私たちにとって日焼け止め下地とは、下着を纏うと同等レベルで毎日肌に纏う必需品だ。
だからなるべく肌負担の少ないものを、クレンジングオフしやすいものを、でもつるりとした肌を演出するものを、つまり良いものを使いたい。
ランコムから出ている日焼け止め下地「UVエクスペールトーンアップローズ」はそんなニーズにマッチした極上品であると美容界隈の中では人気のアイテム。
でも崩れやすい?ヨレやすい?という口コミも。
今回はUVエクスペールトーンアップローズについてそんな口コミを元に実際に使ってみた感想を徹底レビューする。
ついにデパコス下地の王者、ランコムをお迎えする時が来ました。。。先に言いますがデパコスなのでデメリットは高い!でも使い心地は一級品です。
- ランコムのUVエクスペールトーンアップローズはつるりと健康的な肌が叶う。
- 保湿力に優れる=肌質によっては崩れやすい・ヨレやすいかも
- ランコムのUVエクスペールトーンアップローズの成分解析と利点
- 実際にランコムのUVエクスペールトーンアップローズを使用した人の口コミ!
- 口コミを元に実際にランコムのUVエクスペールトーンアップローズをレビュー
- 使って分かった!ランコムのUVエクスペールトーンアップローズのメリットデメリット
- ランコムのUVエクスペールトーンアップローズはこんな人におすすめ!
- ランコムのUVエクスペールトーンアップローズの使い方!
- ランコムのUVエクスペールトーンアップローズはイエベ向き?ブルべ向き?
- ランコムトーンアップ下地のnとローズの違いを比較
- 結論:崩れるかは目的と肌質に依存する。素肌をグレードアップさせる一本。
ランコムのUVエクスペールトーンアップローズはつるりと健康的な肌が叶う。
まず、ランコムのUVエクスペールトーンアップローズの目的は
- 日焼け止め
- 化粧下地
- 肌色補正・トーンアップ
- 血色感プラス
といった、1つで4つの機能を持ち合わせた使い勝手の良い日焼け止め下地というのが人気の理由。
カバーしたいけど重すぎず、ナチュラルに仕上げる事に重点を置いた高機能UV。ノーファンデに良い!
保湿力に優れる=肌質によっては崩れやすい・ヨレやすいかも
結論を先に言うとUVエクスペールトーンアップローズは日焼け止めミルク、というカテゴリなので保湿成分が比較的多め。
それがメリットでもあり、乾燥しやすいお肌には重宝するがテカりやすく皮脂の多い肌や事前スキンケアで保湿をしっかりした状態のお肌には崩れやすい・ファンデがヨレやすくなるという側面も。
サラサラマッド肌を求む!という方には崩れると感じるし、ツヤツヤ肌求む!という方には絶妙な潤い力がメリットにもなりうる。
ランコムのUVエクスペールトーンアップローズの成分解析と利点
⇒スライドで全表示
商品名 | UVエクスペールトーンアップローズ |
内容量 | 30mL |
使用期限 | 1年 |
全成分 | 水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、酸化チタン、スクワラン、グリセリン、 ドロメトリゾールトリシロキサン、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、 PG、変性アルコール、TEA、DPG、マイカ、ステアリン酸、セチルリン酸K、 ナイロン-12、硫酸Ba、酸化鉄、トコフェロール、ココヤシ果実エキス、 ココイルサルコシンNa、塩化Na、安息香酸Na、 ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、アデノシン、 ステアリン酸PEG-100、エチルヘキシルトリアゾン、パルミチン酸、 ポリソルベート80、マルトデキストリン、キサンタンガム、ペンチレングリコール、 セイヨウハッカエキス、トロメタミン、イソヘキサデカン、 エーデルワイス花/葉エキス、カプリリルグリコール、カルボマー、 (アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ミリスチン酸、 オレイン酸ソルビタン、ワサビノキ種子エキス、ソルビトール、 ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、EDTA-2Na、 ガリカバラ花エキス、セタノール、BG、BHT、シアバター油粕エキス、クエン酸、 ソルビン酸K、水酸化Al、ステアリン酸グリセリル、香料 |
まず、UVエクスペールトーンアップローズは何よりも紫外線防止効果に特に力を入れているのが特徴。
ベースとなるのは、肌馴染み・UV効果に特に優れる紫外線吸収剤のメトキシケイヒ酸エチルヘキシル。次に敏感肌向けの紫外線散乱剤である酸化チタン。
出典:花王
吸収剤より散乱剤のが肌負担は少ないと言われているが、散乱剤はUV効果が低いというデメリットも。
よっぽどの敏感肌でない限り、吸収剤にナーバスにならなくてもOK。
紫外線吸収剤のラインナップは以下全6種類で、吸収剤をたくさん入れる事により散乱剤のデメリットである白浮き・肌馴染みの悪さをカバー。
- メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
- ドロメトリゾールトリシロキサン
- テレフタリリデンジカンフルスルホン酸
- ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
- エチルヘキシルトリアゾン
- ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
ランコムの大元、ロレアルグループは独自の紫外線防止効果成分を作り出すほど、日焼け止めアイテムに力を入れているブランドなのだ。
酸化亜鉛フリーだから毛穴詰まりに◎
紫外線散乱剤の中でも、酸化亜鉛という成分がある種の肌質によっては毛穴に詰まりやすい・クレンジングオフしにくいという懸念が。
日焼け止め下地で敏感肌仕様であったりトーンアップ効果を謳ったアイテムは、この酸化亜鉛が配合されている確率が高いのだけれどUVエクスペールトーンアップローズは酸化亜鉛フリー!
だから毛穴詰まりやニキビなどの肌悩みを抱えているお肌にはおすすめの一本である。
酸化亜鉛フリーについて詳しく知りたい方はこちら
酸化亜鉛は皮脂を固化してさらさらにするメリットがあるけど、肌質によってはこれが毛穴に詰まる可能性がある側面も!
保湿力も抜群!だから乾燥しにくい
成分表のやや上位に位置しているのが優れた保湿成分であるスクワランとグリセリン。
だから比較的テクスチャーは乳液やミルクに近く、日焼け止め効果だけでなく保湿効果・スキンケア効果を併せ持つのが特徴の一つ。
他、ランコムが推しているスキンケア成分(整肌成分)は以下の通り。
- エーデルワイス花/葉エキスー肌に潤いを与える
- ワサビノキ種子エキスー肌を保護する
- ガリカバラ花エキスーなめらかな肌に整える
結構しっとりしているし、潤いキープにフォーカスした成分構成だから乾燥肌に特におすすめかも。
実際にランコムのUVエクスペールトーンアップローズを使用した人の口コミ!
運命の下地、ランコムのUVエクスペールトーンアップローズ✨
— みぞれ@大阪/パーソナルカラー&スタイリスト (@mizorehisuido) March 12, 2023
ピンク下地は白浮きするのに、これは首の色と馴染む😳ふしぎ!
何塗ってもファンデが毛穴落ちするようになって困ってたところ、見事に崩れず、素肌感のある仕上がりに感激…!
目にも染みず、化粧水の後すぐ塗れる!高いけど神だわぁ👼 pic.twitter.com/nQj3i1VWwE
化粧直しの時間などない/外回り/大体顔色が悪いので顔はこれだけ
— Adriano José (@vicino_adriano) October 4, 2020
ランコムUVエクスペールトーンアップローズ
SPF50+PA++++なので日焼け止め兼ねてて顔色よくしてくれ、1年保つので実質無料🥺
化粧直し不要にするためには崩れる原因=工程を減らすことだと思ってます#使い切りコスメ pic.twitter.com/ZxOrX16uev
ランコムのUVエクスペールトーンアップローズ🌸最近ノーファンデでマスクすることが増えたので、SPF50+、PA++++でトーンアップもできるのが魅力的で購入しました✨ #コスメ購入品 pic.twitter.com/FHQE7h88TB
— ぶんた🐥 (@lmdBty) May 3, 2020
ランコムの下地、トーンアップローズ愛用してんだけどまじで血色よくなるので大好き永遠に売れ
— フユ? (@kinkajunosu) March 30, 2023
あわよくば値下げしてくれ(おい)
ランコムのトーンアップローズやっぱり良い。
— こあ (@8_fxzl) March 27, 2023
これとパウダーだけのベースメイクで生きれる。
ランコム トーンアップローズ。コロナでマスク必須になる前、初めてこれ塗って外出したときに鏡で自分の顔見て驚いて以来、大好きな下地。ツヤッツヤで幸せオーラがお肌から滲み出ます♡笑 SPF50で日焼け止め効果が高いのも嬉しい。手持ちのどのファンデとも相性がいいし乾燥しないし、香りもいい♡ pic.twitter.com/ph39aH0SvM
— ころんぽっぷ🐶コスメ (@Collon__pop) August 4, 2021
20歳から6年間、ノーファンデになれたのはこの下地たちのおかげ。ジグロの私でも白浮きしないで、自然にトーンアップしてくれるしUV効果もあるからずっと愛用してる!
— おしずの美容日記📖🩵 (@matsushizuxx) March 31, 2023
ランコムとエスポアは似てるし、エトヴォスは河北さんコラボのが好きだったなあ。 pic.twitter.com/236dA651BU
使い切りコスメ
— みみ (@BxuSIL3lXspnFH6) January 7, 2022
ランコム UVエクスペールトーンアップローズ SPF50+ PA+++ 30ml
何度もリピしてる化粧下地。ローズの色が気持ち血色感アップするので好き。匂いはランコム特有だけど。次買うなら大きいサイズにしたい。
#使い切りコスメ pic.twitter.com/ByiXBDIdoS
上からファンデを重ねるのももちろん、ノーファンデ用にこれ一つとパウダーだけで使っている人も結構多い!
良い!高評価の口コミ
@コスメやAmazonレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったポジティブな声を以下にピックアップしました。
日焼け止めらしかなるミルク感、ナチュラルなカバー力が人気な模様。デパコスのラグジュアリーな香りも人気。
微妙!低評価の口コミ
@コスメやAmazonレビューを中心に様々な口コミから、特に多かったネガティブな声を以下にピックアップしました。
一方ではテカる、香りがキツイという声もチラホラ。
匂いに敏感な人にとっては無香料が良いのかも。
口コミを元に実際にランコムのUVエクスペールトーンアップローズをレビュー
ずっと気になっていたランコムのUVエクスペールトーンアップローズ。
酸化亜鉛フリーでピンクカラーということもあり、ノーファンデ生活には非常にマッチしやすいアイテムとみた!
SNSでも時たま評判が良いので満を期してランコムデビュー。
テクスチャーや肌馴染みは?
伸びの良いミルク。
乳液というよりももう少しこっくりとしたクリームに近いテクスチャー。
肌馴染みも申し分ない。するすると肌の上を伸びて広がるからちょっとでOK。
だた量を付け過ぎるとちょっと馴染みは悪くなるかも。
両手で顔を包むように馴染ませていくと良い。
香りは?
香りはデパコス!って感じのお花のような石鹸に近いフローラルな香り。
個人的には良い香り。
また肌に馴染ませていくとそのうち香りが消えていくのでずっと香っている、というわけでは無し。
保湿力は?
保湿力は割としっかりあるので、事前のスキンケアを怠っても十分なほど。
スクワランの配合量が多めなのでツヤが出やすい。
肌が元々テカりやすく皮脂が多い方にとっては、テカる!という事態になるかもしれない。
乾燥肌にはむしろこれぐらいの保湿力がありがたい。
トーンアップ効果は?
ミルクの色はほんのりピンクカラーであるが、肌に乗せると馴染んで透明度が増すので、血色感がしっかり出る!
というよりもほんのり血色感と透明感がプラスされるというイメージ。
白浮きすることが無く、ナチュラルにトーンアップし「素肌感を残しつつ綺麗な仕上がり」が叶う。
逆を言うと、カバー力はやや低め。
あくまでもナチュラルにカバー。透明感と血色感のみが残留する。
持ちは?
30mlで2か月近くは持つのでは?という体感であったが、効果のある日焼け止めの適量は1回で0.8gが推奨されているとか。
なので思っているよりも割と多めに塗る事が必要で、日焼け止めに関しては1回でパール大2つ分ほど。
これを踏まえると1か月半~2か月ほどは持つ計算!
紫外線対策の試験で、使われる基準量は、1cm²あたり2mgとなっています。
日焼け止めに表示されているSPFやPAなどは、この量を使わないと数値分の効果は出せません。
具体的には約0.8g が必要です。
▶ クリームタイプ パール2粒分
▶ ローションタイプ 1円玉2枚分
出典:前田メディカルクリニック
使って分かった!ランコムのUVエクスペールトーンアップローズのメリットデメリット
比較的ナチュラルに見せたい人向けで、ガッツリカバーする系のアイテムでは無い!
ランコムのUVエクスペールトーンアップローズはこんな人におすすめ!
- ノーファンデで過ごしたい人
- ナチュラルに仕上げたい人
- 乾燥肌でカサつきやすい人
- 毛穴詰まりが気になる人
- マイルドな洗浄力のクレンジングを使っている人
比較的オフしやすい成分設計なので毛穴に詰まりにくく、クレンジングによる負担を考えなくても良い!
美肌へ育てていきたい人にぴったりの一本。
逆にランコムのUVエクスペールトーンアップローズがおすすめじゃない人は?
- 皮脂量が多くテカりやすい人
- カバー力を求める人
保湿成分の配合量も多めなので、さらさらマッド系の肌質を求める人やカバー力を求める人には微妙かも。
ランコムのUVエクスペールトーンアップローズの使い方!
- 使用量はパール粒2つ分
- 両掌の上部分に乗せてかるく馴染ませ合わせる
- 顔の中心から外に向かってペタペタと馴染ませていく
- 首にもしっかり馴染ませる
- 最後は両手で顔を包むように馴染ませる
UV効果をきちんと得るためには0.8g、約パール粒2つ分をしっかり塗布しよう!
ランコムのUVエクスペールトーンアップローズはイエベ向き?ブルべ向き?
そこまでピンクピンクしているわけではなく、ほんのりピンクっぽい透明感をプラスする程度だからイエベだとかブルべだとかを気にする必要なし!
どんなお肌にもマッチする色味、逆に言うとそこまで色がつかないから肌色を問わずに使える。
ランコムトーンアップ下地のnとローズの違いを比較
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種類 | トーンアップローズ | トーンアップn | BBn | BB ll n | クリアn | アクアn |
カバー力 | ★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | – | – |
ツヤ感 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
保湿力 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ |
落ちにくさ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
ポイント | 血色感アップで ほんのりカバー | パール入りで光を集めて ナチュラルにカバー | ツヤとカバー力にフォーカスした BBの明るめのカラー。 | ツヤとカバー力にフォーカスした BBのやや暗めのカラー。 | ファンデの色の邪魔をしない クリアカラー。 | ジェルテクスチャーで さらっと使いやすい。 |
トーンアップ効果でファンデの色味を生かしたいならnがおすすめで、血色感をプラスしたいならローズがおすすめ。
結論:崩れるかは目的と肌質に依存する。素肌をグレードアップさせる一本。
崩れるっちゃ崩れる。よれるっちゃよれる。
これは皮脂過多であったり、様々なアイテムを塗り重ねるケースに依存する。
かえって、ノーファンデで過ごす場合やナチュラルな仕上がりを求める場合には、素肌感を残しつつも元からこんな肌ですが?
というような「塗ってる感」が出ずに素肌をグレードアップさせる一級品にも成り得るのがランコムのUVエクスペールトーンアップローズである。
だから評価は二分化する。個人的には脱ファンデしたい人、お肌を育てていきたい人におすすめしたい。
下地選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。