おそらく私のお肌のせいです。
キューピーベビースキンミルク
グリセリンが毛穴やニキビが気になるお肌に良くない!と聞いて乳液&ボディクリームに使っていた一本。
グリセリンはニキビの元となるアクネ菌の増殖が見られた、という研究結果があり、ニキビ民はグリセリンフリーを推している人が多い。
ただ、グリセリンは安定性も保湿力も高いと認められた成分でもあり、これを抜いちゃうと乾燥する人も多し。
私も、顔には良かったが、乾燥しやすい冬場の手足には保湿力が足らないのでリピ無し。
赤ちゃん用に作られた低刺激・優しさが特徴の一本。
お肌の水分量少な目30ちょいの女子には保湿力が低すぎたみたい。
グリセリンフリーの詳細はこちら
ニュクスオイル
https://www.nuxe.co.jp/fs/nuxe/075-0A28025N
アルガンオイルにツバキオイル、ヘーゼルナッツにアーモンドなど栄養たっぷりの天然由来のオイルが配合されたマルチオイル。
肌にはもちろん、髪にも使える万能具合でラグジュアリーな香水っぽい香りも良い。
使う度に恍惚感。
しかし、スプレー式の容器が個人的に使いにくい。
髪なんかに付けようとすると、シュッとした部分・部分にオイルが付くので全体に行き渡らず所々頭洗ってないみたいな感じになってしまった。
またオイル自体もさらっとし過ぎて、保湿力ももうちょっと欲しい感じ。
オイルのベタベタ感が苦手な人にはいいのかも。手軽に使える万能具合は良い。
suisai(スイサイ) スイサイ 洗顔パウダー ビューティクリアパウダーウォッシュ
https://www.amazon.co.jp/
多分、過去に2~3回くらいは使った。
期待を込めて、ポチッたけれども毛穴が改善されなかったのでがっかり、の繰り返し。
また、効果を感じたくてやり過ぎると乾燥・肌が敏感になる。
確かに、毛穴に詰まる角栓を洗浄する効果のあるアミノ酸と酵素を使っているところは理にかなっているのだが、実際に効果は感じることが出来なかった。
ただ、顔のザラザラ感は無くなるしツルスベになるのは事実。
ただ見た目の違いはビフォーアフター大差なし。これも個人差と言えばそれまでなのか。むむむ。
キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム 40g
https://www.amazon.co.jp/
薬局で買える、敏感性乾燥肌スキンケアの代名詞はキュレルの他無い。
化粧水も使ったことあるし、このクリームも過去に3つくらいは使っていた。
泡洗顔料は好き好んで今もリピート中。
ただ、キュレル自体がセラミドケアとうたっているから、セラミドが入っているのかといつも勘違いしてしまうのがちょっとなーという感じ。
セラミド入れてほしい。
使い心地は低刺激で保湿、と言う感じ。アラントインが配合されているので、肌荒れには効果的なのかもしれない。
可もなく不可もなくという感じでリピ無し。値段もプチプラにしては高めで微妙な感じ。
乾燥による肌荒れ・敏感肌勢には重宝するのかもしれない!
化粧品に何を求めているのかで結果が変わる
使ってみて、それほど効果もわからない。
そういった感想は多い。
しかし、それは自分の元の肌状態と、何を求めているかによって感じ方は千差万別である。
普段肌荒れが深刻な状態で、使用して肌が通常時に戻った・肌荒れを起こさない、という時点で効果を実感できる良いパターン。
肌荒れも起こさないし、肌も標準。口コミの良いコスメを使っても何の変化も見られなかった、微妙パターン。
どちらも、同じ化粧品を使っているが元のお肌と化粧品に求める価値の違いで使って良かった、微妙だったと全く違った結果になる。
何も起きない、肌荒れを起こさない事に重点を置く人、毛穴レスシミゼロの艶肌を求めている人では同じ化粧品でも評価は真逆だ。
自分のお肌と求める効果で化粧品を選ぶべし
なんとなく高評価のものばかりを使い倒しても、自分が求める効果が得られない。
インフルエンサが推してても、人気であっても、自分のお肌と、その化粧品の効果がマッチしていない場合だってある。
時間とお金は有限であるから、なるだけ近道をして自分に合ったスキンケアを早いとこ見つけるのが重要だ。
合わなかった=ハズレ という概念を払拭しよう。
合うべきコスメへ一歩近づく、そんな感覚で自分に合ったスキンケアを見つけよう。健闘を祈る。