トゥヴェールナノエマルジョンシリーズという、新感覚の乳液について今期全力で推している。
その理由は乳液なのにシャバシャバしたテクスチャー、なのに肌の奥からふっくらうるおう感覚がたまらないという個人的な好みから。
肌の潤いをキャッチして離さないセラミドが主力成分、インナードライ肌にぜひすすめたい一本である。
今回は、エマルジョンシリーズの中でも最も「しっとり」と潤い力の高いナノエマルジョンディープについてレビューする。
ナノエマルジョンシリーズは全3種類!全て試した私がナノエマルジョンディープの魅力やデメリットまで徹底解説します。
トゥヴェールナノエマルジョンディープが凄い。
トゥヴェールは、美容知識に長けたスキンケア愛好者が辿りつく最後の砦的存在。
デパコスとは打って変わってシンプルで低コストが目に見えるパッケージ、とにかく中身にコストをかけているからパケはこうなる。
そんなトゥヴェールというブランドの2023年3月の月間ランキングではナノエマルジョンディープが一位!
いくら保湿を重ねてもカサカサしていた私たちへ。そんなお肌の水分量にとことんフォーカスしたのがナノ―ルのエマルジョンディープである。
セラミドのおさらい!
まずやっぱり注目すべきはセラミド成分!
保湿を重ねても乾きやすいお肌にはセラミドが足りない説あり、そう、セラミドは潤いそのものであると同時にお肌の潤いをキープする役割に優れた成分なのだ。
乾燥しやすいお肌にはセラミドを、一番馴染むヒト型セラミドを取り入れるべし!
トゥヴェールナノエマルジョンディープの成分解析と利点
商品名 | ナノエマルジョン ディープ |
内容量 | 60mL(約2ヶ月分) |
使用期限 | 未開封1年、開封後6ヶ月 |
全成分 | 水、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、 BG、ジグリセリン、パルミチン酸エチルヘキシル、ポリグリセリン-3、 ペンチレングリコール、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、水添レシチン、 セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、 ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、 フィトステロールズ、エクトイン、メドウフォーム種子油、グリコーゲン、 異性化糖、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、 タウリン、リシンHCl、アラニン、ヒスチジンHCl、アルギニン、セリン、バリン、 トレオニン、プロリン、フェニルアラニン、グルタミン酸、ロイシン、グリシン、 イソロイシン、トコフェリルリン酸Na、カンゾウ葉エキス、ブドウ果実エキス、 スイゼンジノリ細胞外多糖体、ポリクオタニウム-51、加水分解ヒアルロン酸、 アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na、ツボクサエキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、 セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、グリチルリチン酸2K、グリチルレチン酸ステアリル、 アラントイン、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、ラベンダー油、 ダマスクバラ花油、ニオイテンジクアオイ油、トコフェロール、1,2-ヘキサンジオール、 カプリリルグリコール、フェノキシエタノール |
やっぱり注目したいのがセラミド成分。
ナノエマルジョンディープには、人の肌に存在するセラミド成分に違い「ヒト型セラミド」とこれをサポートする類似セラミド成分が配合されている。
私たちのお肌に存在しているセラミドも、一つじゃなくて複数の種類が。
だからスキンケアでも複数種類取り入れる方が肌馴染みもアップするし効率的なのだ!
多重ナノカプセル化という技術
セラミドは高濃度でたくさん入れればオーケー、というのは少し間違いで、たくさん入れれば入れる程使用感が悪くなってしまうのがデメリット。
セラミドを通常乳化させる際の分子のサイズは毛穴ほどの約10マイクロサイズ。
トゥヴェールでは高圧をかけることにより、さらに小ささを20倍以上の200~300ナノサイズにまで細かくして乳化!
- 化粧水みたいにさらっとしたテクスチャーに
- 肌馴染みがアップし使用感の向上に成功
また、セラミド成分の表面をリン脂質という成分で何重にも包み込むことで、さらに肌馴染みもアップ!
セラミドを入れるだけじゃなくてどう肌に届けるかを追求した技術が凄い!
お肌をみずみずしくするアミノ酸も配合
私たちのお肌の潤いを左右する天然保湿因子をご存じ?
天然保湿因子にはお肌表面の潤い保持に大きく関係する成分で、約40%がアミノ酸で構成されている。
トゥヴェールナノエマルジョンはこの天然保湿因子を構成するアミノ酸※14種類をしっかり配合しているからお肌の水分量が低いお肌に、ハリと弾力を与える役割も!
※タウリン、リシンHCl、アラニン、ヒスチジンHCl、アルギニン、セリン、バリン、トレオニン、プロリン、フェニルアラニン、グルタミン酸、ロイシン、グリシン、イソロイシン (保湿)
アミノ酸もセラミドと同じでお肌に元々存在する天然の潤い成分なの!
肌荒れを防止する整肌成分も配合!
- ツボクサエキスーお肌をなめらかに整える
- グリチルリチン酸2Kー肌荒れ防止・ゆらぎ肌に◎
お肌を潤すだけじゃなくて、ナノエマルジョンディープにはお肌を健やかに整える肌荒れ防止成分も漏れなく配合!
グリセリンフリーという魅力
出典:サティス製薬
グリセリンとはお肌に潤いを与えるほか、潤いを蒸発しにくくキープする保湿力と安定性に優れた保湿成分のこと。
しかし、この優秀な成分であるグリセリンについて、ある種の肌質によってはニキビの原因になる可能性や毛穴が目立つといった口コミも多い賛否両論のある成分でもある。
- ニキビの元となるアクネ菌は皮脂を餌に増殖
- 皮脂とグリセリンは構造が似ている
- サティス製薬が行った実験では、アクネ菌にグリセリンを与えたらアクネ菌が増殖した
スキンケアアイテムによってグリセリン無配合は非常にニッチで市場が狭い。
トゥヴェールナノエマルジョンディープはグリセリンフリーという点も人気の理由の一つ。
実際にトゥヴェールナノエマルジョンディープを使用した人の口コミ!
魔女工場のパントテイントナーとトゥヴェールのナノエマルジョンディープの組み合わせが最強だった。毎年この時期インナードライに悩んでるけど今年は内側から潤って透明感爆上がった。マニョには外部刺激から守ってくれるエクトイン、トゥヴェールにはセラミド8種配合で肌が敏感な時も使えるから好き pic.twitter.com/OCztrQO9JZ
— 𝑟𝑖𝑛𝑐𝑜 (@ant_ss2) March 16, 2023
最近ずっとクリームと同じ位置付けで、トゥヴェールのナノエマルジョンディープ(乳液)を塗ってるのだけど、ちゃんと保湿されてベタ付かないから朝もメイクに響かないし、肌の調子も良い。
— 🌷 (@garasunoshonen) March 15, 2023
とても気に入っている🧴♡
#スキンケア購入品
— 星子 (@hoshi_kokoko) January 26, 2023
サンプル使ってあまりにも良すぎて、トゥベールのナノエマルジョン ディープとトライアルセット買っちゃいました!本当に保湿力がえぐすぎる!
皆良いって言うけど実際どうなの?と思っていたら…ナノエマ、今年のベスコス確定です…
他の商品も良さそうだし沼入りしそうだね✨笑 pic.twitter.com/JnDPCJHDd7
最近のお気に入りスキンケアを唐突に載せる〜
— 星子 (@hoshi_kokoko) February 6, 2023
保湿特化だけど鎮静成分もそれぞれ入ってたりしておすすめ
美容液 コスデコ リポソーム
化粧水 イプサ タイムRアクア
乳液 トゥヴェール ナノエマルジョン ディープ
ベスコスにもしたアベンヌのシカクリームは赤みも摩擦の痒みも抑えてくれるから一生使う pic.twitter.com/3PB1gwmkHQ
一時期ちょっと合わないかもと思ってやめていたトゥヴェールだけど、乾燥が気になってきたので、ナノエマルジョンをディープに買い替えてエッセンスローションとライン使いしたら2週間経った今お肌の調子が大分上向き。
— みかん🍊 (@miosetoka) February 4, 2023
やっぱり好きかも。
最近トゥヴェールのトライアルセット頼んでめちゃめちゃ気に入ったから、現品を定期便申し込んだ乳液
— みやこ (@miyakooooo0224) February 5, 2023
【ナノエマルジョン ディープ】
サラサラですぐ浸透してくれて、保湿力バッチリで
今までの乳液のイメージが良い意味で覆された🥺
お気に入りの乳液ってそんなになかったけど、これは好き! pic.twitter.com/yqvmbpJ8LY
トゥヴェールのナノエマルジョン、ディープ使い切りー
— moke ✎アニメとコスメと株で生きてる人 (@moke90816875) February 3, 2023
このセラミドのシリーズ全種類使ったけど何がいいのか分かんないけど、なんか肌にいい気がする、というふんわりした感想のまま完走した。
でもたしかにこのセラミド使ってる間は肌が乾燥しにくかった気がする。
のでまた買うかも? pic.twitter.com/UuzzA0QVUN
久々にトゥベールのナノエマルジョン買ってみた
— はっち (@zyzyzy4649) February 18, 2023
私はディープより普通の方がすきかもしれん
ディープちょっとべたつく pic.twitter.com/KPvUrnkYK1
定評のあるナノエマルジョンシリーズ。グリセリンフリーということもあって、グリセリンフリーにこだわる人にも人気。
良い!高評価の口コミ
@コスメやAmazonレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったポジティブな声を以下にピックアップしました。
一度使うとその使用感とお肌の調子にハマる!
微妙!低評価の口コミ
@コスメやAmazonレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったネガティブな声を以下にピックアップしました。
肌質によっても意見が分かれるのか、ベタベタする・保湿力が足りないという両極端の意見がチラホラ。。。
口コミを元に実際にトゥヴェールナノエマルジョンディープをレビュー
ナノエマルジョンシリーズの使用は通算3本目。
まずはプラスを試しエマルジョンを試し、今回3本目は一番保湿力共に名声の高いナノエマルジョンディープ。
エマルジョンやプラスに関しても肌馴染みと保湿力はなかなかだった、これ以上ある?というのが率直な感想。
テクスチャーや保湿力を含め徹底的にレビュー。
テクスチャーは?
かなりさらさら、乳液感は皆無で化粧水に近い、というよりも化粧水。
化粧水の中でもシャバシャバのハトムギ系のテクスチャー。これが乳液というカテゴリに位置するのがびっくり。
さらさらし過ぎて液だれするので、少しずつ手に取って馴染ませると良い。
肌馴染みは?
肌に付けるとすーっと馴染んで肌に溶け込む感じ。
セラミドをこれだけ含んでいるのに馴染みが良すぎて本当にセラミドが入っているのか不安になるぐらい。
馴染みが良いので、メイク前に使うとヨレることなく密着するから使い心地も◎
保湿力は?
保湿力はディープと言うだけあって、ナノエマルジョンやプラスに比べても一番しっとりする。
ベタつきはあまり感じなく、肌の水分がチャージされている感覚。
シャバシャバなので化粧水の様に付け過ぎると、かえってテカってしまう場合も。
少量でもしっかり潤うのでたっぷりつける必要は無し!
香りは?
ナノエマルジョンシリーズのなかでも唯一香りがついているのがこのディープ。
香りもいっても、ほんのりとラベンダーの精油の香りがするぐらいなのできつすぎなくて良い。
リラックスする香りなので夜のスキンケアが至福に。
持ちは?
持ちは60mlで大体2か月はしっかり持つ!
化粧水みたいなテクスチャーなので、ついたっぷり出し過ぎるとその分当たり前だが減りも早く逆にコスパが悪いという口コミもある。
使って分かった!トゥヴェールナノエマルジョンディープのメリットデメリット
テクスチャーは好みに分かれる!ただ、シャバシャバ過ぎて調子に乗って付け過ぎるとテカるので注意。
トゥヴェールナノエマルジョンディープはこんな人におすすめ!
- 乾燥しやすいインナードライ肌の人
- 乳液のベタベタ感が苦手な人
- グリセリンフリーにこだわる人
- お肌がゆらぎやすい人
乾燥肌・インナードライ肌には超おすすめ。
肌質を選ばない使いやすさも魅力。
逆にトゥヴェールナノエマルジョンディープがおすすめじゃない人は?
- オイル感のあるこってりとした保湿力を好む人
- ラベンダーの香りが苦手な人
一部ネガティブな口コミにもあるようにサラサラすぎて保湿力が足りないという声も。
普段しっかり保湿してる人には物足りないかも。。。
トゥヴェールナノエマルジョンディープの使い方や順番!
洗顔・クレンジング→化粧水→美容液→トゥヴェールナノエマルジョンディープ→(クリームなどのいつものスキンケア)
- 適量は10円玉大!
- パサついた髪にトリートメントとしても使える
- これ一本でしっかり潤うので化粧水やクリーム無しでもOK
そこまで乾燥が気にならない春夏は、お風呂上りに美容液とこれだけでスキンケアが終わってしまう。から逆にコスパが良いかも。
ナノエマルジョンとプラスとの違いはセラミドと保湿力
⇒スライドで全表示
種類 | ナノエマルジョンディープ
| ナノエマルジョン | ナノエマルジョンプラス |
保湿力※ | No1 | No2 | No3 |
セラミド成分 | セラミド12% ・ヒト型セラミド5種類 ・類似セラミド3種類 | セラミド10% ・ヒト型セラミド1種類 ・類似セラミド1種類 | セラミド8% ・ヒト型セラミド1種類 ・類似セラミド2種類 |
セラミド製法 | セラミドをリン脂質で何層にも包み込む! カプセルが小さいからより馴染みに優れる。 | セラミドをリン脂質で高圧乳化! 肌馴染みに優れる。 | セラミドをセラミドで包む! 肌馴染みが良い。 |
特徴 | とにかくセラミドの濃度と 浸透力※2にこだわりあり! | セラミドはもちろん、肌の潤い成分 アミノ酸にもこだわりあり! | セラミドはもちろん、敏感肌向けで 肌荒れ防止にもこだわりあり! |
トゥヴェールのナノエマルジョンシリーズはセラミドの配合量や保湿力などによって
の全3種類が存在。
全部良いけど保湿力や注力している成分のこだわりに違いがある。
グリセリンフリーにこだわるならディープかプラスが◎
エマルジョンシリーズの違いの詳細はこちら
どっちがおすすめ?トゥヴェールナノエマルジョンシリーズの選び方
出典:トゥヴェール
季節によって保湿具合を使い分けるのもアリ!
ナノエマルジョンとプラスの詳細はこちら
結論:潤い過ぎる化粧水。インナードライに適したアイテム
乳液、とは言えない化粧水テクスチャーなのに化粧水よりも潤うから消費者は混乱する。
テクスチャーの好き嫌いは別れるかもしれないが、個人的にヒト型セラミド配合×グリセリンフリーというのがアツい、アツすぎる。
個人的にグリセリンのぬめっとした保湿力がどうもイマイチで、かといってグリセリンフリーにすると乾燥してしまう。
そんなジレンマを打ち消すのがヒト型セラミドだ。
保湿を重ねても乾いてしまうお肌には、兎にも角にもセラミドを与えてほしい。
砂漠に水を撒いてもすぐ乾くのと同じで、セラミドが少ないお肌は乾きやすい。
乳液なのか化粧水なのかはどうでもよくて、セラミド配合アイテムというのが重要だ。
乳液?いや保湿剤選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。