製薬会社が手がける敏感肌向けブランドであるミノン。
それだけでも信頼感があるが、実際に使用した人の口コミも軒並み高評価。
刺激や不要な香りがなく、使い心地が良いアイテムがドラッグストアなど身近なところで手に入り、価格も良心的だ。
今回はそんなミノンの日焼け止め下地、ミノンアミノモイストブライトアップベースUVと、エイジングケアラインのミノンアミノモイストエイジングケアデイクリームUVについて、それぞれの特徴などを比較しながらレビューしていく。
カバー力、保湿力共にバランスの取れた従来下地に新たなアイテムが新登場!その違いや選び方について迫る
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そもそも、ミノンの下地はなぜ人気?
※年齢に応じたお手入れ
一番の特徴は吸収剤フリーであるということ!吸収剤は高いUV効果を発揮する反面、敏感肌に刺激になる事も・・・詳しくはこちらをチェック!
ミノン化粧下地のエイジングケアとブライトアップは何が違う?
肌に優しいと評判のミノンの化粧下地。前述したようにエイジングケアとブライトアップの2種類があるが、どう違う?
ここでは、それぞれの特徴や効果の違いを詳しくご紹介。
エイジングケア デイクリームUVの特徴
- SPF50+ PA++++で真夏も安心のUVカット値なのに紫外線吸収剤フリー&酸化亜鉛フリー
- しわ改善&シミ、そばかす予防効果(※1)のあるナイアシンアミド配合で下地なのに美容液効果も
- 肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸ジカリウム配合
- うるおいとバリア機能をサポートするアミノ酸やハリケアのペプチドなど美肌ケア成分も豊富に配合されている。
- 淡いピンクベージュカラーが馴染みやすく美肌見せ効果も◎
※1 メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
まさに言う事無し。有効成分配合でシミそばかす予防しながら肌にも優しくカバー力も高い・・・だからバズリまくっていたのも頷ける。
ブライトアップベースUVの特徴
- SPF 47 PA+++で日常使いには十分なUV効果
- 紫外線カットだけでなく花粉や排気ガスなど、肌に刺激を与える空気中の微粒子から守ってくれる
- 紫外線吸収剤不使用で酸化亜鉛フリー
- 保湿感があり乾燥した肌にもなめらかに伸びてメイクのりが良くなる
- 自然なベージュが肌色を問わず馴染み、美肌に見せてくれる
敏感肌に寄り添った処方でシンプルな設計なのが◎肌馴染みの良いベージュカラーが人気!
ミノン化粧下地のエイジングケアとブライトアップを塗り比べ!
人気のミノン化粧下地、エイジングケアとブライトアップの2種類を実際に使って比較。仕上がりの違いや使用感、どんな肌におすすめかを詳しくレポート。どちらが自分の肌に合うか迷っている方必見!リアルなレビューで選びやすくお伝えします。
色味・テクスチャーはどう違う?
エイジングケア タイプは、くすみを飛ばして明るくハリのある肌に見せてくれるピンクベージュの色味。
ブライトアップベースに比べると少しピンクみを帯びた色で、みずみずしく伸びてピタッと密着する使用感のクリーム状。 ノンケミカルなのになめらかで馴染みよく白浮きもしにくい。
ブライトアップの方はどんな肌色の人にも馴染みやすい明るめのベージュ。エイジングケアデイクリームに比べると少し黄み寄りで白浮きしにくいナチュラルな仕上がり。
自然にトーンアップして色むらや赤みをカバーし、毛穴も目立たなくしてくれる。 ノンケミカルにしてはなめらかなクリーム状で伸びは悪くはないが、するすると軽く伸びるタイプでもないので好みが分かれるかも。
保湿力はどう違う?
エイジングケアは、BG、濃グリセリンなどの敏感肌にも使いやすい保湿成分や、肌に必要不可欠なセラミドの擬似成分としてラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、また9種の保潤アミノ酸も配合されており、保湿クリームのようになめらかでうるおいを長時間感じられる仕上がり。
ブライトアップの方は酸化チタンのみでの紫外線カット機能でありながら粉っぽさのないしっとりした使い心地。
ペンチレングリコールやBGなど水溶性の保湿成分や複数のアミノ酸が豊富に配合されていて、乾燥感のない柔らかな肌を実感できる。なめらかなクリーム状のテクスチャーがごわついた肌にもしっとり馴染む。
カバー力・持ちはどう違う?
エイジングケア、ブライトアップともに伸ばすとピタッと密着してくれて、崩れにくさはそこそこ。一緒に使用するファンデーションやパウダーなどで調整すると良さそう。
どちらも保湿力高めなので乾燥崩れはほとんど感じないが、汗や皮脂への耐性はそこまで強くない印象。
汗や皮脂への耐性が強いものは毎日使うと肌への負担が大きいものも多いが、ミノンの下地はどちらもクレンジングを使えば普通に落とせるところも必要以上に肌に負担をかけることがないという意味では毎日使いにベストなアイテムと言えるだろう。
ミノン化粧下地のエイジングケアとブライトアップの成分の違いは?
エイジングケア/
<有効成分>
ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K
<その他の成分>
水、軽質イソパラフィン、トリオクタン酸グリセリル、微粒子酸化チタン、BG、濃グリセリン、パルミチン酸オクチル、テトラシロキサン、ジメチコン、PEG-9 ポリジメチルシロキシエチル ジメチコン、メチルフェニルポリシロキサン、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト、水酸化Al、ステアリン酸、合成金雲母、塩化Na、POE・ジメチコン共重合体、フェノキシエタノール、マイカ、天然ビタミンE、メチルハイドロジェンポリシロキサン、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、ヒスチジン、L-バリン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、トリプトファン、トレオニン、L-リシン塩酸塩、セリン、L-ロイシン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニン、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、水添大豆リン脂質、ヤシ油脂肪酸水解コラーゲンK、ラウリン酸ポリグリセリル、n-オクチルシリル化酸化チタン、n-オクチルシリル化黄酸化鉄、n-オクチルシリル化ベンガラ、酸化チタン、ベンガラ
ブライトアップ/
水、シクロペンタシロキサン、酸化チタン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリエチルヘキサノイン、ペンチレングリコール、BG、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、ジステアルジモニウムヘクトライト、トリメチルシロキシケイ酸、ラウロイルリシン、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、塩化Na、水酸化Al、ステアリン酸、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、トリベヘニン、フェノキシエタノール、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、トコフェロール、グリチルレチン酸ステアリル、メチコン、ソルビトール発酵多糖、ナイロン-12、シリカ、メドウフォーム油、カルノシン、タウリン、グリセリン、リシンHCl、ポリクオタニウム-61、グルタミン酸、グリシン、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、酸化スズ、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、フェニルアラニン、アルギニン、プロリン、チロシン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、タルク、ジメチコン、窒化ホウ素、酸化鉄
青色ラインは水溶性保湿成分・太字は油性のエモリエント効果(肌の水分蒸発を防いでうるおいを保ち肌を柔らかくする)のある成分!赤色ラインは肌荒れ防止効果やキメを整えるなどの効果が期待できる成分!
その他は増粘剤や乳化剤・安定剤や紫外線防止成分などの成分!
9種の保潤アミノ酸配合でうるおいたっぷりの使い心地!
バリン、ロイシン、グリシン、アルギニンなど、ミノンアミノモイストの特徴的な成分である9種の保潤アミノ酸がどちらも配合されており、乾燥とは無縁のしっとりとした使用感。
まだ、肌の表面に本来備わっていてうるおいや肌バリアの要となるセラミドは不足してしまうとバリア機能が低下して肌荒れや敏感肌の原因となってしまうが、セラミド擬似成分がうるおい膜を形成してくれてバリア機能をサポートしながら保湿してくれる。
アミノ酸は肌に元々存在する天然保湿因子を構成する潤い成分の一種!(1)だからは肌馴染みも良く低刺激で敏感肌には必須の成分なのだ。
エイジングケアデイクリームUVは有効成分配合で美肌ケア効果も期待大!
エイジングケアデイクリームUVはその名の通り、エイジングケア(※1)成分として人気のナイアシンアミド配合。ナイアシンアミドは比較的どんな肌質の人でも使いやすいシワ改善と美白(※2)の有効成分。
また、肌荒れ防止成分として様々なスキンケアに使われるグリチルリチン酸ジカリウムも配合されており、肌荒れを起こしやすく敏感に傾きがちな肌にも嬉しい成分構成。
更に紫外線吸収剤、酸化亜鉛フリーでありながら日焼け止め効果は国内最高値のSPF50+、PA++++。
これだけの美容効果と日焼け止め効果、そして下地としての機能や使い心地の良さを考えると、敏感肌の人に寄り添い、考え抜いて生み出されたものだということがよくわかる。
※1年齢に応じたお手入れ ※2メラニンの生成を抑えしみ、そばかすを防ぐ
機能性と使い心地、価格のバランスの良さならブライトアップベースUV一択!
敏感肌の人向けのブランドやアイテムは様々あるが、日焼け止めならばまずこちらをおすすめしたい。
その理由として、敏感肌の人は紫外線吸収剤や酸化亜鉛などが肌に合わない人が多いが、それらの成分が配合されておらず紫外線カット成分としては酸化チタンのみで構成されている。
酸化チタンは白い粉体なので、白浮きしたり粉っぽくきしみ感が出やすいのが難点と一般的には言われているが、ブライトアップベースUVは酸化チタンのみでありながら、自然に馴染む肌色ときしみ感のないなめらかな使用感が大きな特徴となっている。更にこの使用感でプチプラ価格というのは企業努力の賜物と言わざるを得ない。
トーンアップ効果が高いのはエイジングケア!肌馴染みを優先するならブライトアップがおすすめ!
ミノン下地のSNSや口コミサイトでの評判!
ひと夏頑張ってもらった下地から、口コミが良かった、このミノンの下地に変えました
— やなぎ (@piece0105) November 21, 2024
初めてミノンの製品を使ったのですが、夕方のメイク崩れも綺麗でした☺感動しました〜!!素晴らしい
この冬乗り切りたいと思います!! pic.twitter.com/oEfFQndram
ミノンの下地、どう違う?と質問頂いたのでざっくりまとめました。
— ななな|脱ファンデ計画 (@sonokyomunikiku) August 28, 2024
✔︎新作は効果がお墨付きの有効成分配合の医薬部外品でありシミと肌荒れ予防、シワ改善ができるという点!従来品は保湿のみ
✔︎仕上がりは新作の方がトーンアップ強め、カバーも高め。従来品は逆に肌馴染み良くナチュラル仕上げ! pic.twitter.com/cFzWWh3mWq
薄肌でツヤ肌好きなわたしがいま1番しっくりきてる組み合わせ
— ぷゐちゃん (@pui__pui___blue) August 8, 2024
ミノン下地+クレド下地
カバー力はないけど自然に毛穴をうめてくれてちゅるん肌になる!
ミノンはほんと使い勝手いい!
日焼け止めとしてこれ1本でお出かけも◎
時間たってもヨレないし何回も鏡でみちゃうくらいるんるんになる(^_^)✌️ pic.twitter.com/Vv9cBFQgqi
確かに、これは名品。デメリットが見当たらないミノンの新作下地。
— ななな|脱ファンデ計画 (@sonokyomunikiku) August 28, 2024
✔︎SPF50+ PA++++
✔︎シミ肌荒れ予防
✔︎ナイアシンアミド、グリチルリチン酸2K有効成分配合の医薬部外品
✔︎酸化亜鉛フリーで毛穴詰まりしにくい
✔︎アルコールフリーで低刺激
✔︎カバー力高くノーファンデ◎
✔︎コスパも◎ pic.twitter.com/p6HKxA3QaA
ミノンの日焼け止め&下地のアミノモイストブライトアップベースUVが私的に革命だった…湿疹が治らず「酸化亜鉛フリー」の日焼け止めを探し、辿りついた。内側から発光するように自然にトーンアップする。しかも仕事終わりで写真の通りの崩れてなさ。肌の凹凸もフラットになり肌褒められるように🌝続 pic.twitter.com/h59ZcCX8Gu
— k.hachiya (@khachiya333) June 24, 2024
ノーファンデ派に定評アリのミノン下地!両方共高評価。
エイジングケア デイクリームUVがおすすめなのはこんな人
- 肌に優しく使えて美容効果もある日焼け止めを使いたい人
- 日中もエイジングケア(※)ができるものを使いたい人
- 肌荒れを予防してくれる効果があるものを探している人
- ピンク寄りで血色よく見える下地を探している人
- ひとつでも肌をキレイに見せてくれるものがいい人。
ミノン アミノモイスト ブライトアップベース UVがおすすめなのはこんな人
- 保湿成分入りのもので日中もうるおった肌をキープしたい人
- 単品使用でも色むらを整えて明るく見せてくれるものがいい人
- ドラッグストアなどで手軽に購入できてリピートしやすい価格のものがいい
- 黄み寄りの肌馴染みのいい色のものを探している人
ミノン化粧下地はどっちがおすすめ?
どちらもアミノ酸や保湿成分が豊富で、紫外線吸収剤フリー、酸化亜鉛フリー、また、アレルギーテスト済み、スティンギングテスト済みと敏感肌や乾燥肌の人には特におすすめの日焼け止め下地。
くすみを飛ばす明るいピンク系の血色カラーでエイジングケア(※)成分&肌荒れ防止成分が入った美容効果の高い日焼け止め下地がいいと言う人はエイジングケアデイクリームUVがおすすめ。
自然な黄み寄りの肌色で色むらを整えてくれて、保湿感が高く低刺激、手軽に購入できる価格のものがいい人はブライトアップベースUVがおすすめ。
どちらもとことん敏感肌の人のことを考えた処方となっているので、色みや使用感の好み、また価格面での購入しやすさなどから自分に合ったものを選ぶと良いだろう。
ドラッグストアで買える高品質下地、それはミノン
どちらも紫外線吸収剤不使用、酸化亜鉛フリー、アレルギーテスト済み、スティンギングテスト済み、など敏感肌の人向けに考えられた安心感のある処方。
またミノンアミノモイストシリーズの特徴である9種のアミノ酸成分がバリア機能をサポートしながらうるおいを守ってくれるため、ゴワついた肌にも馴染みやすく乾燥感のないしっとりとした使い心地。
敏感肌の人にも使いやすい設計と保湿力、使い心地の良さは共通しつつ、それぞれ美容効果や色み、肌のエイジング感、また価格面での希望に合わせて選べるようになっている。
ミノンの下地選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。
参考文献
(1)天然保湿因子 (NMF) 産生酵素の性質とバリア機能 日比野 利彦 日本化粧品技術者会誌/47 巻 (2013) 3 号