一年中降り注いでいると言われている紫外線、米国皮膚科学会では老化の80%は紫外線による影響だと考えられている。健やかな美肌を保つためにも、紫外線対策は不可欠!
近年は皮膚科医や専門家が監修や開発をしているドクターズコスメも以前よりも市場が増え、身近に感じられるようになっている中、美容大国でお馴染み台湾発のドクターズコスメが日本に上陸し注目を集めている。今回紹介するのは、敏感肌研究からうまれたドクターウーシリーズの中でも人気の高いサンスクリーン+モイスト。
その効果や使用感など徹底レビューしていきたい。
ドクターウーの日焼け止めは個人的コスメの一軍に位置!いつもは色付きを使用しているが、今回は色無しについて初レビュー!
ドクターウー日焼け止め:色なしはなぜ人気?
驚いたのは日焼け止め特有の重さがなくみずみずしく軽い付け心地!美容液感覚で使用でき、肌ストレスがゼロなのにしっかり紫外線カットできる優れもの。
色がついていないタイプなので、白浮きせずに肌になじんでほどよいツヤ感も感じられるのが推せる。顔だけではなく、全身に使用できるのもポイントであるが量が少なくやや高いので個人的には顔にのみ塗る。
*¹セラミドNS、セラミドAP、セラミドAS、セラミドNP、セラミドEOP*²ヒアルロン酸Na
日焼け止め独特の白浮き・きしみといった使いにくさがゼロ。スキンケアに近い使用感が人気!
ドクターウー日焼け止め:色なしの成分解析
>>スライドで全表示
商品名 | ドクターウーサンスクリーン+モイスト<日焼け止め> |
内容量 | 35ml |
全成分 | 水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ホモサレート、 サリチル酸エチルヘキシル、ペンチレングリコール、メチルプロパンジオール、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、 カプリリルメチコン、酸化チタン、イソノナン酸イソノニル、 エチルヘキシルトリアゾン、 (メタクリル酸ラウリル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、 (アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、 (アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、 フェノキシエタノール、シクロペンタシロキサン、イソヘキサデカン、 イソステアリン酸ソルビタン、水酸化Al、ステアリン酸、酢酸トコフェロール、アラントイン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、 ポリソルベート80、エチルヘキシルグリセリン、キサンタンガム、BG、 オレンジ果皮油、オレイン酸ソルビタン、BHT、ニオイテンジクアオイ花油、 ラベンダー油、アミリスバルサミフェラ樹皮油、ハッカ葉油、 ティーツリー葉油、ユーカリ葉油、グレープフルーツ果皮油、 ビオサッカリドガム-4、ヒアルロン酸Na、ジュニペルスメキシカナ油、 ベルガモット果実油、ニュウコウジュ油、トコフェロール、カンゾウ根エキス、水添レシチン、ダイズステロール、セラミドNS、セラミドAP、セラミドAS、 セラミドNP、セラミドEOP |
説明 | サラッとしていて白浮きなし、保湿もできる日焼け止め. 長時間、日焼けや乾燥からお肌を守り、シミ・そばかす*を防ぎます。 日焼け止め成分だけでなく、保湿成分ヒアルロン酸や数種類のセラミドを 贅沢に配合。 ラベンダーやゼラニウム、ティーツリーオイルなど数種類の精油を 組み合わせた、やさしく落ち着いた香り |
青色ラインは水溶性保湿成分・太字は油性のエモリエント効果(肌の水分蒸発を防いでうるおいを保ち肌を柔らかくする)のある成分!赤色ラインは肌荒れ防止効果やキメを整えるなどの効果が期待できる成分!
その他は増粘剤や乳化剤・安定剤や紫外線防止成分などの成分!
肌のうるおいを保つヒト型セラミドが5種類も配合
セラミドとはもともと人間の肌に存在する保湿因子。肌の保湿を保つだけではなく、アレルゲンやウイルスが体内に侵入するのを防ぐバリア機能も担っており、このセラミドが不足すると、肌の水分が失われ乾燥につながり様々な肌トラブルの要因にもなりうる。
そんな重要な役割を持つセラミドには様々な種類が存在している。ヒト型セラミド、動物性セラミド、植物性セラミド、合成セラミドなど。この中でもヒト型セラミドは、われわれ人間が持っているものとほぼ同等の構成を持つもの。だから、他のセラミドとは異なり肌へのなじみが良く保湿力が高い特徴がある。
ドクターウー日焼け止めにはこのヒト型セラミドが5種類も配合されていることによって、肌なじみが良く保湿力に優れた日焼け止めを実現しているのだ。
私たちの肌に存在するセラミドも種類がさまざま、だから一種類よりも複数種類取り入れる方が効果的に肌の潤いがキープされる!
ヒアルロン酸で肌のうるおい持続
もはや今の時代、化粧品に配合されているのは当たり前にも感じてしまう成分でもあるが、ヒアルロン酸は肌質を問わない保湿成分である。だから、乾燥肌はもちろん混合肌の人でも使用できる。ヒアルロン酸は、わずかな少量でも抱え込める水分量が多いため、長時間うるおいで満たしてくれるのが特徴。
日焼け止めらしくないなめらかなテクスチャーなのも、うるおい効果の高い成分をうまく組み合わせているからである。
酸化亜鉛不使用で詰まりにくい!
酸化亜鉛は日焼け止めに配合されている紫外線散乱剤として入っている成分で、紫外線をエネルギーに変換してブロックする紫外線吸収剤よりも刺激が少ないことでノンケミカルアイテムには散乱剤である酸化亜鉛が多用されている。
しかし、粉体成分であることから肌に塗ったときに白っぽく見えたり、きしみ感がでやすいものも。逆に紫外線吸収剤はみずみずしい塗り心地が特徴。
また、酸化亜鉛には皮脂を固めて肌表面をさらさらに保つという特徴もあり、化粧崩れを防ぐ効果に優れる反面、皮脂を固めてさらさらに保つという特徴が、毛穴に詰まる原因となることも。全ての人に当てはまるというわけではないが、使用感を重視する人や毛穴が詰まりやすい人は避けたい成分なのが酸化亜鉛である。
ドクターウーの日焼け止めは酸化亜鉛フリーであることから毛穴が詰まりにくいとして人気!
5つのフリーで敏感肌さんにも
ドクターウーの製品には共通して合成香料、合成着色料、アルコール、パラベン、動物性原料が配合されていない。皮膚の専門家が40年以上の経験や皮膚組織構造の研究から5つの無添加を商品開発の基準として設けて商品開発を行っている。
これは敏感肌でも使用できる化粧品作りをコンセプトにしているからである。
敏感肌を謳う製品はたくさんあるが、ドクターウーは皮膚科医が長い年月研究を重ね開発した製品なので、信頼をおいている人も多い。
保湿以外の成分にも注目!
保湿成分以外にも、酢酸トコフェロールやアラントインなど肌を整える成分が配合されているのが特徴の一つ!
- 酢酸トコフェロールー皮脂が酸化する事で起きる肌荒れ予防に貢献する成分
- アラントインー肌荒れを予防し健やかな肌に保つ役割
肌を健やかに整えて、美肌づくりにも欠かせない成分の配合は嬉しい。日焼け止め兼スキンケアを兼ねる成分構成が良い!
グリセリンフリーでグリセリンが苦手な人にも!
近年、保湿成分の一つであるグリセリンを排除する「グリセリンフリー」という言葉が定着しつつある。
グリセリンは決して肌に悪い成分では無く、むしろ保湿力に優れた成分だ。しかし、ある種の肌によってはグリセリンが合わないという声もあり、近年グリセリンフリーの需要が高まってきている。
出典:サティス製薬
だから最近流行っているのがグリセリンフリーというワード。
ただ、グリセリンフリーにもメリット、デメリットはあるよ。詳しくはこちらをクリック!
総評:保湿力に優れる美容液感覚の日焼け止め
とにかく保湿力に優れるヒアルロン酸や5種類ものセラミドで角層をうるおいで満たし、ふっくらとしたキメの整った肌に見せてくれる。スキンケア効果の高い保湿以外の成分も含まれているから、美容液感覚で使用できるのが特徴。
日焼け止めの概念を覆すような軽い付け心地で肌ストレスを感じさせない日焼け止めだ。
ドクターウー日焼け止め:色なしのSNSや口コミサイトでの評判!
DR.WU(ドクターウー)の日焼け止め2種類、どちらも艶感すごい💡
— ね子 (@22_22222_) October 28, 2022
写真だと分かりにくいけど手の甲左側が水色、右側がオレンジ色の商品。
よく伸びる、キシキシ感少ない、塗った後肌がモチッとするのが良い!カバー力が高いというよりツヤ感で毛穴が目立たなくなる気がする。これはリピ決定! pic.twitter.com/WDcYbvxDv5
2本目突入しました。ドクターウーちゃんの日焼け止め。わたしは色なしを愛用してます。ヒアルロン酸やセラミド配合で保湿が叶うし、キシキシしないし、白浮きしないし、みずみずしくて軽いし、日焼け止め特有の香りが気にならなくて、むしろ精油の香りがほんのり🌿🌿 SPF50+ PA+++でっす! pic.twitter.com/ur8Tv6Fflp
— SHOKO (@shokommr) May 22, 2021
春くらいに色付きタイプがバズってた、DR.WU(ドクターウー)の日焼け止めを愛用中🍑
— たらコス/残業代をコスメに注ぎ込む夫 (@tara_cosme12) December 6, 2022
台湾発の敏感肌コスメなだけあってかなり使いやすい☺️
伸ばすとベタベタしないのに自然なツヤがでるんよ!
トーンアップはしないけど、保湿力があってこれからの乾燥時期にかなり需要高まりそう🥰#プレゼント pic.twitter.com/ErcdfoZLud
ドクターウー日焼け止めやはりこれめちゃ良いゾ。乾燥しない。メイクの邪魔もせん。お顔はこれでいこうかね。ちょっと高いから顔だけ。 pic.twitter.com/HjdDs9Dy9H
— 30代ちゃん👩🏻 (@woman_from30) May 9, 2022
バズっていた?ドクターウー @drwu_japan の日焼け止め
— ぽんず (@skincareponzu8) June 26, 2022
この間のメガ割最終日にはもう色無ししか無かった😂
人気なだけあって、みずみずしくてとっても良い!重ねてもヨレないしその上に重ねるファンデにも響きにくいのが優秀!
色付きも欲しいけど次のメガ割は9月?😂
キャップは反射するので pic.twitter.com/kuJDPmZkA7
DR.WU(ドクターウー)
— こときゃん (@cotton1628) July 22, 2022
サンスクリーン+モイスト<日焼け止め>
35ml SPF50+ / PA+++
DR.WUは、台湾NO.1のドクターズコスメブランド。
ここまでみずみずしい日焼け止めは初めてで衝撃!
下地としても使えて最高💗 pic.twitter.com/7cMtjtqNgz
あとドクター・ウーの日焼け止めも気になる。グリセリンと酸化亜鉛なしで、シクロペンタシロキサンは入ってるけど真ん中より下だから量は少ないのかな〜。セラミド入ってるのがやっぱりいいよね〜。#Qoo10メガ割 #メガ割 pic.twitter.com/YkIagbyTHW
— 高坂文子 (@qpiixiiqp) November 23, 2022
保湿力とツヤ!脂性肌よりも乾燥肌に定評アリ!
良い!高評価の口コミ
@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったポジティブな声を以下にピックアップしました。
日焼け止め嫌いにこそ使ってほしい名品!
微妙!低評価の口コミ
@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったネガティブな声を以下にピックアップしました。
個人的には香りは好きだが、価格が高め設定なのが痛手・・・!
口コミを元に実際にドクターウー日焼け止め:色なしをレビュー
ドクターウーの日焼け止めには、肌色補正をしてくれる色付きタイプもあるが、カバー力を求めない方には色なしがおすすめ。
テクスチャーや使用感について実際にレビューしていく。
香りは?
香りはラベンダーやゼラニウム、ベルガモットなど数種類の精油を組み合わせたリラックスできるような香り。そこまで強く感じる香りではない。むしろいい匂い。
しかし、人によっては苦手という声も。
テクスチャー・肌馴染みは?
日焼け止めとは思わせないくらいみずみずしいテクスチャー。乳液とジェルの間の質感で肌に伸ばすと、溶け込むように馴染んできちんと塗れているのか不安になるほどスルスル伸びる。
日焼け止め特有の皮膜感やキシキシした重さを感じないストレスフリー。白浮きもほぼなく素肌がツヤっぽくきれいに見えた。
色味は?
手に取ったときは、乳液のような乳白色。しかし、肌に伸ばすと色味は感じず、肌に溶け込むように馴染み白っぽさは感じなかった。
保湿力は?
塗り心地はみずみずしいのに、うるおいの膜でパックされているかのようにしっとり仕上がっていることに驚いた。日焼け止めというよりかは、保湿美容液に近いうるおい感。
オイリー肌の方には少々テカリが気になるかも。一度ティッシュで余分な油分をオフするとちょうど良いかも◎
ツヤは?カバー力は
ツヤツヤな仕上がり◎うるおいのヴェールで包まれているかのようなツヤ感で、肌がきれいに見えるのだ。
色がついていないので、カバー力には期待できないが自然な透明感のある素肌に。カバー力や肌の色ムラを補正したいという人には向いていない。
持ちは?
伸びがいいので少量でも済みそうだが、日焼け止め効果を発揮するにはしっかりとした量が必要だ。
毎日顔だけの使用なら、1ヶ月半から2ヶ月は持つ。悪くも良くもなく一般的だと思う。
化粧持ちは?崩れは?
下地としても使用できるので、気になるのが化粧持ちの良さ。
乾燥の気になる時期は、これ1本でも十分といえるが、汗や皮脂が気になる真夏は化粧崩れ防止に特化した下地との併用がおすすめだ。乾燥による化粧崩れが気になる人は、しっとり感が持続するので化粧持ちは良い。
使って分かった!ドクターウー日焼け止め:色なしのメリットデメリット
時間が経って肌がパサつくという事態にはならず。どちらかというと乾燥肌向けではある。
ドクターウー日焼け止め:色なしはこんな人におすすめ!
- 肌に優しい処方の日焼け止めを探している人
- 高いUVカット効果を求める人
- ツヤのある仕上がりが好みな人
- スキンケア効果を求める人
- 日中の乾燥が気になる人
- 化粧のりがイマイチだと感じる人
乾燥してファンデやコントロールカラーがもたつく、という人は下地にこれを仕込んでほしい。つるっとなめらかに整う効果も。
逆にドクターウー日焼け止め:色なしがおすすめじゃない人は?
- ツヤっぽい仕上がりが好みではない人
- 脂性肌の人
- ノンケミカル処方の日焼け止めを求める人
- しっとりするよりさらさらな仕上がりが好みな人
さらさらマットが好みの方には使いにくい!ツヤ・保湿力がテカリになる場合も。
ドクターウー日焼け止め:色なしの使い方や順番!
洗顔→お使いのスキンケア(化粧水~美容液~乳液)→ドクターウーサンスクリーン+モイスト→コンシーラーやファンデーションなど
- 朝のみいつものスキンケアの最後に使用
- 適量をムラなく顔や体に塗り広げる
- 脂性肌や脂浮きが気になる人は余分な油分をティッシュでオフすると◎
カバー力が無いのでノーファンデ下地を求める方は同じドクターウーの日焼け止めでも色付きがおすすめです。
ノーファンデにドクターウーの日焼け止めの色付きを
結論:日焼け止めの中ではクオリティの高いドクターウー推し
日焼け止め、というよりも使用感と成分を見るとスキンケア効果を兼ねる優れもの。透明度の高い仕上がりとツヤ、みずみずしく肌に溶けるような使い心地に今までのあのキシキシとした日焼け止めって一体何だったのだろうかと言う疑問を持ってしまった。
このドクターウーサンスクリーン+モイスト<日焼け止め>色無しは、その名の通り肌色補正効果は見込めない。カバー力を求めるなら色付きを買うべし。こちらはあくまでも、ファンデやコントロールカラーのノリを良くさせ潤いを保つ下地としての役割。もちろん、家で過ごす日や出かけない日はこれ一つでもOK.
ドクターウーの日焼け止めと使ったことの無い人に使ってほしい。きっとその使い心地に唸るはず。日焼け止め選びの参考になれば幸いである、健闘を祈る。