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毛穴の黒ずみの原因は下地・ファンデにあった!避けるべき成分を解説

下地やファンデなどのベースアイテムがどんどん進化し、崩れないということが当たり前になる時代に。

私たちの労働時間よりも長く長く肌の上で働き続けている優秀なファンデや下地は、時代と共に崩れにくく、そして物によってはクレンジングでも落ちにくいため、肌質によっては毛穴に詰まる可能性が懸念されている。

ここでは毛穴が詰まりやすい肌質が避けるべき3つの成分を紹介する。

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肌をきれいにするためだけに金と労力と時間を全力で注いだ結果、脱ファンデに成功して2年。効果があったこと、無かったことを発信。ファンデ無くても生きれる。アプリ加工無くても生きれる。好きなものはビールと魚卵。
化粧品成分検定1級
化粧品成分上級スペシャリスト
日本メイクアップ技術検定2級
美容師国家資格
薬機法医療法広告遵守 個人認証 YMAA認証マーク 111(37)

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ファンデや下地が毛穴に詰まる・黒ずむメカニズム

ゴースト

通常、肌は6週間で古い細胞が垢となって剥がれ落ち、新しい細胞に生まれ変わる。

このターンオーバーと呼ばれるサイクルによって、大抵の肌の上の異物はクレンジングで落ちなかったとしても角質と共に自然に剥がれて新たな肌へと変化する。

しかし、このターンオーバーは加齢やストレス、生活習慣などちょっとしたことですぐに乱れる。

ターンオーバーのサイクルが乱れて長くなると、肌の上の角質はいつまで経っても自然と剥がれ落ちてくれないため、その上にファンデや下地が残ってしまうといつまでも肌にとっての異物が残留し続け、毛穴が詰まったり、黒ずみ等の原因となる可能性になりうるのだ。

皮脂崩れ防止系の下地・ファンデに注意

市場には、私たちの願望・欲望を叶えるベースメイクが溢れかえっている。

ファンデーション一つとっても、艶肌を作るもの、サラサラマット肌を作るもの、陶器肌をつくるもの。用途は無数。

そして私たちがメイクにおいて一番恐れるのは、ベースメイクの醜き崩れである。

そんな私たちの恐怖を打ち消してくれるのは、「皮脂崩れ防止系」と謳っている下地やファンデ。

これには、ちょっとの皮脂や汗で崩れないような成分が配合されているから化粧したてのお肌が長時間続くのだ。

しかし、これには角度を変えると少々やっかいな成分が含まれているのも事実。

一歩間違えれば毛穴に詰まりやすい3つの成分

皮脂崩れ防止効果を売りにしているベースメイクアイテムにはその名の通り、皮脂崩れに強く肌の上をサラサラに保つ成分がいくつか含まれている。

皮脂崩れを防止するという事は、その成分が油分と馴染みにくい性質であったり、肌の上の皮脂を固めてさらさらにする効果のあるものが必ず配合されている。

そして「皮脂崩れに強い」成分の代表とは、酸化亜鉛トリメチルシロキシケイ酸フッ素樹脂の3つである。

酸化亜鉛

ルースパウダー

酸化亜鉛は紫外線防止効果に優れている上、お肌に優しいとしてノンケミカルの日焼け止め製品や、下地・ファンデに含まれる主成分の一つである。

酸化亜鉛と毛穴詰まりのメカニズム
  • 酸化亜鉛は皮脂を吸着してテカりにくくする働きを持つ
  • 皮脂を吸着=固めてしまうということ
  • 皮脂が固まると毛穴に詰まりやすくなる
  • 毛穴に詰まった皮脂の固まりは洗浄力の強いクレンジングでしっかりオフする必要がある
  • マイルドな洗浄力のクレンジングでは落ちにくい場合も
  • オフできないと、酸化が進み毛穴の黒ずみの原因にも

お肌に優しい、テカラナイ。非常に優秀なこの成分が最近、毛穴に詰まりやすいのではという疑問が生まれ始めている。

酸化亜鉛フリーの下地の詳細については下記を。

トリメチルシロキシケイ酸

コンシーラーの色味

トリメチルシロキシケイ酸は酸化亜鉛と同様様々な下地やファンデに含まれている成分の一つであり、主に皮膜形成剤として配合されている。

トリメチルシロキシケイ酸と毛穴詰まりのメカニズム
  • お肌に膜を貼ったような質感で保護被膜が得られる
  • 撥水性・潤滑性・持続性に優れている
  • 洗浄力の弱いクレンジングでは落としにくいため毛穴を詰まらせる原因になる可能性がある

大抵の皮脂崩れ防止系のさらさらマットタイプのファンデにはこれが含まれているという事実。

だってこれが無いときめ細やかな陶器肌は作れない。

しかし、毛穴に悩んでいるお肌にはぜひ避けたい成分ではあるが、酸化亜鉛やフッ素樹脂は無配合でトリメチルシロキシケイ酸のみ単体で配合されている場合はクレンジングをしっかり行うという前提でギリOK。

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クレンジングをしっかりする=肌の乾燥を招く可能性もあるので、ガチで毛穴ケアしたいなら入ってない方がいいかも

フッ素樹脂

テフロン加工のフライパン

トリメチルシロキシケイ酸は撥水性に優れているのに対して、フッ素樹脂には撥水性はもちろん、高い撥油性にも優れているため、非常に皮脂崩れに強くつるさらのお肌が長時間持続する特徴がある。

フッ素樹脂と毛穴詰まりのメカニズム
  • 高い撥油性のため皮脂で崩れる事はない=クレンジング力のマイルドなものでは落ちきらない
  • フッ素樹脂加工のテフフロンのフライパンもこれと同じ原理

フッ素樹脂は様々な成分名があるため成分から読み取るのにはコツがいる。

その見分け方は「~フルオロ△△」というフルオロという四文字が入っていればそれはフッ素樹脂であることが多い。

フッ素樹脂系成分の表示名の例
  • トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸
  • パーフルオロアルキル(C4-14)エトキシジメチコン
  • パーフルオロオクチルトリエトキシラン

下地やパウダーに含まれる合成フルオロフロゴパイトはツヤを与えるパール剤の一種なので、上記フッ素樹脂系成分とは別物です。

皮脂で崩れないからクレンジングでも落ちにくい

皮脂は、その字のごとく油。顔のあぶらである。

皮脂で崩れないとは、油で落ちないということ。

ということは、私たちが普段使っているクレンジングオイルやバーム、ミルク等の油分でも落ちにくい可能性があるのだ。

クレンジングの中でも、お肌に優しいタイプのものは洗浄力に欠ける。

落ちていなかったらどうなるか、それは顔に残る。が、ターンオーバーと言う名の生理機能によって排出されていく。

しかし、それは冒頭に述べたようにターンオーバーの周期が整っておりお肌が正常であればの話。

勘違い美容が負のループを生む

涙するアメリカ人女性

お肌がきれいな人は、水分量が高くぷるぷるして柔軟性がありキメが細かい。触るとふかふかと柔らかい。

ターンオーバーのサイクルがきちんと正常化しており、少々落としきれなかったベースメイクもいずれきちんと肌の外へ排出される。

しかし、ターンオーバーのサイクルが乱れている肌や乾燥気味の肌は、質感がザラザラしており肌の水分量も低く柔軟性に欠けている。

そのような肌タイプはお肌の水分量が低いのを気にして保湿に走り、色々調べた挙句、洗う行為をマイルドへシフトしがちである。

クレンジングをミルクやジェルへ。そして朝は湯洗いへと洗浄を控えめにするのは間違いではない。

しかし、洗浄をマイルドへシフトしているのにもかかわらず、皮脂崩れ防止系のアイテムでベースをガチガチに作ってしまうと肌の上の異物はよりいっそう残留しやすくなり悪循環になってしまう。

皮脂崩れ防止系のアイテムに頼るならばクレンジングを洗浄力の高いものへとシフトするか、皮脂崩れ防止系のアイテムから脱却するかの二択である。

皮脂崩れ防止系のアイテムに頼るなら正しいクレンジングを

これらの3つの成分は、化粧品メーカーにとっても使い勝手が良いため下地やファンデのほとんどに配合されている。

逆に配合されていないものを探すことが難しいかもしれない。

かといって、これらの成分を避けると、お肌には優しく落としやすいが、撥水性・撥油性・持続性に欠ける為、どうしても崩れやすい。

そうは言っても、つるさら美肌を持続させたいという願望にしがみつきたい私たちはどうすればよいのだろうか。

それはクレンジングの見直しである。

仕上がりに重きを置き、皮脂崩れに強いアイテムを使い続けるならば、ミルクやジェルタイプのクレンジングはご法度。

洗浄力の強いミネラルオイル+界面活性剤を主成分としたオイルタイプのものを選択し、毎晩肌の上を一掃するしかない。

皮脂崩れ防止系のアイテムに頼らない美肌の育て方

皮脂崩れに強いベースケアアイテムは仕上がりは最高だが、強いクレンジングが必須となるため乾燥気味のお肌や敏感肌には負担が大きい。

一番肌に良いのは、クレンジングを優しいものに変えてお肌の水分量をキープし続けること。

それには簡単に落とすことのできるベースメイクが必要不可欠だ。

毛穴悩みに効果的なクレンジングオイルは下記を参照してほしい。

結論:改善するためには原因を知れ

皮脂崩れに怯え続けた私たちへ。

もしも今よりお肌がもっときれいになれば、ガチガチにベースメイクを固めなくても日焼け止め下地だけで十分きれいに見えるだろう。

例え崩れたとしても、元の肌がきれいであれば汚く崩れる事は無いはずだ。

それには皮脂崩れ防止系のアイテムから脱却すること。

そしてマイルドな洗浄へシフトする事が美肌を育てるカギとなる。

今ならマスク&リモートで肌は殆ど見えやしない。肌を育てるなら今である。さすれば我らの素肌も向上する。

ベースメイク
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