私たちがお肌に求める事は、毛穴が目立ちにくい、陶器のようなフラットでキメの細かな状態。
これに合わせて、弾けるぐらいの水分量でぷりぷりと弾力を持ち、艶もあれば最高。
そんなお肌を目指して目指して目指して。
コスメに課金しエステにも行く、が一向に肌が変わらない・コンディションがすぐに崩れてしまう私たちへ。
今回は、毛穴・生理前のニキビ・所々の乾燥・所々の皮脂過多に悩み続けた私が辿り着いた、今すぐ見直すべきスキンケアについてまとめる。
まずは肌トラブルのメカニズムについて知る
繰り返す肌悩み、何故起きるのかをまず知ることから始めよう。
闇雲にコスメを使い倒し、何を使っても改善されない、というのは無駄に遠回りしている証拠!
自分に今起きている肌トラブルを改善するには、まず何が原因であるかを考えることから始めよう。
毛穴が気になる、ではどう気になるのか?
詰まっているのか?開いているのか?詰まっているならどんな風に詰まっているか?
肌が乾燥しているから油分を与えればいいや、毛穴が詰まっているからスクラブでとればいいや、というのは単なる対応策。
そもそも乾燥しないお肌を作らなければ、詰まらせない肌を作らなければ、ずっとずっと肌トラブルを改善する行為を繰り返すことになるだろう。
だからこそ私たちに出来る事とは、今、肌に悪影響を与えているかもしれない要因をまずは一つ一つ潰していくこと。
そして自分の肌を観察しながら何が正解なのかを突き止めていくこと、これに尽きる。
もはや何が原因なのか分からない!という方の為に、よくある・実際に自分がそうだった!
という肌トラブルのメカニズムについての事例を紹介する。
間違ったスキンケアが様々な肌トラブルを引き起こす?
化粧水も、乳液も、パックもクリームも、マッサージローラーも。
色々頑張っているのに、肌が改善しないどころか悪化してしまうのは、スキンケアのやりすぎ・間違ったスキンケアが原因の可能性が考えられる。
肌のたるみ・シワ・シミ・毛穴・乾燥 これら全てに当てはまる肌を傷める行為とは、ずばり肌への摩擦である。
洗顔等で肌をゴシゴシ擦る行為は肌の乾燥・シワ・毛穴を悪化させる
本来、人間のお肌には常在菌が存在する。
これによってお肌の水分と油分の状態が保たれ、皮膚のバリア機能を担っている。
そして新陳代謝によって汚れや垢は角質と共に自然と体外へ排出される、という仕組みが備わっている。
必要以上の肌の摩擦によって、これらの仕組みは簡単に破壊される!
マッサージローラー・カッサは肌のたるみを促進させる
顔の上をマッサージローラーで引き上げる・カッサでリンパマッサージ?ほぐす?
これらの行為は力加減によっては、肌のハリをぷるんとさせているコラーゲンの繊維を傷めてしまう行為につながる。
よって、肌のハリ感が損なわれてシワやたるみの原因に成り得る。
コラーゲン繊維は傷ついたら修復はされるけれども、加齢によって時間がかかる!
ベースメイクとクレンジングの相性が悪いのかも問題!
現代は、お肌を綺麗に見せる・崩れないベースメイクが当たり前。
その出来栄えはアプリ加工並みで、ちょっとの汗や皮脂で崩れる事を許さない。
実はこれ、裏を返すとクレンジングの種類によってはベースメイクが落ちていない可能性が考えられる。
特に注意したいのは、
- さらさらマット肌の皮脂崩れ防止系のベースメイクが定期
- お肌に負担をかけたくない・乾燥させないように、クレンジングはミルクやジェルを使ってる
という人。
もしかしたら、そのベースメイク、クレンジングで落ちていないかも?
これを繰り返すことによってどんどん毛穴が詰まるという悪循環になってない?
ずばり、私の間違ったスキンケアはこれでした。これによって本当に気付かないうちに毛穴が悪化しているという恐怖!
ターンオーバーの遅れ・加速によって肌トラブルを引き起こす?
ターンオーバーとは、お肌の古い細胞が剥がれ落ちて新しいお肌に生まれ変わるというメカニズム。
大体、四週間~六週間といわれ、加齢によって長くなる傾向にある。
しかし、間違ったスキンケアや生活習慣(睡眠不足・栄養の偏り・喫煙など)によって長くなったり短くなったりする。
- ターンオーバーが長くなると、角質が剥がれ落ちるスピードが落ち、古い角質が肌に留まったままの状態に。乾燥してゴワゴワして艶が無くなる。
さらに、ニキビ跡やシミの元となるメラニンも排出されずにニキビ跡・シミの原因にも。
- ターンオーバーが短すぎると、角質層が未熟なまま量産される。これによって、毛穴が詰まる=角栓が出来る原因に。
また、肌の内部の水分や栄養などが保てずバリア機能も低下。乾燥を招いて敏感肌へ。
ターンオーバーは自分でコントロール出来ないというのが厄介。
だから、なるべく優しく、間違ったスキンケア等で邪魔をせぬようサポートしてあげることが重要。
>>角栓はターンオーバーが早すぎるから?メカニズムと詳細はこちら
普段使っているクレンジングを見直す
毛穴悩みや乾燥が気になる肌へのおすすめのスキンケア方法は、まずクレンジングを油脂系のクレンジングオイルに切り替えることである。
油脂系クレンジングは天然由来のオイル成分を主成分として作られた上質なクレンジングオイルの事。
その特徴は、
- 主な代表オイル成分は、マカダミアナッツ油、コメヌカ油、オリーブ油、トウモロコシ胚芽油など
- 皮脂に似た成分で構成されているので毛穴の汚れとも混ざり合いやすい
- 肌負担が少なく、保湿力もありお肌の潤いをキープするので乾燥しない
- お肌の柔軟性を高めて、硬くゴワゴワと乾燥した毛穴の気になるお肌におすすめ
毛穴の目立たない、ぷりぷりのお肌は水分量の高い柔らかなお肌。
だから、毛穴が詰まったとしても排出しやすいから黒ずまない。
油脂系のクレンジングオイルは、保湿力&肌の柔軟性を高める効果でもっちりぷり肌を作る材料となるのだ。
>>油脂系クレンジングのメリット・デメリットについてはこちら
おすすめ油脂系クレンジング「魔女工房 ピュアクレンジングオイル」
構成成分の9割以上が天然由来で出来ている極上クレンジングオイル。
SNSでも人気で、韓国コスメといったら魔女工場、と言うほど。
お風呂の中でくるくるマッサージしてから、少量のお湯を足しながらしっかり乳化させる→流す というのがコツ。
毛穴の目立ちにくいなめらかでキメ細かな肌へ整えるためのクレンジングオイル。
魔女工房は油脂系クレンジングの中でも人気の一本!
毛穴の汚れもしっかり落ちて乾燥しない。
W洗顔不要!使い心地も良い。
スキンケアは肌トラブルに合わせて有効成分を選択
何かと肌トラブルを抱えている&エイジングケアも始めたい、綺麗なお肌を育てるためには有効成分が必須。
何かを改善したいならば、ただ保湿する、っていうだけのスキンケアからそろそろ脱却してみよう。
毛穴・乾燥・肌荒れが気になり、さらにエイジングケアを始めたい私が、実際に取り入れて良かった成分を以下に紹介する
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること
乾燥ループに終止符を打つセラミド
砂漠に水をいくら撒いてもすぐに乾くように、お肌も乾いた状態であれば保湿してもすぐに乾く。
必要なのは、乾かないようにする=お肌の水分をキープする力である。
それを担う役割をするのがセラミドと呼ばれる成分である。
- セラミドは人間の肌本来に存在する成分
- 肌表面にある角質細胞をつなぎ合わせる接着剤のような役割
- 水分を抱え込み、水分の蒸発を防いで肌の水分量を保持する
- 肌に存在するセラミドの量は人によって差異があり、また加齢とともに減少する
おすすめのセラミド美容液「エトヴォスモイスチャライジングセラム」
エトヴォスのセラミド美容液は、セラミドの中でも効果の高いヒト型セラミドを5種類も配合。
また、石油系界面活性剤・鉱物油・シリコン・タール色素・合成香料・パラベン・アルコールフリー。
使う度に潤い、肌の水分量をキープするから乾かない肌を目指すならこれ一択。
繰り返す乾燥・皮むけ・ゴワゴワ肌をつるんとするのは、セラミド一択
角栓が出来る仕組みに着目!グリシルグリシン
角栓とは、お風呂上りとかに鼻の毛穴の周りに詰まっている、あの、白く気になるもの。
気になるから擦る・取り除く・触る。これによってターンオーバーが乱れてしまい、正常でない未熟な角質が量産されてしまう。
これが詰まってまた角栓となるという無限ループには、グリシルグリシンという成分がおすすめ!
- グリシルグリシンには、肌荒れを予防しターンオーバーをサポートする働きをする
- さらに高い保湿効果も併せ持つ
- よって、毛穴の目立ちにくい滑らかな肌へ導く効果が期待できる
グリシルグリシン6%配合のおすすめ化粧水「トゥベールバランシングgaローション」
成分研究の専門家から生まれた化粧品「トゥベール」の化粧水が毛穴悩みに良い理由は、グリシルグリシンの他に毛穴に効果のある3つの有効成分を配合。
- アゼロイルジグリシンKには角質を柔らかくしてお肌を引き締める
- アロエベラ葉エキスにはターンオーバーをサポートし美肌に導く効果
- グリチルリチン酸2Kには肌荒れ防止効果あり
といったまさに毛穴が目立つ乾燥したお肌・肌荒れにおすすめの成分構成。
トゥベールの化粧水はさらっとしていて馴染みやすい!ただ保湿効果は低めのさっぱり感。
肌荒れ&美白※に効くビタミンC
ビタミンCは美肌への近道!
皮脂のバランスを整えて肌荒れにも、しみソバカスにも効果※があるから使わない手は無い。
- ビタミンCには、肌荒れ・毛穴目立ち原因となる皮脂のバランスを整える
- また、メラニンの生成を抑える働きがあり、シミ・ソバカス予防効果が期待できる
また、ビタミンCは紫外線ダメージをから肌を守る役割を持つことから、朝、紫外線を浴びる前に使うとさらに効果的!
*メラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐ(薬用化粧品に有効成分として配合される場合)
おすすめのビタミンC美容液「ドクターケイのコントロールエッセンス」
30年以上という長い年月をかけて毛穴の事を研究し尽くしたドクターズコスメ、ドクターケイ。
その中でも人気の美容液「コントロールエッセンス」は、毛穴悩みの原因である皮脂・角質・ハリ感の低下に着目し、様々な角度から徹底的にケア。
- 皮脂のバランスを整え潤いを与えることにより、皮脂による毛穴の開きを目立たなくさせる
- 毛穴が目立つ原因の一つであるハリ感の低下に着目し、肌をふっくらとさせる
- 肌の角質の排出を促し、角質によってザラついた毛穴をクリアに
毛穴悩みをサポートするお守り的美容液。
さらっとした使い心地肌のキメまで整うから病みつきになる。。。
お肌のハリ感アップにはレチノール
これからエイジングケアをしようと思っている人に、取り入れてほしいのがレチノールという成分。
レチノールを塗り続けたお肌とそうでないお肌は、お肌のハリ感・シワの数に決定的な違いが出ると、皮膚科医も推奨する成分。
- レチノールの主な効果は乾燥による小じわを目立たなくさせお肌のキメを整える
- 肌のコラーゲンの生成をサポートし、これによってお肌のハリ感がアップ
また、レチノールは非常に効果的な成分である反面、敏感肌にはやや刺激が見られることも。
初めての使用は、一日置き・量を少なくし、様子を見ながら徐々に塗る頻度・量を増やしていこう。
おすすめレチノール美容液は「キールズ レチノール リニューイング セラム」
レチノールのデメリットでもある刺激性を独自の技術でとことんカバー。
敏感肌でも使いやすい、というコンセプトが敏感肌勢に人気。
レチノールの他に、美白効果※のある「ナイアシンアミド」や保湿効果の高い「セラミド」もしっかり配合。
もっちり艶肌になれるのはキールズ一択。
キールズのレチノールはなめらかなクリームが肌に馴染みやすく、保湿力もまずまず。
使ったそばから、もっちりツヤ肌に。。。
*メラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐ
酸化亜鉛フリーで詰まらせないベースメイクにシフト
スキンケアも大事だけれど、日頃のベースメイクが最も重要!
何故かというと、ベースメイク(日焼け止め下地・ファンデ)に含まれるアイテムには、人によっては毛穴に詰まりやすい成分が含まれているから。
その成分の一つが「酸化亜鉛」というもの。
- 酸化亜鉛とは日焼け止め下地に含まれる紫外線防止効果のある成分
- また、皮脂と結合し、皮脂を固化してテカリを防止する効果があるので化粧崩れしにくい
- しかし、皮脂を固化する作用があるという面は逆を言うと、固まった皮脂が毛穴の外に排出しずらくなるというデメリットにも成り得る。
結果、肌質によっては固化した皮脂が毛穴に詰まる可能性が考えられ、これがきちんとクレンジングでオフ出来ないと、角栓や黒ずみ・ニキビの原因にも。
だから、毛穴の詰まりやすい人や毛穴で悩んでいる人は、酸化亜鉛を避けてみるのも一つの手。
おすすめの酸化亜鉛フリー日焼け止め下地「ドクターケイ薬用CリンクルホワイトUV」
美白※1&毛穴ケア・日焼け止め効果&化粧下地効果を兼ねそろえた高機能UVで、紫外線予防だけでなくスキンケアも出来ると言う点から愛用者が多発。
七種のビタミン※(整肌成分)・ナイアシンアミド(有効成分)を配合し、毛穴が目立ちにくいきめ細やかな肌へと導く効果も期待できる。
仕上がりも申し分なく、一日中フラットでさらさらなお肌が続いて、メイクがよれることが無い。
酸化亜鉛フリーで肌に優しい+ビタミンCで毛穴ケア!
しかも崩れないし、SPL50+PA+++で紫外線防止効果もぬかりなし!
※ナイアシンアミド、リン酸アスコルビルMg、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸レチノール、HClピリドキシン、シアノコバラミン、天然ビタミンE
※1メラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐ
毒:生活の中から精製された白砂糖を排除(制限)する
砂糖は悪。お肌に本当に毒。知らない人多いから知ってほしい。
- WHOが発表する砂糖の摂取量目安は「スティックシュガー8本分」「角砂糖5個分」まで
- コーラ一本(500ml)では角砂糖が15個も、アウト
- 目安以上に砂糖を過剰摂取すると、処理できなくなった糖分がタンパク質と結びつき、AGEs(エイジス)という悪玉物質誕生
- AGEsは、肌のコラーゲンを破壊=ハリ感低下、シワが出来やすくなる
- AGEsによって毛細血管も損傷し、お肌に栄養が行き届かず新陳代謝が低下
- お肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーが乱れる原因に
よって肌がくすむ・しわが増える・毛穴が黒ずむ・ニキビが出来る・シミが出来るという負のスパイラルに陥る!
さらに、お肌の健康や粘膜に欠かせない重要な栄養素ビタミンB1が砂糖を分解するために大量消費される罠も。
ケーキもチョコも大好きだから排除はむり。だから週一だけ。
という制限をかけることで、お肌のくすみも良くなって、週一のケーキがより美味しく感じるという一石二鳥。
結論:毛穴レスぷりつや肌は作れる
インスタグラマーが使っているから同じコスメが欲しい!人気の美容液を試したい!
自分が抱えている肌トラブル以前に、コスメ選びの肝は何が欲しいか。という選択基準になっている私たちへ。
今自分の肌に何が必要で何が不要なのか。何が原因で肌トラブルは起きているのか。
これらを精査すると、必然的に自分に必要なスキンケア方法やコスメが見えてくる。
毛穴レスぷりつや肌は努力次第で作れる。健闘を祈る。