肌のハリ感・弾力の低下については、深刻になる前になんとかしたい肌悩みの一つ。
肌のハリを保ち、弾力の溢れるパーンッとフラットな肌を維持するためにはまずレチノールという成分を取り入れる事が最重要項目。
そのレチノールと相性が良く、レチノールよりも比較的肌に優しく使いやすいのがペプチドという美容成分だ。
今回は、iherbで人気のスキンケアブランド「アドバンスドクリニカルズ」から出ているペプチドセラムについて徹底解説する。
お肌のエイジングに詳しい皮膚科医や化粧品界隈の著名人がペプチドペプチド言ってるから気になって、今回ついに調達してきた。
そもそもペプチドってどんな成分?
もちろん肌質などにもよるけど、エイジングケアにおすすめのスキンケア成分と言えばまず
— 小林智子【皮膚科医】 (@kobatomo_1) September 14, 2021
・レチノイド
・ビタミンC
そしてさらに30代以降、何か一つ加えるとしたら「ペプチド」かなと思う
これらの成分をバランスよく取り入れることでふっくらと、より自然な若々しさを得ることが期待できます☺️
ペプチドは、ズバリ肌の「ハリ感」をアップさせて「キメ」を整える効果が期待できる美容成分だ。
ペプチドは、元々私たちの身体に存在するアミノ酸で出来た化合物。
だから、肌に馴染みやすく優しいというメリットがある。
この為、美容に欠かせないレチノールやビタミンCといったやや刺激のある成分と併用してもOKな上、単体で使用するよりも併用することでより肌のふっくら感をアップさせることも期待出来る。
要するに、優先度①レチノールとビタミンC、優先度②ペプチド
or 敏感肌でレチとビタミンCで刺激感じちゃう人はペプチドおすすめ ということです。
※全ての方に刺激が発生しないということではありません。
結論:コスパ高すぎ。ハリ感と弾力が申し分ない
今回購入の経緯に至った理由はただ一つ。
「コスパ力の高さ」のみです!
アドバンスクリニカルのペプチドセラムはyahooや楽天でも買えるけどiherbが一番安い。
iherbで買い物をした際に、あと千円ちょいで送料無料かあ、どうする?ちょうどいい値段だったのがこのペプチドセラムだったからポチしたという次第。
そして、安すぎるから全く期待はしていなかったが、肌なじみがよくすーっと伸びる・使いやすい。
一緒に買ったニュートロジーナのレチノールクリームと使うとよりしっとり感が増して良い。
とにかくコスパ、コスパ力が優れるのが購買意欲を掻き立てた。
アドバンスドクリニカルズペプチドセラムの口コミと評価
リピ確定!アドバンスドクリニカルズ( Advanced Clinicals )のペプチドセラム浸透力&保湿力が高く、使いやすい美容液https://t.co/mhDw7S52wz#iherb購入品 #アイハーブ購入品 pic.twitter.com/eRtk7Od6Dl
— ワタノヤ🌿iHerbとコスメレポ (@watanoyukiiherb) October 5, 2022
アドバンスドクリニカルズのペプチドめちゃくちゃ香料!ってかんじ。どのタイミングでぬるのが正解かよくわからん
— おこめ (@IpMgd7cV9acXpk8) June 16, 2022
アドバンスクリニカルズはレチノールクリームやビタミンCセラムが人気でバズってたけど、ペプチドは未だそれにくらべて知名度が低い模様。
良い!高評価の口コミ・評判
最も評価の高いポイントは、目元の乾燥小シワが目立たない・コスパが高いという点。
iherbの2022年の11月時点で3000件近い口コミ!その中から高評価の声をpicup!
※アセチルヘキサペプチド-8、パルミトイルトリペプチド-1、 パルミトイルテトラペプチド-7、ペンタペプチド-18、 パルミトイルトリペプチド-37、キノア種子エキス/全て保湿成分
微妙!低評価の口コミ・評判
やや微妙な評価で圧倒的に多いのが、匂いがきついという口コミ。
また、ペプチドセラムの後に複数のスキンケアアイテム(乳液・クリームやアイクリーム)を重ねるとポロポロとカスのようなものが出てくるという口コミもちょこちょこ見かける。
刺激ある?モロモロって何?微妙な現象については、次に実際に使ってみて感じたこと・メリットデメリットの部分で検証していきます!
ペプチドセラムのスペック&成分解析
商品名 | Advanced Clinicals, ペプチドセラム |
容量 | 52ml(1.75液量オンス) |
特徴 | 6種のペプチドで深い肌悩みを防ぐ 使い続けると – 肌がやわらかくなめらかでハリが与えられます。 さらに継続的なご使用で – 目元のお悩みが目立たなくなってきます。 |
全成分 | 水(アクア)、 グリセリン、 リンゴ果実エキス、 PEG-12ジメチコン、 アロエベラ葉汁、 ヒアルロン酸ナトリウム、 アセチルヘキサペプチド-8、 パルミトイルトリペプチド-1、 パルミトイルテトラペプチド-7、 ペンタペプチド-18、 パルミトイルトリペプチド-37、 キノア種子エキス、 ダマスクバラ果実エキス、 可溶性コラーゲン、 ブチレングリコール、 カルボマー、 ツボクサエキス、 チャ葉エキス、 プニカグラナタムエキス、 セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー)果実エキス、 ロブスタコーヒーノキ種子エキス、 クランベリー果実エキス、 ブドウ葉エキス、 オウレンソウ果実抽出物、 ウワウルシ葉エキス、 リシウムバルバラムフルーツエキス、 ヤエヤマアオキ果実エキス、 ラズベリー果実、 アリストテリアチレンシス果実エキス、 ポリソルベート20、 グルタミン酸ジ酢酸4Na、 酢酸トコフェロール、 ケール葉エキス、 キサンタンガム、 フェノキシエタノール、 香料、 カプリリルグリコール、 エチルヘキシルグリセリン、 ヘキシレングリコール、 クエン酸。 |
お肌にハリ・弾力を与える6種類のペプチド※1と、13種類の植物エキス※2が乾燥した肌にうるおいを与えて柔らかく保つのが、この美容液の推しポイント。
この成分クォリティで千円ちょいの美容液が作れる海外メーカーって凄い。
人気な理由も頷ける。
※1アセチルヘキサペプチド-8、パルミトイルトリペプチド-1、 パルミトイルテトラペプチド-7、ペンタペプチド-18、 パルミトイルトリペプチド-37、キノア種子エキス/全て保湿成分
※2ツボクサエキス、 チャ葉エキス、プニカグラナタムエキス、 セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー)果実エキス、ロブスタコーヒーノキ種子エキス、 クランベリー果実エキス、ブドウ葉エキス、 オウレンソウ果実抽出物、 ウワウルシ葉エキス、リシウムバルバラムフルーツエキス、 ヤエヤマアオキ果実エキス、ラズベリー果実、 アリストテリアチレンシス果実エキス/全て整肌成分
何に良い?ペプチドセラムで得られる効果
アドバンスドクリニカルズペプチドセラムの公式HPに記載されている効果一覧を翻訳し、以下にまとめる。
- 早期老化の外観を弱める(乾燥による小シワや目元の表情シワの改善&予防)
- 弾力を与えてハリのある肌へ
- 肌に潤いを与えてトーンアップ
- 13種類の植物エキスが肌を保護し潤いを与える
とにかくエイジングケアに特化した効果が期待できることが分かる。
30を過ぎると、徐々に目元の乾燥や肌のハリ感の低下を感じる。
こういった年齢と共に低下するハリ感に弾力とうるおい・柔軟性を与える促進剤に成り得るのがこのペプチドセラムだ。
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること
6種類のペプチドの効果
アセチルヘキサペプチド-8 | 「塗るボトックス」と呼ばれる成分 |
パルミトイルトリペプチド-1 | ヒアルロン酸やコラーゲンの生成をサポート。 結果的に肌のハリ感アップにつながる。 |
パルミトイルテトラペプチド-7 | 肌にうるおいを与えて乾燥による小シワを目立たなくさせる。 |
ペンタペプチド-18 | うるおいを与えて肌を整える。 |
パルミトイルトリペプチド-37 | 保湿効果&肌のバリア機能をサポート。 潤いのあるふっくらとした肌を持続させる。 |
キノアペプチド-58 | キノアから採れるエキスで、タンパク質を豊富に含む。 なめらかでハリのある肌へ。 |
ペプチドと一言で言っても様々な種類と、それぞれ微妙に違った効果を持つ。
肌にハリを与えるには、一種類じゃなくって複数のペプチドを組み合わせて肌に四方八方から届けるということが重要。
私の一番の推しペプチドは塗るボトックスと言われるアセチルヘキサペプチド-8です。
スキンケアでモロモロが出る原因
口コミでもチラホラ見かけたのが、肌にモロモロが出る事がある、という微妙な現象だ。
スキンケアでモロモロが出てしまう原因に、シリコン系の成分が配合されているという点が挙げられる。
アドバンスクリニカルズペプチドセラムに配合されているモロモロの原因となる成分は以下。
- カルボマー
- PEG-12ジメチコン
肌にモロモロが出る=悪い成分というわけではない。
例えばカルボマーは化粧品や流動を調整するのに役立つ極めて安全性の高い増粘剤で、逆にこれが無いと肌なじみが悪く化粧品が使いにくくなるというデメリットも生じやすい。
どちらも水溶性成分だから洗顔で簡単に流れるし、逆にこいつらが肌に美容成分を届けやすくするためのテクスチャーをコントロールしている重要な成分でもある。
モロモロが出ない為の注意点
常にモロモロが出るという分けでなく、アドバンスクリニカルズでモロモロが出てしまうとされる場合に重なっている事象は以下の通り。
- スキンケアアイテムを複数種類使用している
- 肌を擦る・摩擦を加えるスキンケアの使い方をしている
- ペプチドセラムの後に下地やファンデ・などを塗る
肌への摩擦が加わるほど、成分の特徴として消しカスのように成分が固まって出てきてしまうという現象が起きる。
ペプチドセラムのモロモロを回避するためにはベースメイクの前に使わない、セラムの後はクリームか乳液ぐらいで終わる、摩擦を加えず手のひらでプッシュしながらなじませることが必要だ。
ペプチドセラムを実際に使ってみた感想
テクスチャーはとろみ強めの、ゲル状の液体で無色透明!
結構トローっとしているので肌の上に乗せても液だれすることは無くて密着力があって良い。
伸びも良く、スーッと馴染ませるとすぐに浸透※して消えて無くなるのが早い。
極潤ローションの濃い版みたいな、付けた後手で顔に触れると吸い付いてくるようなペタッとした感じ。
※角質層まで
安ホテルのアメニティみたいな香り。。。
香りは思った以上にきつめです。
海外の香料って感じで、柔軟剤っぽい香り。
具体的に表現すると安ホテルに置いてあるシャンプーとか、ボディソープみたいなちょっとフローラル系?の香り。
私は好きではない香りだけど、いい匂いという口コミも見かけたのでこれは好き嫌いが分かれそう。。。
単体では保湿力弱め
これだけでは保湿力は弱めで、カピカピになってしまうので後のクリームは必須。
口コミにも、乾燥するとあったように、多分保湿力はそこまで優れていない感じだから後追い保湿で潤いを補った方が良い。
あくまでも、保湿目的ではなくハリ感やエイジング予防の目的で使うといい。
時々刺激・時々モロモロ
肌荒れしている時や、洗顔後のお肌にすぐ使うとピリピリしやすい。
使う際は、化粧水でたっぷりと潤いを確保してから使うと良いのかも。
また、この後にクリームを重ねるぐらいは何ともないが、オイル美容液にアイクリームと複数のアイテムを重ねる(=摩擦を加える)とポロポロと消しカスのようなものが出るのが気になる。
モロモロ対策としては、スキンケアアイテムを重ねすぎない&摩擦を加えない、が正解。
逆にモロモロ出るってことは普段のスキンケアで必要以上に摩擦が加わってる証拠かも。
いつ使う?ペプチドセラムの使い方と順番について
モロモロを考慮すると、摩擦が加わりやすいベース前には使わずに夜のスキンケアでの使用を推奨。
また、化粧水でたっぷりとお肌を潤わせた後にペプチドセラムを2プッシュぐらいを目安に顔全体に馴染ませよう。
洗顔(クレンジング)→化粧水→ペプチドセラム→クリーム
また、ペプチドセラムの後はクリームのみで十分。
あまり、乳液にアイクリームにオイルにと重ねる事でモロモロが出るのでスキンケアはシンプルにまとめるのがおすすめ。
ペプチドセラムのメリット・デメリット
ハリ感&キメの整い力は申し分なく、肌へのうるおい効果もまずまず。
でも、モロモロが出るのでベースメイク前に使いにくいことや、重ね付けしにくいといった使いにくさがデメリットに。
匂いや刺激に超敏感な方には不向きとも言えるが、そんなことよりも肌のハリ感や弾力を感じたい人にはおすすめの一本であった。
アドバンスドクリニカルズペプチドセラムはどこで買える?
結論から言うと、amazonやyahooなど大手のネット通販でも買えるんだけどiherbで買った方が安い。
iherbでは6000円以上で送料無料という縛りがあるが、以下でも送料は460円とそう高くない。
楽天やyahooはショップによって送料が1000円近くなる場合もあって価格に大きな差が開いている傾向。
- 楽天やyahooでは1500~2100円(送料別)
- iherbでは1300円(6000千円以上で送料無料・以下は送料460円)
レチノールと合わせるとハリ感・弾力上々
ペプチドセラム単体で使うのももちろんありだが、よりお肌のハリ感UPを実現するためにはやっぱりファーストチョイスはレチノール。
ペプチドはレチノールと一緒に併用がおすすめであり、ペプチド単体で使う場合はレチノールの刺激が強くて使いにくいという敏感肌の人におすすめ※。
とにもかくにも、老化に向かう私たちはなるべく早い段階で肌のハリ感・弾力低下への対策を行うが美魔女への鍵となる。
エイジングケア=オバサン世代の文化 ではもうない。
まず手軽にエイジングケアを始めるには、アドバンスクリニカルズのペプチドセラムがコスパ力が高くてなかなかだった。健闘を祈る。
※全ての方に刺激が発生しないということではありません。
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること