愛してやまないトゥヴェールナノエマルジョンシリーズを推し始めて約数か月。
インナードライ肌・乾燥肌に必要不可欠なヒト型セラミドを豊富に配合し、シャバシャバなのに乳液以上に潤う摩訶不思議なアイテムがトゥヴェールのナノエマルジョンシリーズだ。キメ細かなつるんとしたお肌に整うことで、ふつふつと地味に人気を博し続けている。
今回は、そんなエマルジョンシリーズ全3種類を実際に使ってみて感じた効果やそれぞれの違いについて徹底解析する。
乳液のベタベタ嫌いや脂性肌・インナードライに全力で推したいナノエマルジョンシリーズ。
トゥヴェールナノエマルジョンシリーズはなぜ人気?
保湿を重ねても乾きやすいお肌の人必見!
肌を底から潤すための乳液がトゥヴェールナノエマルジョンシリーズなのである。
トゥヴェールナノエマルジョンシリーズは全3種類
出典:トゥヴェール
トゥヴェールのナノエマルジョンシリーズは全3種類存在。
それぞれの違いは簡単に言うと、まず保湿力が違う!
- ナノエマルジョンディープー一年中乾燥に悩むインナードライ肌に
- ナノエマルジョンーどこまでも乾く、インナードライ肌に
- ナノエマルジョンプラスーインナードライで、より敏感肌の方に
基本的にインナードライ肌向けのアイテムなのはまず同じ。
次に、保湿力だけで見るとディープ>エマルジョン>プラスの順でしっとり具合がまず違う。
インナードライってそもそもどんなお肌?
一見、皮脂が気になるから脂性肌であると勘違いし、洗顔に力を入れて余計に肌内部の乾燥が進んでしまう、という悪循環に陥りやすいのがインナードライ肌。
肌の乾燥が進んだことで、肌自身が潤いを補おうと皮脂を過剰に分泌しているケースも。
脂性肌は油分も水分も多いので、テカってはいるけど肌自体の水分量が多くてもっちりしている=柔軟性があるというのが大きな違い。
乾燥肌・インナードライ肌にはセラミド必須の理由
乾燥肌はもちろん、お肌の表面は皮脂でテカりやすいのに内部の水分量が低下してゴワゴワしているインナードライ肌にはまずお肌の水分量を高めてあげる事が必要だ。
とはいっても化粧水をたっぷり付けているのに乾燥する、毎日パックしているのに乾きやすい!
そんなお肌にはセラミドが不足している可能性大。
トゥヴェールナノエマルジョンシリーズはセラミド配合の乳液だから、インナードライ肌・乾燥肌に最適なのだ!
トゥヴェールナノエマルジョンそれぞれの成分の比較
見た目もほぼ見分けが付かないパッケージ。
でもそれぞれの中身はまるで違う!
デフォルトで潤い力にフォーカスしているのは同じで、肌荒れ防止成分やさらなる潤い成分など、モノによって何に重きを置いてサポートするかという違いあり。
ナノエマルジョンプラスの成分と特徴
- セラミド濃度は8%
- ヒト型セラミド1種類配合※
- 類似セラミド2種類配合※2
- ゆらぎ肌・肌荒れしやすいお肌をサポートする美容成分配合※3
- 成分構成がシンプルで敏感肌仕様!
水、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)※2、ジグリセリン、BG、DPG、プロパンジオール、ペンチレングリコール、セチルヒドロキシプロリンパルミタミド※2、セラミド3※、オリザノール※3、トコフェリルリン酸Na※3、アルギニン、PCA-Na、アスパラギン酸、PCA、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、乳酸Na、異性化糖※3、ポリクオタニウム-51、サガラメエキス、ブドウ果実エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス※3、フィチン酸、水添ホスファチジルコリン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ジメチコン、フェノキシエタノール、酸化銀
人の肌に存在するセラミドに一番近く肌馴染みに優れヒト型セラミドと、それをサポートする疑似セラミドを配合。
またセラミドの他にも、肌を健やかに保つ為の厳選された美容成分もしっかり配合しているのが特徴。
乳化剤が使用されていないシンプルな成分構成が、敏感肌におすすめ!
ディープやエマルジョンとの違いは?
配合成分が増えれば増える程、お肌への刺激の可能性は必然的に高まる。
「エマルジョンプラス」はナノエマルジョンシリーズの中でも成分構成がシンプルで唯一乳化剤もフリー、余計なものは排除し肌に必要な物だけをシンプルに凝縮した敏感肌におすすめのアイテム。
ナノエマルジョンの成分と特徴
- セラミド10%
- ヒト型セラミド1種類配合※
- 類似セラミド1種類配合※2
- お肌に元々存在する潤い成分である12種類のアミノ酸配合※3
- アミノ酸もセラミドと同様にナノ化(とても小さくする技術)することで肌馴染みアップ
水、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル※2、グリセリン、BG、DPG、ペンチレングリコール、水添レシチン、乳酸桿菌/ワサビ根発酵エキス、ラウリン酸ポリグリセリル-10、PCA-Na、セラミド3※、PCA、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、異性化糖、ローズマリー葉エキス、ポリクオタニウム-51、乳酸桿菌発酵液、フェノキシエタノール、乳酸Na
※3PCA、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン(保湿)
ナノエマルジョンはセラミドの他に、肌に元々存在する潤い成分天然保湿因子の40%を構成するアミノ酸を配合しているのがポイント。
つまり!肌に元々ある潤い成分を構成するアミノ酸とセラミドを補給することで肌の潤い力をサポート!
だからこれらが不足したインナードライ状態の肌にナノエマルジョンがおすすめなのね。。。
プラスやディープとの違いは?
保湿力はプラスとディープの中間的な立ち位置。
アミノ酸にこだわっているので、保湿だけでなく肌本来の水分量をサポートするのがナノエマルジョンの特徴。
ナノエマルジョンディープの成分と特徴
- セラミド12%
- ヒト型セラミド5種類配合※
- 類似セラミド3種類配合※2
- とにかくセラミドの種類の豊富さと高濃度にこだわった一本
- 保湿成分の他に肌荒れ防止成分も配合し肌の安定を目指す※3
水、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)※2、BG、ジグリセリン、パルミチン酸エチルヘキシル、ポリグリセリン-3、ペンチレングリコール、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、水添レシチン、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド※2、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)※2、フィトステロールズ、エクトイン、メドウフォーム種子油、グリコーゲン、異性化糖、セラミドEOP※、セラミドNG※、セラミドNP※、セラミドAG※、セラミドAP※、タウリン、リシンHCl、アラニン、ヒスチジンHCl、アルギニン、セリン、バリン、トレオニン、プロリン、フェニルアラニン、グルタミン酸、ロイシン、グリシン、イソロイシン、トコフェリルリン酸Na、カンゾウ葉エキス、ブドウ果実エキス、スイゼンジノリ細胞外多糖体、ポリクオタニウム-51、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na、ツボクサエキス※3、マンダリンオレンジ果皮エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、グリチルリチン酸2K※3、グリチルレチン酸ステアリル、アラントイン、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、ラベンダー油、ダマスクバラ花油、ニオイテンジクアオイ油、トコフェロール、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、フェノキシエタノール
とにかくセラミドたっぷり。
極めて乾きやすい肌を潤すのはもちろん、グリチルリチン酸2Kやツボクサエキスなど肌の治安を整える成分も盛り込まれているので乾燥による肌トラブルのサポートに役立つ一本。
セラミドをたくさん入れるだけじゃなくて、どう肌に届けるかを追求した技術が凄いのよディープは。
プラスやエマルジョンとの違いは?
セラミドの種類の豊富さと、濃度がレベルアップしているのがディープの大きな特徴。
その他にも数々の保湿成分を盛り込み高保湿に仕上がっている。肌質によってはベタつくという口コミもあるが超乾燥肌・インナードライには◎
唯一香りも楽しめるタイプで、ラベンダーの香りで癒される。
トゥヴェールナノエマルジョンシリーズのテクスチャーや使用感の違い
比較的エマルジョンシリーズはどのタイプも手に出した時はシャバシャバというテクスチャーには変わりなし。
ただ、それぞれの乳化方法が若干異なるので微妙なサラサラ具合や肌馴染み・保湿力に若干の差異あり!
ナノエマルジョンプラスのテクスチャーと保湿力
手に出すとコクのある乳白色の化粧水的なテクスチャー。とろみはゼロ。
肌馴染みは良くさらっとしていてベタつきは全くなし、だからといって保湿力に欠けるかといえばそうでなく肌の内からもっちりと保湿されている感じ。
朝に使うとメイクの邪魔をしない絶妙な保湿力。
乾燥が深刻なお肌にはちょっと物足りないかも?
ナノエマルジョンのテクスチャーと保湿力
プラスと比べると色味はちょっと薄くなっている。
これは超高圧乳化装置を使用しセラミドをナノ乳化しているせいでよりさらっとしたテクスチャーに。
肌馴染みはプラスとほぼ変わらず。
シャバシャバ感は同等で、見た目の色が違う程度。
馴染ませた後がプラスよりぐんと保湿力アップ。
どちらかというとお肌の表面をしっかり潤いで保護している感覚、言い換えればベタつくとも取れるが乾燥肌にはこれぐらいの保湿力で丁度いいのかも。
ナノエマルジョンディープのテクスチャーと保湿力
プラスやエマルジョンと比べると手に出した時の色味がまるで違う!
これは公式にもあるが、超高圧乳化を行い粒子の大きさをとことん細かくしているからやや青白がかって見えるとのこと。
テクスチャーはもう一段サラサラしている、化粧水並、しかもシャバシャバのハトムギ化粧水並のテクスチャー。
肌に伸ばすと保湿力の違いが。
エマルジョンよりさらにしっとりとしており、肌表面が若干ぬるっとするぐらい高保湿。
しっかり馴染ませるともっちりと弾力も。
グリセリンフリー否かの違い
グリセリンとは安定性・保湿力に優れた成分の事で、私たちの周りにある様々なスキンケアやメイクアップアイテムに高確率で含まれているポピュラーな成分である。
しかし最近、グリセリンがある種の肌によっては合わないかもしれないという説が浮上しておりグリセリンフリーの需要が高まっているのも事実。
出典:サティス製薬
- ニキビの元となるアクネ菌は皮脂を餌に増殖
- 皮脂とグリセリンは構造が似ている
- サティス製薬が行った実験では、アクネ菌にグリセリンを与えたらアクネ菌が増殖した
グリセリンはけして悪ではなく、優秀な保湿剤であるのも事実。
肌質に合わせて排除してみるの一つの手、というぐらいの考えが◎
トゥヴェールナノエマルジョンシリーズの違いのまとめ
種類 | ナノエマルジョンディープ
| ナノエマルジョン | ナノエマルジョンプラス |
保湿力※ | No1 | No2 | No3 |
セラミド成分 | セラミド12% ・ヒト型セラミド5種類 ・類似セラミド3種類 | セラミド10% ・ヒト型セラミド1種類 ・類似セラミド1種類 | セラミド8% ・ヒト型セラミド1種類 ・類似セラミド2種類 |
セラミド製法 | セラミドをリン脂質で何層にも包み込む! カプセルが小さいからより馴染みに優れる。 | セラミドをリン脂質で高圧乳化! 肌馴染みに優れる。 | セラミドをセラミドで包む! 肌馴染みが良い。 |
特徴 | とにかくセラミドの濃度と 浸透力※2にこだわりあり! | セラミドはもちろん、肌の潤い成分 アミノ酸にもこだわりあり! | セラミドはもちろん、敏感肌向けで 肌荒れ防止にもこだわりあり! |
こうやって見ると、保湿力だけじゃなくてセラミドの濃度や製法など様々な工夫がこらされているのが分かる。
トゥヴェールナノエマルジョンシリーズは結局どれがおすすめ?
全アイテムにおいて、保湿力と肌馴染みに優れるのは事実。
その上で、もっと保湿力が必要かどうか。敏感肌だから肌負担を考えるのか。
肌質によってマッチするアイテムを選択しよう。
保湿力で選ぶのが単純に選択しやすいね。あとはグリセリンフリーにこだわるか否かも一つの指標に。
結論:ナノエマルジョンシリーズはデフォルトの基準が高い
保湿力が一番高いディープが全て、というわけではなく保湿力が一番さらっとしているプラスにも、ディープやエマルジョンに負けない成分構成がある。
エマルジョンやディープも然り。
基準値が既に優れているからどれを取っても失敗しにくい。
選択基準はシンプルに考えるなら保湿力、次にグリセリンフリーか否かという点で選べば良し。
敏感肌ならプラス推し。
人気のナノエマルジョンシリーズ、どれを選べばいいか決めかねていた私たち。選択基準の指標になれば幸いである。
検討を祈る。