日本でも大人気の韓国アイドルグループ、TWICEのヘアメイクを担当するウォン・ジョンヨさん。彼女のプロデュースするコスメブランド「ウォンジョンヨ」には、常に世界中から注目を浴びる韓国アイドルや韓国女優のメイクを簡単に再現できるアイテムが勢ぞろいしている。
こだわりが詰まったツールでプロ級のメイクが誰でも簡単に再現できる、と日本でも発売するや否やあっという間に店頭から姿を消すほどの人気ぶり。
今回はそんなウォンジョンヨの人気アイテム、フィクシングブラーパウダーについて成分解析を交えながら、口コミとともにチェックしていく。
満員御礼!人気過ぎて今や在庫切れが続出している幻パウダー、滑り込みでポチったのでレビューする。
ウォンジョンヨのパウダーはなぜ人気?
小ぶりサイズでポーチにも入る、またプチプラ価格で気軽に試しやすいというのも人気の秘訣!
どっちを選ぶ?ウォンジョンヨのパウダーの色選び
カラー展開はベージュとピンクの二色!
それほど色味の差は強くなく、どちらも肌に乗せるとほんのりトーンアップする感じ。
ピンクカラーの方がトーンアップ効果が若干高く、ベージュカラーのほうが自然に馴染みやすい印象!
イエベにおすすめの色は?
プレーンベージュはどんな肌トーンにも馴染みやすい自然なベージュ。
暗すぎず白くなりすぎずの絶妙な色出しで、ふんわりとした透明感のある肌に仕上げられる。ブルベイエベ問わず使えるが、強いて言うならイエベの人の方が肌馴染みよくナチュラルで使いやすい。
ブルベにおすすめの色は?
プレーンピンクは自然な血色感の出せる明るいピンク。
健康的な明るさを感じられるトーンに仕上げられる。青みにも黄みにも転ばないピンクなのでイエベブルベ問わずどんな肌の色でも使いやすいが、強いて言うならブルベには特におすすめ。
ウォンジョンヨのパウダー:ピンクの成分解析
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商品名 | ウォンジョンヨ フィクシングブラーパウダー 01 プレーンピンク |
内容量 | 10g |
全成分 | タルク、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、 マイカ、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、 (ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、 ミリスチン酸Mg、窒化ホウ素、ペンチレングリコール、シリカ、 メチルパラベン、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、 スクワラン、セルロース、炭酸Ca、ホホバ種子油、アロエベラ葉エキス、 ヤシ油、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、酸化チタン、グンジョウ、 水酸化Al、酸化鉄、赤226 |
説明 | ふんわりぼかしてカバーする繊細なパウダー 肌にとけこみ、なめらかで透明感のある肌に |
青色ラインは水溶性保湿成分・太字は油性のエモリエント効果(肌の水分蒸発を防いでうるおいを保ち肌を柔らかくする)のある成分!赤色ラインは肌荒れ防止効果やキメを整えるなどの効果が期待できる成分!
その他は増粘剤や乳化剤・安定剤や紫外線防止成分などの成分!
ヒアルロン酸Naとアロエベラ葉エキスでパウダーなのに乾燥しない!
ヒアルロン酸Naは1gで6Lもの水分を抱えることができる頼もしい保湿成分。また、アロエベラ葉エキスは肌表面を柔らかくしたり水分量をアップさせてくれる効果がある。
それぞれの保湿成分でパウダーの粉体をコーティングすることによって、サラサラなのに乾燥しない赤ちゃんのようなすべすべ肌を実現する。
スクワラン、ホホバ種子油が快適な肌環境をキープ
人の肌にも本来備わっているスクワランと、人の皮脂とよく似た構造をもつホホバ種子油は肌表面を柔軟に保ちながら、水分の蒸発を防いでくれる。
表面はサラサラでありながら長時間かさつきや乾燥を感じずにいられるのはこのおかげと言えそう。
酸化亜鉛フリーで毛穴詰まりを起こしにくい
近頃、酸化亜鉛が肌トラブルの原因となりやすいということが徐々に浸透してきている。
酸化亜鉛は紫外線散乱剤として配合されることが多く安全性も高い成分だが、一方で皮脂によって毛穴詰まりの原因となりやすいというデメリットがある。また、金属アレルギーのある人がまれに反応してしまうこともあるため、肌トラブルを起こしやすい人はなるべく避けておきたい。
フィクシングブラーパウダーは酸化亜鉛フリーのためそういった意味での肌トラブルのリスクは少ないと言えるだろう。
酸化亜鉛フリーと毛穴詰まりのメカニズム!
酸化亜鉛とは、紫外線散乱剤の一つ。
紫外線吸収剤に比べると刺激が少ないと言われている成分であるが、肌質によっては合わないというケースも。
- 酸化亜鉛は皮脂を吸着してテカりにくくする働きを持つ
- 皮脂を吸着=固めてしまうということ
- 皮脂が固まると毛穴に詰まりやすくなる
- 毛穴に詰まった皮脂の固まりは洗浄力の強いクレンジングでしっかりオフする必要がある
- マイルドなクレンジングでは落ちにくい場合も
- オフできないと、酸化が進み毛穴の黒ずみの原因にも
酸化亜鉛フリーについての詳細やメリット・デメリットについてはこちらをクリック!
ピンクとベージュの成分の違いは?
基本的にはどちらもほとんど同じ構造だが、色が違うので着色剤の違いはある。
ピンクのほうにはベージュにはない「グンジョウ」や「赤226」が含まれている。
グンジョウは天然由来の顔料だが安定性が不十分なところもあるので人によっては刺激を感じたりする要素となり得る。また、赤226は顔料よりも肌の負担になりやすいと言われている染料の一種。
これも肌に合わない人がときどきいる成分。以上から敏感肌で悩んでいる人はベージュを選んだほうが、肌に合わなくて使えないという可能性は減らせそう。
総評:コスパ高し!
サラサラに整えてくれる効果が高く皮脂崩れを防止してくれるのに贅沢に保湿成分も配合されていて乾燥も感じにくく、どんな肌質の人でも使いやすい万能パウダーと言えるだろう。
また、肌の刺激になりやすい余計なものが含まれていないところも高ポイント。プチプラ系のルースパウダーのイメージを覆すようなきめ細かい粒子が肌に馴染み、長時間キープしてくれる。総じてコスパの高いパウダーと言えそう。
ウォンジョンヨのパウダー:ピンクのSNSや口コミサイトでの評判!
発売してからずーっと売り切れで最近やっっと店頭に並び始めたウォンジョンヨのパウダー、人気なのも頷ける使い心地…フィルターかけたみたいなフワッとお人形肌にしてくれるのに乾燥しない。デパコスレベルどころかそれ以上。見つけたらぜっったい買って… pic.twitter.com/AyFGEA87fS
— レモンサワー🍋 (@garigari_mezas) December 23, 2023
ウォンジョンヨ
— K (@QQCVdXQ4kZgV0nI) August 12, 2023
フィクシングブラーパウダー(01 プレーンピンク)
ふんわり陶器肌にしてくれるパウダーでした…!
プチプラで、メッシュタイプっていうのが嬉しい!#使い切りコスメ pic.twitter.com/OtkmxAXWMF
ウォンジョンヨの欠品続出パウダー!やっと再販し始めたみたいでロフトで捕獲〜!サラサラでセミマットな仕上がり。私は明るめな仕上がりの01推しです!探してた方は今なら買えるかもです! #コスメ購入品 pic.twitter.com/wSGPl7HPk5
— うみか (@umiumium7777) December 1, 2023
やっとウォンジョンヨ先生の下地買えた〜パウダーも欲しかったけど売ってなかった…🥲
— はのん (@x_x_hano) January 2, 2024
ここまで人気なのに手に入りずらいのが歯がゆい・・・
良い!高評価の口コミ
LIPSや@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったポジティブな声を以下にピックアップしました。
ふんわりマシュマロ美肌に整うパウダー。カバー力も多少あるのも良い。
微妙!低評価の口コミ
LIPSや@コスメのレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったネガティブな声を以下にピックアップしました。
ツヤというよりかはマット系。保湿感のあるツヤが好みな方には△かもしれない。
口コミを元に実際にウォンジョンヨのパウダー:ピンクをレビュー
滑り込みポチ。ここでは一番人気カラーのピンクをレビュー。
香りは?
無香料。
原料臭なども感じられず、快適に使える。
テクスチャー・肌馴染みは?
サラサラでキメの細かい超微粒子パウダー。
毛穴をぼかしてくすみを払いながら肌に馴染む。長時間ファンデーションを崩れにくくキープしてくれる。
色味は?
自然で健康的な血色感の出せるプレーンピンクと肌馴染みよくナチュラルに肌を明るく見せてくれるプレーンベージュの2色展開。
どちらも薄っすら色がのる程度なので、肌色を問わず使いやすい。
保湿力は?
ヒアルロン酸Naやスクワランなど肌を乾燥から守り、保湿感を底上げしてくれる成分が配合されているため、サラサラでありながら長時間乾燥を感じにくい。
ツヤは?カバー力は?
量を控えめにすればファンデーションで仕込んだツヤは残しながらサラッと仕上げることができる。
しっかりつければ毛穴レスなマシュマロ肌に。ルースパウダーなのでこれ自体にはカバー力はほとんどなし。ファンデーションや化粧下地と合わさることで毛穴をぼかしたりくすみを払ったりしてくれる。
持ちは?
パウダーでありながら保湿成分が贅沢に配合されているので乾燥崩れは感じにくい。また、肌表面をサラサラに整えてくれるので皮脂崩れも防止してくれる。
時間が経ってもくすみのない明るいふんわり肌をキープしてくれる。
使って分かった!ウォンジョンヨのパウダー:ピンクのメリット・デメリット
さらりとした質感でふわっとした仕上がり!ただ肌質によっては乾燥は気になるのかも。
ウォンジョンヨのパウダー:ピンクはこんな人におすすめ!
- ふんわりとした毛穴レスな肌に仕上げたい人
- 白すぎず、血色を感じられるピンク系の肌になりたい
- ファンデーションの崩れにくさをアップさせたい
- ツヤ肌よりふわっとした陶器肌が好み
- 仕上げパウダーは乾燥しにくいものがいい
肌質問わず、どんな肌でもマッチするパウダー。価格が低く手が出しやすいのもポイント!
逆にウォンジョンヨのパウダー:ピンクがおすすめじゃない人は?
- マット肌は苦手、ツヤ肌に仕上げたい
- ルーズパウダーは色のないもののほうが好き
ツヤツヤな仕上がりが好きな人には物足りないかも。あとナチュラルな仕上がりを好む人にもやや白く感じるかもしれない。
ウォンジョンヨのパウダー:ピンクの使い方や順番!
スキンケア→日焼け止めや化粧下地→ファンデーションやコンシーラー→フィクシングブラーパウダー
- パフに取ったら一度パウダーを揉み込ませて量を調節してから顔に乗せると付きすぎを防げる
- 肌のツヤ感を残したい場合は大きめのブラシでふんわり乗せると◎
- Tゾーンとフェイスラインは塗布量気持ち多め、その他の部分は少なめが崩れにくくキープできるコツ
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在庫切れ続出!ウォンジョンヨ パウダーが売ってない?どこで買える?
ウォンジョンヨのアイテムはどれも人気が高いが、フィクシングブラーパウダーはその中でも特に人気が高くなかなか店頭で見かけることがない。
だが今回4月24日にラベンダーの新色カラーを限定追加しリニューアル!一時期在庫切れだったのでなかなか手に入らなかった人も多いが今回を気に手にするチャンス!
結論:デパコスじゃなくてもこれでいいのかも
プチプラパウダーって比較的質感・仕上がりの粗さが目立ちやすい。
金を積むほどに粒子は細かくすべっとした仕上りのものに出会いやすいがドラッグストアなどの千円台のパウダーは個人の経験から満足しにくい。
であるが、ウォンジョンヨ、この偏見を覆した初のパウダーかもしれない。千円台である圧倒的安さ、仕上がりはデパコスに引けをとらないさらすべの仕上がり。粒子はそこまで細かいわけでは無いが肌へのノリ・カバー感が絶妙で価格の低さを実にうまくカバーしている。よっぽどのパウダーオタクならば値段相応であるとレビューしそうであるが、素人にはあまりこの小さな違いは分からず。
個人的にはコスメデコルテ・スックに引けを取らぬ出来。であるが、NARSには勝てないなあという印象。NARSの次の代理パウダーとなったのがこれ、ウォンジョンヨ フィクシングブラーパウダー。
パウダー選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。