敏感肌や乾燥肌に定評のあるドラコスブランド、ミノン。
中でも、日焼け止め下地である「ブライトアップベースUV」が、ファンデ要らず・敏感肌OK・紫外線防止効果も高い・保湿力も良い、と何かと数年前から度々バズっている。
コスパも良すぎる上ファンデも要らない?気にはなっていたけれど、デパコスに魅了され遠回しにしていた存在ミノン。
ついに購入、開封。口コミを元に使用感や成分について徹底レビューしていく。
昔から数え切れないほどの敏感肌用日焼け止めを試して来たけど、
— かずのすけ (@kazunosuke13) March 14, 2022
プチプラ価格帯ではミノンの
【ブライトアップベースUV】
がダントツ優勝だと思ってる☺️
吸収剤&酸化亜鉛フリーでSPF47を達成していて、薄ら色付きでさり気ないトーンアップ効果。低刺激で適度に崩れにくく、クレンジングもしやすい💡 pic.twitter.com/jRXp8JvTfU
ミノン安すぎ。結論を先に言うと買って損は無い下地!
- ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UVが人気の理由
- ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV の成分解析と利点
- 実際にミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV を使用した人の口コミ!
- 口コミを元に実際にミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV をレビュー
- 使って分かった!ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV のメリットデメリット
- ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV はこんな人におすすめ!
- ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV の使い方や順番!
- 石けんで落ちる?ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UVの落とし方
- どう違う?ミノンのバランシングベースやマイルドミルクとの比較!
- 結論:ノーファンデに。普通に素肌が綺麗に見える日焼け止め
ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UVが人気の理由
ミノンとは、低刺激性・弱酸性・アレルギーの原因物質を極力カット、という3つのポリシーに従って、敏感肌の為に生産を続けている老舗ブランドである。
その歴史は1973年から始まり、約30年。コスパが良いというのも人気の理由の一つ。
優しい下地ってUV効果がイマイチだったり、仕上がりもイマイチだったりするんだけど、ミノンのブライトアップベース UVはUV効果も仕上がりも成分も、全体的にバランスがとれてる!!
酸化亜鉛フリーだから推し!
近年、毛穴に微妙であると囁かれている酸化亜鉛と言う成分。
お肌をさらさらに保ち、UV効果も高い紫外線防止成分なんだけれど色々とデメリットが存在することが分かってきている。
つまり、皮脂と反応して固まる特徴この特徴が、肌質によっては毛穴に詰まる原因になるということ。
また、毛穴詰まりで悩んでいた人が酸化亜鉛フリーを試したら毛穴が詰まりにくくなった、という事例も。
酸化亜鉛フリー生活にしてからお肌すべすべになった
— ドペン (@ohanabataking) March 1, 2022
酸化亜鉛は皮脂を固める性質があるから
— 整形ぱんだ🐼2/6人中短縮DT中 (@hsd5_s) February 19, 2023
毛穴詰まりの原因になる事がある💡
酸化亜鉛フリーにすると角栓詰まりが解消される人、多いよ🫧
プリマヴィスタの製品は、大体"酸化亜鉛"入ってる
(全部は調べられてないけど)
毛穴の悩みがある人は注意⚠️ https://t.co/kT9Jy5ftBH pic.twitter.com/VFqs2MHa0T
毛穴が詰まりやすい人で酸化亜鉛を普段使っている人は、酸化亜鉛フリーにすることで毛穴が詰まりにくくなるかもしれない!
ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV の成分解析と利点
>>スライドで全表示
商品名 | ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV |
内容量 | 25mL |
UV値 | SPF47 PA+++ |
全成分 | 水、シクロペンタシロキサン、酸化チタン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、 PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ミリスチン酸オクチルドデシル、 トリエチルヘキサノイン、ペンチレングリコール、BG、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、 ジステアルジモニウムヘクトライト、トリメチルシロキシケイ酸、ラウロイルリシン、 (ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、塩化Na、水酸化Al、 ステアリン酸、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、 ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、トリベヘニン、 フェノキシエタノール、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、トコフェロール、 グリチルレチン酸ステアリル、メチコン、ソルビトール発酵多糖、ナイロン-12、シリカ、 メドウフォーム油、カルノシン、タウリン、グリセリン、リシンHCl、ポリクオタニウム-61、 グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、酸化スズ、 アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、フェニルアラニン、 アルギニン、プロリン、チロシン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、タルク、 ジメチコン、窒化ホウ素、酸化鉄 |
青色ラインは水溶性保湿成分・太字は油性のエモリエント効果(肌の水分蒸発を防いでうるおいを保ち肌を柔らかくする)のある成分!赤色ラインは肌荒れ防止効果やキメを整えるなどの効果が期待できる成分!
その他は増粘剤や乳化剤・安定剤や紫外線防止成分などの成分!
紫外線防止成分はノンケミカル設計
出典:わたしの名医
ミノンのブライトアップベースの紫外線防止成分は、敏感肌でも刺激に感じにくい紫外線散乱剤であるノンケミカル成分「酸化チタン」!
紫外線を化学変化させて防止する吸収剤に比べると肌刺激は比較的マイルドであると言われている。
吸収剤フリーだと、UV効果が低い傾向にあるけれどミノンはSPF47 PA+++で比較的UV効果も高い!?なぜ!?
酸化チタンだけなのになぜUV効果に優れる?
酸化チタンのみでUV効果を高めるには、単に酸化チタンを高濃度で配合すればいいというだけ!
しかし、酸化チタンは白い粉体であるため高濃度にすることで白浮きしやすいというデメリットも。
たくさん塗り過ぎたり、小麦色の肌に塗ると白浮きが目立つかも。
しかし言い換えれば、トーンアップ効果・カバー力に優れるメリットにもなる。
崩れにくい成分構成
酸化チタンを高配合にするとどうしても粉体なので伸びや肌馴染みが悪くなる傾向になるけれど、それをカバーする為にブライトアップベースには滑りの良いさらっとしたシリコーン系オイルが複数配合されている。
また、滑りを良くするためだけでなく揮発性に優れ「密着性・耐久性・耐水性」に優れるという側面もあり、メイクの崩れやヨレにも強い成分構成に。
- シクロペンタシロキサンー揮発性・耐水性のある液体シリコーン!揮発することで他の成分の密着性を高める
- トリメチルシロキシケイ酸ー高い耐久性・耐水性に優れ、化粧崩れを防ぐ目的で使用される成分
だから比較的崩れにくい。めちゃくちゃ崩れないか?絶対崩れないかと言われると、酸化亜鉛やフッ素樹脂成分を含むゴリゴリ崩れにくい系下地に比べると耐久性はマイルド。
保湿成分はアミノ酸がメイン!
乾燥肌の原因の一つが肌のバリア機能の低下によって、お肌に元々存在している潤い成分が少なくなっているという事態。
お肌には天然保湿因子NMFと呼ばれる潤い成分で満たされており、これの40%を占めているのがアミノ酸成分だ。
アミノ酸の表示名称の代表例
— ななな|脱ファンデ計画 (@sonokyomunikiku) April 12, 2023
アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソロイシン、グリシン、グルタミン酸、クレアチン、セリン、チロシン、テアニン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、フェニルアラニン、プロリン、リシン、ロイシン
つまり、肌がカサカサして潤いを取り戻すためにはアミノ酸成分を真っ先に取り入れること!
乾いた肌を、肌に近い成分で潤すことで、他の成分を取り入れる際にも刺激になりにくい!
実際にミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV を使用した人の口コミ!
今年のベスコス候補ミノンブライトアップベースUVは、敏感肌でも安心して使えてハーフトーンアップなので白浮き知らず。SPF47PA +++でお出かけ時までしっかり紫外線をカバー✨
— むっちゃん💄札幌メイクアドバイザー|メイクレッスン|インスタ活用講座 (@m_cosmelab) November 6, 2022
ナチュラルな透明感と肌ストレスゼロの使い心地がクセになる☺️
メンズメイクにもオススメ🫰🏻#コスメ好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/KbpVA45CbJ
敏感肌×混合肌おんなワイ、気軽に手に入って肌に優しくて崩れなくて乾燥もしなくてほどよくカバーしてくれる組み合わせを一生探していたのだが、ついに。IHADAフェイスプロテクトパウダー×ミノンブライトアップベースUVこれ最強。お直しはIPSAのスキンケアパウダー。
— 凛 (@nmkmn66) November 27, 2022
これ優秀👍
— つくよみ (@ingha_sarang) January 3, 2022
ファンデ要らん上に
その名の通りブライトアーップ✨
SPF47PA+++とか神やし
肌にピタッと密着する感じも好み
うっすら色ついてるけど
マスク移りもないよ👍
普段着の時なら全然オッケーな
仕上がりで綺麗✨
ノーファンデ最高ですわ☺️#ミノンブライトアップベースUV pic.twitter.com/JY7IBHtw0O
ミノン ブライトアップベース UV
— キラキラ (@beauty_00000) June 11, 2020
SPF47 PA+++
ミノンの下地はSPFも入ってるし敏感肌用なので肌荒れしてる時も使ってます😌💓
ほんのりトーンアップしてくれるのでがっつりファンデーション塗りたくない時はこれだけにしてる!
乾燥肌さんは保湿もしてくれるからおすすめです💓 pic.twitter.com/88OHGX8Jum
#使い切りコスメ
— るる美 (@milky_016) April 3, 2023
ミノンの下地。肌を自然にトーンアップ、均一に整えて見せてくれました!ミノンだから肌にも優しく、敏感肌、乾燥肌でも安心✨
3回ほどリピしてて、他に気になる下地があるから今回はリピなしですが、使いやすくていいコスメでした〜 pic.twitter.com/87n3yXFPRI
しごおわ!休日🙌
— ながみ (@nagami_1031) November 2, 2022
平日は肌いたわるため手抜きメイク(早起き苦手なだけ)なので、明日はメイク楽しむ!
平日のベースメイクはずっとミノンの下地!肌に優しい乾燥しない紫外線も防げる優秀👏
両手の写真撮るの頑張ったよ…炊飯器…スマホスタンド買お…https://t.co/cfqlAkyx57 pic.twitter.com/wsHDNhjkic
ファンデをしなくても、トーンアップ効果・多少のカバー力が期待できるので時短になる。というのも人気の理由!
良い!高評価の口コミ
Amazonや@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったポジティブな声を以下にピックアップしました。
いくら敏感肌設計でも、下地効果は欲しいよね。それをちゃんと把握した上で製造しているミノン。肌が綺麗に見えるという付加価値は大きい。
微妙!低評価の口コミ
Amazonや@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったネガティブな声を以下にピックアップしました。
一見コスパが良く見えるんだけども、量が少ない!普通の下地の量って30gは入ってるけれどこれは25gなのです。。。
口コミを元に実際にミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV をレビュー
ついに手に入れたミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV。
ドラッグストアの常連ブランド、価格も低めで肌に優しそうなパッケージと広告文。
大して期待はしていなかったけれど、意外や意外。ノーファンデ下地の殿堂入りになりそうな予感。
崩れにくさやツヤ感・伸び・保湿力など細かくレビューしていきます。
香りは?
完全無香料。
原料の香りも無く、日焼け止め特有の油臭さも無い。どちらかというとスキンケアっていう感じの匂いがほんの少しするだけ。
テクスチャーは?肌馴染みは?
結構こっくりとしたクリームで、手に取るとオイル成分が徐々に肌に馴染み始める。
さらっとしたシリコーンオイルが主体なのでベタつきはほぼ無し。
ほんのりベージュカラーで見た目はまるでリキッドファンデ。
伸び・カバー力は?
酸化チタン(粉体)がベースなので伸びはそこそこ。
スルスル伸びる、というわけでななく伸びが悪いっていう程でも無い。
右部分が塗った箇所、トーンアップされて肌のキメがぼかされているのが分かる。
仕上りはふんわりとした印象。塗り過ぎると白浮きはする。
ちょっと肌に厚みが出て被膜形成されてる感がある。
ツヤは?
ツヤ、というよりもセミマット。
ふんわりとした質感で、光に当てるとちょっとだけツヤが見える感じ。日焼け止めと言うよりもファンデに近い上がり。
保湿力は?
保湿力はそこまで高くは無い。
しっとり感もそんなにない、乾燥を防ぐ程度の保湿力でベタつきにくいのが良い。
保湿力を求めるとベタベタになる傾向であるが、これは別。
テカる?崩れる?
耐水性に強いから、ちょっと水で濡らしても全くビクともしない。
コーティングされている窓ガラスみたいに水分を弾く。
時間が経つと小鼻や額は少しテカりはするけれど、崩れにくい。
持ちは?
持ちは公式にあるとおり50日ちょっと。そもそも内容力が少な目。
でもこれで1500円しないぐらいなので、かなり価格は安い方。
使って分かった!ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV のメリットデメリット
日焼け止めというよりも、ファンデにちょっとだけ近い使用感。ノーファンデにぜひおすすめしたい一本。
ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV はこんな人におすすめ!
- 敏感肌、紫外線吸収剤が合わない人
- ノーファンデが叶う下地を探している人
- 乾燥肌で保湿力を求める人
- コスパを求める人
カバー力とトーンアップ効果が特に優れるからノーファンデに推したい一本!
逆にミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV がおすすめじゃない人は?
- 脂性肌・オイリーな肌
- さらさらマットな質感を好む人
- マイルドな洗浄力のクレンジングを使っている人
テカリやすいお肌は、皮脂吸着パウダー配合タイプのバランシングベース UVがおすすめ!
ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV の使い方や順番!
洗顔・クレンジング→化粧水などのいつものスキンケア→ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UV →(ファンデ)→パウダー
- 一回の使用量はパール一つ分
- 量が多いと白浮きしやすいので注意
- ファンデしなくてもこれとパウダーだけで十分
使い方は簡単で、至ってシンプル。気を付けるのは量だけ!結構白くなります。
石けんで落ちる?ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UVの落とし方
結論を先に言うと石鹸では落ちにくいので、落とす場合には必ずクレンジングをすること。
石鹸では落ちない。
成分に、耐水性に優れるシリコーン系のオイルが複数使われている為、クレンジングの油分を含むもので落とすのが正解。
石けんでは落ちないです!クレンジング推奨!
どう違う?ミノンのバランシングベースやマイルドミルクとの比較!
>>スライドで全表示
種類 | ブライトアップベース UV | バランシングベース UV | UVマイルドミルク:医薬部外品 |
UV値 | SPF47 PA+++ | SPF30 PA+++ | SPF50+ PA++++ |
カバー力 | ★★★★ | ★★★★ | ★★ |
保湿力 | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
ポイント | 乾燥肌にも馴染みやすく 潤いを与えながらUVカット | ニキビのもとになりにくい処方*1 皮脂吸着パウダー*2配合 で混合肌向け | 有効成分グリチルリチン酸2K配合で 肌荒れ・ニキビを防ぎながらUVカット 酸化亜鉛配合 |
*1すべての方にニキビができないわけではありません*2 ポリメタクリル酸メチル
- ブライトアップベースー乾燥肌向けで潤う&UV効果にも優れる
- バランシングベースー混合肌向けでテカリも抑える!UV効果は低め
- マイルドミルクー医薬部外品で肌荒れ防止&UV効果に優れる!ただ酸化亜鉛配合・・・
個人的には乾燥しやすいのでブライトアップベース推し。テカリ肌にはバランシングを。マイルドミルクはせっかくの医薬部外品なのに酸化亜鉛配合なのが微妙過ぎる。
結論:ノーファンデに。普通に素肌が綺麗に見える日焼け止め
UV値も崩れにくさも価格も一級品であることは分かった。
デメリットは塗り過ぎると白浮きすること。石鹸で落ちないこと。それぐらいだ。
下地以上ファンデ未満。そんな位置付けの便利下地。
休日にちょっとお茶しに行く程度・近所でちょっと買い出しする程度・会社に行く程度ならこれで余裕。
肌負担の軽減を求めすぎると下地の効果って低下してしまう。でもちゃんと化粧してる感も欲しい。そんな需要に見事マッチし、簡単に手に入る場所に売っている。
下地選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。