ドクターウーといえば、台湾発のドクターズコスメでSNSでも注目を集めているブランド。特に代表的なのが、角質ケアができるマンデル酸や、使い心地が良すぎると話題のサンスクリーンだ。
ドクターウーのサンスクリーンには全部で4種類もあり、好みや使用シーンに合わせて選ぶことができるのも人気の理由!
今回はそんなドクターウーのサンスクリーンシリーズの中でも、敏感肌に使いやすい紫外線吸収剤不使用でノンケミカル処方のサンスクリーン+ミネラル。
そんなドクターウーサンスクリーン+ミネラルの効果や使用感など徹底レビューしていきたい。
ドクターウーのサンスクリーンモイスト(色付き)はずっとリピート中。今回は初めてのミネラルタイプをレビュー!
ドクターウーサンスクリーン+ミネラルの日焼け止めはなにが良い?
*¹日焼けによるシミ、そばかす *²*³保湿成分
紫外線吸収剤不使用だから日焼け止めが刺激に感じやすい敏感肌に使いやすいのが一番の魅力!
ドクターウーサンスクリーン+ミネラルの日焼け止めの成分解析
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商品名 | ドクターウー サンスクリーン+ミネラル<日焼け止め> |
UV値 | SPF50+ / PA++++ |
内容量 | 35ml |
全成分 | 水、酸化チタン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、 プロパンジオール、BG、アクリレーツコポリマー、 ナイアシンアミド、1,2-ヘキサンジオール、グリセリン、 ポリヒドロキシステアリン酸、シクロヘキサシロキサン、 ペンチレングリコール、ポリメチルシルセスキオキサン、 アルミナ、ステアリン酸、 (アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、 ポリアクリレートクロスポリマー-6、 ポリアクリロイルジメチルタウリンNa、 ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、 エチルヘキシルグリセリン、アデノシン、t-ブタノール、 マデカッソシド、トコフェロール、アンザンジュエキス |
説明 | 紫外線吸収剤を使わず、従来品よりもさらに低刺激処方の日焼け止め。 小さなお子様(3歳以上推奨)にも安心してご使用いただけます。 ツボクサ*1や復活草*2などの天然由来成分も配合。 長時間、日焼けや乾燥からお肌を守り、シミ・そばかす*3を防ぎます。 |
青色ラインは水溶性保湿成分・太字は油性のエモリエント効果(肌の水分蒸発を防いでうるおいを保ち肌を柔らかくする)のある成分!赤色ラインは肌荒れ防止効果やキメを整えるなどの効果が期待できる成分!
その他は増粘剤や乳化剤・安定剤や紫外線防止成分などの成分!
酸化亜鉛フリーで毛穴が詰まりにくい
酸化亜鉛は日焼け止めには紫外線散乱剤として入っている成分で、皮脂を固めて肌表面をさらさらに保つという特徴もあり、化粧崩れを防ぐ化粧下地などにも配合されていることが多い。
その皮脂を固めてさらさらに保つという特徴が、毛穴に詰まる原因となることも!毛穴詰まりが気になる人が、酸化亜鉛フリーを選ぶようにしたら気にならなくなったといった声もあることで毛穴詰まりにはぜひ試してほしいのが酸化亜鉛フリーのアイテム。
酸化亜鉛フリーと毛穴詰まりのメカニズム
酸化亜鉛とは、紫外線散乱剤の一つ。
紫外線吸収剤に比べると刺激が少ないと言われている成分であるが、肌質によっては合わないというケースも。
- 酸化亜鉛は皮脂を吸着してテカりにくくする働きを持つ
- 皮脂を吸着=固めてしまうということ
- 皮脂が固まると毛穴に詰まりやすくなる
- 毛穴に詰まった皮脂の固まりは洗浄力の強いクレンジングでしっかりオフする必要がある
- マイルドなクレンジングでは落ちにくい場合も
- オフできないと、酸化が進み毛穴の黒ずみの原因にも
酸化亜鉛フリーについての詳細やメリット・デメリットについてはこちらをクリック!
ノンケミカル処方だから敏感肌におすすめ!
ノンケミカル処方とは、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのことを指す。
紫外線吸収剤とは、紫外線を化学的に吸収して熱などの別のエネルギーに変換させることで、紫外線が肌へ浸透することを防ぐ働きを持っている。この紫外線を吸収し、別のエネルギーに変えて放散する際に刺激となり、肌の負担となってしまうおそれがある為、敏感肌にとっては刺激になることも。
だから敏感肌の方は、紫外線吸収剤不使用の「ノンケミカル処方」や「紫外線吸収剤フリー」と謳っている日焼け止めを選ぶのがおすすめ。
ノンケミカルかつ酸化亜鉛フリーは珍しい
ノンケミカルとなると紫外線防御効果が低くなる為に、酸化チタンに併せて紫外線散乱剤かつ紫外線防御効果の高い酸化亜鉛が配合されていることが殆ど。
ドクターウーのサンスクリーン+ミネラルは酸化亜鉛フリーなのにノンケミカル処方かつSPF50+ / PA++++と紫外線防御効果が高い!
逆に酸化チタンだけで高UV値を出すにはたくさん入れる必要があるので白浮きしやすくはなる。。
天然由来成分で肌にも優しい使い心地
ツボクサや復活草といった2つの天然由来の成分を使用していることで、肌荒れもケアしながら紫外線対策が出来るのが特徴の一つ!
ツボクサは、韓国スキンケアに良く使用されるCICAの一種でマデカッソシドとも言い、主に肌荒れ防止効果やキメを整える整肌成分として配合されている。
一方、復活草のアンザンジュエキスは、奇跡の生命力を持つものとしても知られており、
砂漠に生息する植物で、水なしで何十年も生き伸びることができるのだそう。
一見枯れたように見えても水をかけると、復活することから復活草と呼ばれている。
この2つの天然由来成分で、肌をしっとり潤しながら紫外線よるダメージをケアするという相乗効果が実現!
日焼け止めらしくない使用感
ドクターウーのサンスクリーンと言えば、日焼け止めっぽさはない美容液感覚で使用できる使い心地の良さで支持されている。
このミネラルは他のタイプと含まれている保湿成分に違いはあるものの、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルやBG、ナイアシンアミドなど保湿に優れている成分が含まれていることでスキンケアアイテムのような使い心地と保湿感を実現。
ナイアシンアミドは、敏感肌でも使用しやすいのも特徴!また、セラミドを合成する効果もあり、肌の細胞間にある水分を抱え込み、逃がさないようにキープする役割も。
総評:ドクターウーの日焼け止めの中では低刺激!
同じドクターウーサンスクリーンシリーズの中でも、低刺激処方に注力した日焼け止め。
天然由来成分や天然の鉱物を使用。
さらに、ノンケミカル処方で紫外線吸収剤が合わないといった人でも使用できる点が敏感肌には嬉しいポイント。
ドクターウーサンスクリーン+ミネラルのSNSや口コミサイトでの評判!
ドクターウーの色付きの口コミはSNSでも豊富であるがミネラルタイプは少ない!まだ発掘されていない隠れた名品なのかもしれない。
良い!高評価の口コミ
@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったポジティブな声を以下にピックアップしました。
低刺激性かつみずみずしい使用感で日焼け止め嫌いにも使いやすい!
微妙!低評価の口コミ
@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったネガティブな声を以下にピックアップしました。
散乱剤である酸化チタンのみで紫外線防止効果を高めようとするとどうしてもたくさん入れなければならないことで白浮きしやすい。。。
口コミを元に実際にドクターウーサンスクリーン+ミネラルをレビュー
普段はドクターウーの中でも色付きで肌色補正機能が付いているサンスクリーンモイスト(色付き)を良く使用しているが、敏感肌には紫外線吸収剤が懸念であるという声をいただき今回初レビュー。
香りは?
無香料。他のドクターウーの日焼止めには精油が配合されていることによって香りが付いているがこちらは敏感肌に特化!肌への刺激を排除している。香りがないから、香りに敏感な人でも使いやすい。
テクスチャー・肌馴染みは?
みずみずしくジェル近いテクスチャーで伸びが良い◎肌に伸ばすと、溶け込むようになじむ。日焼け止めっぽくないスキンケア感覚で使える使用感。
色味は?
酸化チタンが多め配合なので白浮きがやや気になった。
肌が元々色白寄りなら気にならないが、肌色によって色味が合わない場合もあるかも。
保湿力は?
さすが、ドクターウーサンスクリーンの保湿力。
しっとりするのに、嫌なべたつきはなく重さも感じない。保湿力は十分。
ツヤは?カバー力は?
ほどよいツヤ感でそこまで強いわけでない。色味はないので、カバー力は感じられないが、白くなりやすいのでいい意味でトーンアップ効果はあるのかも。うるおった肌に仕上がるので自然なツヤも出て素肌がきれいに見えた。
持ちは?
少量でも伸びが良いので、そこまで悪くはなさそう。
顔だけなら、2~3ヶ月。全身に使用ならば、1ヶ月は使用できそう◎
使って分かった!ドクターウーサンスクリーン+ミネラルのメリットデメリット
デメリットは白浮きと価格の高さ!内容と使い心地は◎
ドクターウーサンスクリーン+ミネラルはこんな人におすすめ!
- 超敏感肌、乾燥肌の人
- ノンケミカル処方の日焼け止めを探している人
- ミネラルで優しい使い心地を追求する人
- 肌に優しい日焼け止めを探している人
- 毛穴詰まりが気になる人
ノンケミカル処方かつ酸化亜鉛フリーを探している人にはぴったり。
逆にドクターウーサンスクリーン+ミネラルがおすすめじゃない人は?
- オイリー肌、ニキビができやすい人
- 白浮きが気になる人
- 成分よりも価格重視の人
脂性肌や皮脂テカ肌には皮脂を抑える効果が無いので崩れやすくなるかも
ドクターウーサンスクリーン+ミネラルの使い方や順番!
洗顔→お使いのスキンケア(化粧水~美容液~乳液)→ドクターウーサンスクリーン+ミネラル→コンシーラーやファンデーションなど
- 朝のみいつものスキンケアの最後に使用
- 適量をムラなく顔や体に塗り広げる
- 脂性肌や脂浮きが気になる人は乳液を省いても良いかも
白浮きしやすいので量は少しずつ出して様子を見ながら使うべし。
白浮きしたくない人はこっちがおすすめ
どう違う?ドクターウーの他の日焼け止めとの比較!
色付きか色無しかの2タイプが主流であるが、2021年にはウォータープルーフタイプのエクストリームと紫外線吸収剤不使用のミネラルタイプが新登場!
それぞれのメ使用感の特徴は下記の通り。
- モイストー肌馴染みに優れるみずみずしいテクスチャー!
- モイスト(色付き)ーモイストにベージュカラーを足したもの。ノーファンデに◎
- ミネラルー紫外線吸収剤フリーで超敏感肌向け!酸化チタン多めで白浮きしやすい
- エクストリームーウォータープルーフで落ちにくさ一位!酸化亜鉛配合で毛穴負担アリ△
個人的にはモイストの色付きが推し!使用感・カバー力共バランスがとれてるし白浮きしにくいのも使いやすい。
結論:敏感肌でもしっかりUV対策したいならこれ
個人的には肌色補正や脱ファンデに向いているサンスクリーンモイスト(色付き)が好きで推しているが、紫外線吸収剤が含まれていたり香りが付いているので、香りが嫌だったり紫外線吸収剤で荒れてしまう超敏感肌には、あまりおすすめしにくいのが現実。
そんなドクターウーの日焼け止めの中ではおそらく最も低刺激性なのがドクターウーサンスクリーン+ミネラル。敏感肌だったり、子供と使いたい方にはこちらをぜひためしてほしい。日焼け止め選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。