コスメの口コミサイトでは常にランキング入り、美容雑誌などのベストコスメも多数受賞してきた不動の人気のコスメデコルテのフェイスパウダー。
ブランドを代表するアイテムでもあるこのパウダーが2024年1月にリニューアル！
発売前からすでに話題になっており、幅広い世代から注目されている。
今回はそんなコスメデコルテのルースパウダーについて、リニューアルポイントやそれぞれの色、質感の違いを比較しながらレビューしていく。
コスデコパウダーが満を期してリニューアル！その使用感や選び方について徹底紐解き。
コスメデコルテ フェイスパウダーは何が良い？なぜ人気？
使ってみて人気の理由が分かった。仕上がりとキープ力に優れるから凄い。、
リニューアル！コスメデコルテ フェイスパウダーは何が変わった？
- 混ぜるほど輝きを増して透き通るという光の構造に着目し、毛穴、くすみ、色むらなど様々な肌悩みをカバーしてくれる
- カラー、質感のラインナップが6種類から9種類に増えて、より細かいニーズにも対応できるようになった
- 粉質が旧品より更にきめ細かくなりなめらかに伸び広がるようになった
- パフも刷新！ヒアルロン酸コーティングされ肌に刺激なくパウダーを均一に密着させてくれる
- パッケージが高級感溢れるローズプラチナカラーになりどんなシーンやインテリアにも馴染みやすくなった
粉のなめらかさがパワーアップ！！
成分はどう変わった？
リニューアルポイントである「肌の上で光を調合する」というのは「透明感コントロールカラー」と名付けられた窒化ホウ素・トリエチルヘキサノイン・グンジョウによるもの。
青と紫の光を選択的に取り込み、肌から出ていく色波長のバランスを透明感を感じられる色に調整する作用がある。
また保湿成分もより多く配合されている。マツリカ花エキス・レモン果実エキス・スクワラン・ダマスクバラ花エキスが粉体をコーティングしているため、パウダーでありながらしっとりとしたうるおいを感じるみずみずしさを実現している。
ツヤ感と極上なさらさら感に期待値が高まる！
結論！コスメデコルテ フェイスパウダーの色選びは？
| 種類 | 00 translucent | 01 crystal translucent | 02 lucent lilac | 03 luminous pink |
 |  |  |  | |
| 色味 |  |  |  |  |
| 質感 | ツヤ | イルミネイト ツヤ | セミツヤ | セミツヤ |
| パール | ほんのり | 有り | 無し | 有り |
| 仕上り | 透明感 ナチュラル | くすみ消し トーンアップ | くすみ消し 透明感 | くすみ消し 血色感 |
| 種類 | 04 shimmering ivory | 05 glowy tan | 06 nude matte beige | 07 nude matte snow | 101 harmony veil |
 |  |  |  |  | |
| 色味 |  |  |  |  |  |
| 質感 | セミツヤ | セミツヤ | セミマット | セミマット | セミツヤ |
| パール | ほんのり | 有り | 無し | 無し | 無し |
| 仕上り | ナチュラル トーンアップ | ヘルシーな 印象に | 均一で なめらか肌に | テカリ防止 クリアな肌に | くすみ消し 透明感 |
ツヤ系とマット系で大きく分けられるので、まずはツヤorマットどちらかお好みで選ぶのがおすすめ。更に色味はピンク・ベージュ・ライトベージュ・ラベンダーなどなりたい肌の雰囲気に合わせて選べる。自分の肌の色やイメージする肌に合わせてチョイスできるので、選ぶのも楽しみのひとつ。
崩れにくさで選ぶならどれがおすすめ？
どれも粉質が繊細でなめらかな質感なので肌への付きがよく、崩れにくさは旧品に比べて大幅にアップしている。保湿成分が贅沢に配合されているので、乾燥崩れとは無縁の仕上がり。
皮脂崩れが気になる人は、マット系がおすすめ。保湿感がありながらも表面はサラサラに整えてくれるので長時間涼しげな陶器肌をキープしてくれる。
イエベ・ブルべで選ぶならどれがおすすめ？
どれも色みはニュアンス程度で強く主張はしないので、イエベ・ブルベ関係なく好みで選んでも違和感なく使用できそう。強いて言うならば・・・
- イエベ向け
- ブルベ向け
- 00 translucent
- 01 crystal translucent
- 04 shimmering ivory
- 05 glowy tan
- 06 nude matte beige
- 02 lucent lilac
- 03 luminous pink
- 07 nude matte snow
- 101 harmony veil
ベージュ系はイエベの人に、ピンク・ホワイト系はブルベの人におすすめ。
ノ―ファンデ派に！カバー力で選ぶならどれがおすすめ？
セミツヤ質感の05とシースルーマットな06は他の色に比べるとベージュ系の色が出るタイプなので、ノーファンデ派の人もカバー力を感じられそう。
自然なツヤがあるほうが好みの人は05、毛穴レスなふんわり肌を目指す人は06がおすすめ。
ツヤ・ナチュラル感で選ぶならどれがおすすめ？
一番華やかなツヤと明るさが出るのは01。色は無色に近いライトベージュ。00も上品さのあるサテンのようなツヤ感で人気が高い。
ナチュラルで普段使いしやすいのは02～05のセミツヤの質感。自然なツヤっぽさはありつつも派手な印象にはならないのでシーンを問わず使える。
06・07はマットなのでツヤなしのフォギーな肌が好みの人におすすめ。
コスメデコルテ フェイスパウダーで一番人気は？
旧品で一番人気だった00がやはり人気が高いよう。程よいツヤ感と自然な明るさ、透明感を叶える万能カラー。
新しく登場した華やかなツヤ感の出る01はツヤ肌好きなひとから熱い支持を得ている。
また、4色がひとつになった101も目新しくパッケージも美しいため品薄になっているよう。
コスメデコルテ フェイスパウダーのそれぞれの特徴についてチェック！
ここからは種類別に詳しい特徴とおすすめの人について徹底解説していきます！
00（translucent）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- 既存色で一番人気の色。どんな場面にも馴染むナチュラルなツヤ感
- ほぼ無色でファンデーションの色はそのままに質感だけを調整してくれる
- 毛穴や色むらをぼかし、シームレスでなめらかなつるんとした肌に見せられる
- ほとんどわからないくらいの細かいパール感あり
- 肌に溶け込むようなしっとりとした保湿感のある粉質
パウダーでは色を乗せたくない人や、表面はサラッとさせながらナチュラルなツヤ感だけを纏いたい人に。
微細なパール感はあるがほとんどわからないため、仕事にプライベートに、どんな場面にでも使いやすい。旧品では一番人気というのも納得の万能カラーで、迷ったらまずこれを選んでみるのがおすすめ。
01（crystal translucent）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- 華やかでパッと目を引くオーラまとったようなツヤツヤの仕上がり
- くすみを飛ばしながら顔の凹凸を強調するパールで、立体感を演出してくれる
- シアーピンクのカラーがほんのりと上気したような血色を添えてくれる
- パウダーのみでしっかりツヤがでるのでハイライト要らず
- 濡れたようなツヤ感が出て手触りもしっとり。なのにベタつかず表面はサラサラ
「イルミネイトツヤ」の名の通り発光するような華やかなツヤが特徴。ベースメイクはとにかくツヤ命！な人にぴったり。
しっかり面で光るようなパールが感じられて顔の立体感まで演出。これひとつでハイライト要らずのツヤツヤ肌になれる。
ピンクとベージュが混ざり合ったようなカラーで、くすんだ肌トーンや血色感のなさを光で調整し肌印象をグレードアップ。
02（lucent lilac）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- 肌の曇りを払拭し透明感を演出するシアーなラベンダーカラー
- 場所やシーンを問わず使いやすいナチュラルなツヤ感が出せる
- 肌の黄みや顔色の悪さをカバーしながら明るく品のある顔立ちに見せられる
- 毛穴の凹凸感をカバーしながらしっとり馴染む高保湿な粉体
- 重ねても厚ぼったくならない滑らかでフィット感の高いパウダーで長時間崩れない
ブルーとピンクの良いとこ取りのラベンダーカラーで、肌本来の透明感を引き出しながら明るい血色感も出せる。
色はニュアンス程度なので、イエベ・ブルベ問わずどちらの人にもおすすめ。
粉っぽさとは無縁のしっとりした粉質で、ふんわりフォギーなツヤ感を纏えるのでナチュラルな素肌美人に見せたい人にも。
03（luminous pink）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- 明るく健康的なツヤ肌を叶えるパール入りのピンクカラー
- ほわっと内側から発光するような柔らかいツヤ感なのでTPO問わず使いやすい
- くすみや色むらなど肌のノイズを払拭しながらトーンアップしてくれる
- サラサラなのにしっとりする粉質でメイク持ちがよく時間が経っても乾燥しない
- メイク直しで使えば夕方のしぼんだお疲れ顔も一気にふっくら生き返る
くすみや顔色の悪さをカバーして、生き生きとした生命感溢れるツヤ肌に仕上げたい人におすすめ。パール感は控えめなのでギラギラするのは苦手という人も使いやすい。
トーンアップしすぎずに顔色は良く見せてくれるので夕方のメイク直しにもぴったり。粉質はしっとりしていて長時間かさつきなのない潤った美肌をキープしてくれる。
04（shimmering ivory）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- 肌色を均一に整えて自然にトーンアップしてくれる肌馴染み抜群のナチュラルベージュ
- よく見るとちらちらと輝く繊細でシマ―なパール感。ギラつかないので毎日使いやすい
- 色はほとんど出ない。ファンデーションの色やツヤ感を邪魔しない名脇役
- 元の肌トーンを問わずに馴染んでくれる万能カラー
- しっとり柔らかい粉質で崩れにくい。メイクしたての美しい状態をキープしてくれる
一日中くすまずナチュラルな明るさをキープしてくれる。また、うるおった素肌のような自然なツヤ感でパウダーなのにみずみずしく、乾燥肌さんには特に◎
パウダーに色はあまり求めていないけれど程よくトーンアップはさせたい人にもおすすめ。主張しすぎないパール感でクリアな肌印象をメイクし、健康的なツヤを演出してくれる。
05（glowy tan）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- ９種類の中では一番しっかりした発色のある色。カバー力高めのベージュ
- 白浮きせず、肌色を均一に整えながら色むらやくすみをカバーしてキメの整った美肌に見せてくれる
- ゴールド系のパールが肌に溶け込み健康的なツヤ肌に見せてくれる
- 見た目ほど濃い発色ではないが肌の色を整えてくれる効果が高いので、ノーファンデ派さんにもぴったり
- 保湿成分配合の粉体が見た目だけではない、しっとりなめらかな手触りまで実現
ツヤや透明感などの美肌見せ効果は欲しいけどトーンアップは不要、という人におすすめ。
見た目ほど濃く発色しないので肌トーンを選ばず使える。毛穴をフラットに整えながら色むらも均一にカバーしてくれる。下地とパウダーだけで過ごしたい人にも◎
あれこれ重ねなくても洗練された上品な印象の肌へ。
06（nude matte beige）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- サラサラマットで毛穴レス！なのに乾燥しないので肌質問わず使いやすい
- フラットでシームレスな陶器肌に整えてくれる補正力
- 見た目はベージュだが肌に乗せるとあまり色は感じないのでファンデーションの色を邪魔せず使える
- シースルーマットな質感で隠したい毛穴はカバーしつつも素肌が透ける今っぽい仕上がり
- きめ細かい粉体でふんわり肌にのり、優しい印象に見せてくれるがのっぺりとした印象にはならない
透けマットで赤ちゃんのようなすべすべの素肌感のある肌に仕上がる。マットではあるが粉体には保湿感があり冬でも乾燥を感じることなく快適に使用できるので、乾燥肌だけどマット肌が好きという人にもぴったり。
色はあまり乗らないのでファンデーションの色をそのまま発色させたい人にもおすすめ。絶妙なカバー力とマット感で毛穴を隠しながらふんわり見せてくれるので、場所やシーン、肌質問わず幅広く使いやすいパウダーと言えそう。
07（nude matte snow）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- 無色でパール感もないのでファンデーションの色はそのままに質感のみマットに整えてくれる
- サラサラの陶器肌にしてくれるのに保湿感もあり乾燥知らず
- 真っ白だが白浮きせずふんわり毛穴レスな美肌に整えてくれる
- マットだけどのっぺりした印象にならず、適度に肌のツヤも残してくれる
- 時間が経ってもくすまず柔らかなシフォンのようなふわふわ肌をキープしてくれる
毛穴や色むらをクリアに整えながら端正な美肌に整えてくれる。マットでサラッとしたお人形のような陶器肌が好みの人におすすめ。
白浮きせずファンデーションの色はそのままに毛穴レス＆スムースななめらか肌を演出してくれるので、パウダーで色を変えたくない人や質感だけ調整したい人にも。
101（harmony veil）
- 特徴
- こんな人におすすめ
- 透明感のあるカラーで澄んだ明るい肌色に整えてくれる
- 4色入りのパッケージが見た目も華やかで美しい
- 立体感をだして肌のアラを飛ばしてくれる上品なツヤ感
- しっとりした保湿成分入りの粉体がうるおった肌を長時間キープしてくれる。
- シルクのような、なめらかで上質な美肌を演出してくれる
4色が混ざりあった絶妙なカラーが、透明感たっぷりの澄んだ美肌にみせてくれる。ふんわりとした保湿感たっぷりの粉質と、シルキーなツヤの出るパール感なので、毛穴や色むらをぼかしながら自然なツヤも欲しい人におすすめ。
見た目も華やかで美しいのでプレゼントにもぴったり。
使用感は？コスメデコルテ フェイスパウダー00番を実際に使ってみた
ずっと気になってたコスメデコルテのフェイスパウダー。
フェイスパウダーほど肌の仕上がりを左右する、質の良さがモロに分かってしまうアイテムって他にない。だから選ぶのは超慎重に。口コミやSNSでの評判を重視した結果ついにポチした次第である。
色味は一番人気の00番を選択。
色付きのパウダーってマスクや服に付くのが嫌だから透明または白しか使わない。
パフがモフモフ・ふわふわ
毛足の短いモフモフパフがもう気持ちい。ウサギや猫を触っているかのような多幸感。顔に直接触れるものって、気持ちよさが重要だ。
硬いと摩擦で肌に微妙であるし、柔らかすぎると肌への密着度に欠けるから仕上がりも微妙に。ブラシよりもスポンジ派の私もパウダーは断然パフが良い。絶妙な肉厚感も申し分ない。
国産メーカーのデパコスの香り
匂いはそんなに。よくある国産メーカーの化粧審の香りで、コーセー、って感じの匂い。
日本のデパコスの香りって、昭和時代から進歩無いのか？っていうほど薄い石鹸みたいなフローラルな香りがメジャーだよね。
化粧品の香りについては、外資系のちょっと香水っぽい粉っぽい香りが個人的には好み。
薄いペールピンクがかったパウダー
白、というよりも薄ーいペールピンクかかったパウダー。見るからに細かい。ほわっとしていて粉雪みたいに柔い。
触ると指先がスルスルする。けどパサパサ感は感じられないしっとりしたパウダー。
肌に付けると透明に・溶け込む
肌に付けて馴染ませると、さーっと溶け込むように伸びて透明に。
色味は全く感じられず、透明感とツヤだけが残留する感じ。
カバー力はほぼ無い。どちらかというとツヤ感で光を集めて飛ばしてカバー、というタイプのパウダー。
肌と一体化するから塗ってる感が無い、自然な素肌感が良い感じ。
仕上がりがやわふわ。時間が経つと・・・
付けたては上質。まさにやわふわ。
雪見大福？みたいにフォギーなディティールが完璧すぎる。
でも時間が経つと意外にテカるし、パウダーが無くなってる！？
馴染みが良すぎて一体化が過ぎるのか、湿気の多い季節には肌質によってはちょっと使いにくいかも。
コスメデコルテ フェイスパウダーのツヤ感はこんな感じ！
00はパール感がほんのりあるタイプなので上品なツヤ感重視。ギラギラ感は目立たないが、光に当たると極細かなラメがキラキラとして見える。
至近距離でも肉眼ではラメ感を感じさせない、さりげなさが良い！
コスメデコルテ フェイスパウダーのメリット・デメリット
- 保湿力があるので乾燥しにくい
- ツヤ感・透明感が出る
- コスパが良い
- パフ付きで使いやすい
- カバー力は無い
- 時間が経つとテカる場合がある
- 肌質・季節を選ぶパウダー
思ったよりツヤが出る00番は、皮脂過多肌や夏場のメイク崩れ防止にはやや力不足な印象も。
しかし乾燥しやすい季節には程よい保湿感とツヤが生きる。
まとめ：コスパと仕上がりはアリだが酸化亜鉛が気になる
やわふわ仕上がりとコスパ力が強みのコスメデコルテのフェイスパウダー。
肌質やシーンを選ぶが、皮脂過多でなければ・夏場でなければ最強肌になれる。
個人的に少し気になるのが配合成分にある酸化亜鉛。酸化亜鉛には皮脂を吸着してさらさらに仕上げるという優れたメリットを持ちながら、皮脂を固化する性質から肌質によっては毛穴に詰まりやすくなるかもしれないと最近よく聞く賛否両論が囁かれる成分の一つ。
下地やファンデなど、肌に直接塗り込む系のアイテムに含まれる酸化亜鉛よりかは、皮膚への密着度がこれらにくらべて若干少ないフェイスパウダーならそこまで気にしなくても良いのかも？という見方も。
兎にも角にも、仕上がりは評判通りの素晴らしきフェイスパウダーではあるが、持続性については肌質によって左右するという一面も。
コスパが良いので一度試してみるのはアリ、パウダー選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。
