30歳を過ぎて厄年に差し掛かる頃、無表情な私の目元にもついに細かな乾燥小シワが出現し始めた。
笑った後のシワがどんどん消えにくくなる未来。シワは刻み込まれる前が勝負だという事を心得たい。
今回はエイジングケア入門のアイクリームといえばエリクシール、「エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム 」を一本使い切った私が、美白効果もプラスされたホワイトへと移行した話。
まず、シワ改善クリームや美容液のメカニズムとは?
アイクリームがプチプラからデパコスまで多様化する現在。値段もピンキリ、そして効果もピンキリであるという事実がある。
その効果の圧倒的な差を生み出すのは、シワ改善※に効果的な有効成分が配合されているか否か。
※乾燥による小シワを目立たなくさせる
プチプラは保湿成分がメインだから安い
正味、成分はヒアルロン酸や保湿系の成分がメイン。
そして目元の乾燥小じわが目立たなくさせるメカニズムは単にお肌を保湿して目立たなくするという点のみ。
シワにとって保湿は絶対。乾いている肌程、シワは刻まれやすい。
しかし保湿だけではシワをほんの少し予防することは出来ても、出来たシワを目立たなくさせることは難しいのが事実だ。
シワ改善成分の代表格「レチノール」
レチノール、それは厚生労働省がシワ改善効果を認めた唯一の成分だ。
これは肌のターンオーバーに着目し、ハリ感を与えることで乾燥による小シワを目立たなくさせるという優れもの。
詳細は下記を参照してほしい。
シワ改善と言えばエリクシールシュペリエルエンリッチドリンクルクリーム
2017年に日本で初めて、薬用有効成分純粋レチノール*の配合による
「しわを改善する」新効能の認可を受けました。
これも、101年に及ぶ様々な化粧品研究のひとつの成果です。
https://www.shiseido.co.jp/
資生堂がシワ改善の研究開発に取り組んだ歴史は長い。
その恩恵を得るために、まずはエリクシールシュペリエルエンリッチドリンクルクリームの効果を紹介する。
期待できる効果とメカニズム
シワに効果をもたらすメカニズムは、
- 純粋レチノールによってヒアルロン酸が生産サポート、お肌にハリが出来る
- お肌の角質の水分量が上がることで肌のきめが整う
- よってお肌の柔軟性が高まり、シワがを目立ちにくくさせる
シワが出来やすいお肌の状態と言えば、柔軟性に欠け、肌がゴワゴワし、水分量も低下して固くなってしまっている。
これらを改善するのが、シュペリエルエンリッチドリンクルクリームに配合されている純粋レチノールの効果である。
コラーゲンGL配合でもっちりハリ肌
コラーゲンGLとは資生堂が開発した、お肌の水分量を保持しハリを保つ水溶性コラーゲン、グリセリンの保湿成分である。
レチノールとの合わせ技で、とにかく肌が乾燥する隙を与えないのが肝なのだ。
サイズは2種類展開
サイズは、
- 22gのLサイズで(目元・口元の使用で110回分)
- 15gのSサイズで(目元・口元の使用で75回分)
朝晩使ってLは3月半、Sは2か月半くらい持つ計算。
しかし、伸びが良いから実際に私がSを使用した時は4か月くらい持った気がする。
効果を感じるまでに9週間は必要
塗ってすぐ効果、というわけにはいかないのがデメリットの一つであるかもしれない。
継続が鍵。そして改善したとしても、使用を辞めないこと。
私たちのお肌は加齢とともに、うるおいに欠けシワが出来やすくなる一方。
ならば補い続けるしかないのが現実。
エリクシールホワイトエンリッチドリンクルホワイトクリームは何が違う?
エリクシールリンクルクリームには、通常タイプのシュペリエルとホワイトタイプの2種類が存在する。
その違いは至ってシンプル。
ホワイトタイプは、シュペリエルのシワ改善効果にメラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐ美白効果がプラスされている。
美白有効成分「トラネキサム酸」配合!
トラネキサム酸は、メラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐ有効成分である。
これから迫りくるシミに打ち勝つにはトラネキサム酸を取り入れるのも一つの手である。
シュペリエルからホワイトへ移行した話
目元のしわが気になり始め、シュペリエルを一本使い切り目元のハリが復活。
そして目立たなくなったシワに効果を感じて2本目に突入する際、私はホワイトタイプを選択した。
やっぱり、シミ※も予防できるならホワイト以外の選択肢は無い、そう思ってホワイトへ移行。
とにかく劣化したくない。
値段は千円しないくらいホワイトの方が高い。
※メラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐ
エリクシールリンクルクリームの使い方解説
これはシュペリエル、ホワイト共通。
まず、レチノールと言う成分は極めて不安定。ちょっと空気に触れたり紫外線に触れるだけで、劣化してしまう。
リンクルクリームは劣化を防ぐために最初は密封状態。キャップを占めると中身が開封されるという仕組みである。
小さいパール粒一つ分が目安
朝と夜のスキンケアの一番最後に、目元口元の気になる部分に馴染ませるだけ。
初めは様子を見ながら使用すること
レチノールはターンオーバーを促進させる威力のある、少し刺激がある成分でもある。
お肌が敏感な方や慣れていない状態だと、かゆみや皮むけなどが起きる可能性が懸念される。
- 最初は一日置き、夜だけなど、感覚を空けて使う
- 慣れてきたら朝晩の一日2回の使用
朝使う場合は必ず日焼け止めと併用
レチノールは冒頭に言ったように不安定でデリケートな特徴を持つ。
レチノールは紫外線によって不活化したり、肌トラブルの原因となる可能性あり。
効果を最大限に発揮するには、日中の使用は必ず日焼け止めと併用する事。
結論:エイジングケアにはホワイトタイプが断然おすすめ
エイジングケアは遅かろう悪かろう。
シワもシミも、出来る前に何とかするのが鉄則だ。アンチエイジングを求めるならば、ホワイトタイプが断然おすすめ。
今は白く均一なお肌も、いずれにせよ年齢と共にシミやそばかすから逃げることはできない。
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること