日本でのクッションファンデブームを加速させたティルティル。
肌タイプや仕上がりの好みに合わせて選べるところが人気の理由のひとつだが、クッションファンデだけではなく化粧下地も優秀なのはご存知だろうか。
自然なトーンアップ効果(※)や保湿力、崩れ防止などなりたい肌や目的に合わせて選べて、カラーも充実。
今回はそんなティルティルの化粧下地2種とそれぞれのカラーについて、口コミやネットの声も交えながらレビューしていく。
(※メイクアップ効果による)
ありすぎてどれかいいか選びにくいTIRTIR下地を全レビュー&全解析!
!目次の項目をタップすると読みたい場所にジャンプできます!
ティルティルのトーンアップ下地の共通点
(※メイクアップ効果による)
カバー力にも優れるからノーファンデにもおすすめなのである!
エッセンスとクリームは何が違う?
種類 | トーンアップエッセンス | トーンアップクリーム |
価格 | 2,970円- | 2,420円- |
内容量 | 30ml | 50ml |
質感 | ||
肌タイプ | 乾燥・インナードライ | 脂性肌・混合肌 |
カバー | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
ナチュラル | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
マット | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
崩れにくさ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
色味 | ベージュ ラベンダー グリーン | ベージュ ピンク イエロー |
酸化亜鉛 | フリー | 配合 |
おすすめ の人 | 粉っぽさや乾燥が 気になる、 ツヤのある 仕上がりが 好きな人 | サラサラに 仕上げるのが 好きな人、 マット系の 陶器肌が好み |
コスパ的には、クリームの方が量が多いのは確かであるがエッセンスタイプの方が伸びが良いので実際は殆ど変わりなし。大きな違いは以下の通り。
- ナチュラル・透明感・ツヤに徹しているのがエッセンス
- 保湿力に優れるのもエッセンス
- クリームは崩れにくくカバー力も優れる
- クリームはマットな質感でオイリー肌には◎
両者共カバー力には優れる仕上がり。エッセンスの方は透明感を演出するために薄付きな仕様であるが、クリームタイプはカバー感が強い。逆に透明感は出にくい。
あと、酸化亜鉛フリーなのはエッセンスタイプ!個人的には仕上がり。質感などを含めるとエッセンス推しです。
トーンアップエッセンスの特徴まとめ
- 素肌のように軽やかなのにしっとりしたつけ心地
- SPF30、PA++で日常生活での紫外線をしっかりカットしてくれる
- 紫外線吸収剤不使用・酸化亜鉛フリーで敏感肌や毛穴が詰まりやすい人にも使いやすい
- みずみずしいつけ心地で年中快適に使える
- 3色展開で肌の色悩みに合わせて選べる
水、メチルトリメチコン、酸化チタン、ジメチコン、変性アルコール、BG、シクロペンタシロキサン、フェニルトリメチコン、サリチル酸ブチルオクチル、ラウリルPEG-8ジメチコン、ナイアシンアミド、塩化Na、セチルジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、 (PEG-10ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、ジステアルジモニウムヘクトライト、プロパンジオール、スペリヒユエキス、酸化鉄、水酸化Al、セスキオレイン酸ソルビタン、トリメチルシロキシケイ酸、ステアリン酸、安息香酸Na、リンゴ酸ジイソステアリル、香料、(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー、クエン酸トリエチル、ポリシリコーン-11ソルビン酸K、トリエトキシカプリリルシラン、ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2、エチルヘキシルグリセリン、ミリストイルグルタミン酸Na、キサンタンガム、カエサルピニアスピノサ果実エキス、ポリヒドロキシステアリン酸、EDTA-2Na、ステアロイルグルタミン酸2Na、アデノシン、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸、レシチン、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-3、カッパフィカスアルバレジエキス、 1,2-ヘキサンジオール、ヒアルロン酸、加水分解ヒアルロン酸、アンマロク果実エキス、ヒアルロン酸Na、ココヤシエキス、オクラ果実エキス、 モモ花エキス
酸化亜鉛フリーなのはTIRTIRの下地のなかでもトーンアップエッセンスシリーズだけ!
トーンアップクリームの特徴まとめ
- 保湿感がありつつもサラリとした仕上がりで崩れにくい
- SPF50+、PA++++で真夏のレジャーも安心の強力な紫外線カット力
- ノンケミカルで吸収剤によって敏感に傾きやすい肌でも使いやすい
- ふわっとした毛穴レスななめらか美肌
- スキントーンや肌悩みに合わせて3色からピッタリのものを選べる
水、酸化亜鉛、シクロへキサシロサン、プロパンジオール、カプリル酸プロピルヘプチル、サリチル酸ブチルオクチル、酸化チタン、カプリリルメチコン、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ナイアシンアミド、ジシロキサン、DPG、トリメチルシロキシケイ酸、炭酸ジカプリリル、ジステアルジモニウムヘクトライト、硫酸Mg、トリエトキシカプリリルシラン、、酸化鉄、1,2-ヘキサンジオール、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、、メタクリル酸メチルクロスポリマー、ポリメチルシルセスキオキサン、フェニルトリメチコン、(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー、カプリル酸グリセリル、カプリリルグリコール、香料、水酸化Al、エチルヘキシルグリセリン、アデノシン、トコフェロール、合成フルオロフロゴパイト、スクワラン、シロバナワタ種子油、BG、異性化糖、ココヤシエキス、モモ果実エキス、クエン酸Na、クエン酸
トーンアップクリームは皮脂崩れやテカリに強い酸化亜鉛配合!レジャーで汗をかきやすい時ににはこちらの方が落ちにくい!
ティルティルの下地はどっちが人気?
@cosmeとLIPSを見てみてるとどちらも人気があるようだが、特にトーンアップエッセンスの方が人気が高い様子。
どちらのサイトでも平均評価が高く、口コミ件数も圧倒的に多い。
まずは人気があるものを試してみたいという人はトーンアップエッセンスのほうから試してみるといいだろう。ただ、スキンケアにしてもメイクアイテムにしても、人気があるものを試す楽しさもあるが自分の肌や生活スタイルなどに合ったものを吟味して選ぶことはそれ以上に大切。以下で肌質に合わせた選び方のポイントを挙げる。
肌質・目的で選ぶならティルティルの下地はどっちがおすすめ?
- 普通肌
- 乾燥肌
- 脂性肌
- 混合肌
- 敏感肌
どちらでも◎保湿感がありしっとりした柔らかな仕上がりが好みならトーンアップエッセンス。
みずみずしく馴染むサラッとした仕上がりが好きならトーンアップクリームがおすすめ。季節によって使い分けてもよし。
保湿力高めのトーンアップエッセンスがおすすめ。
スキンケア成分が配合されていて水分をたっぷり湛えたようなうるおった肌に。
保湿感は残しつつ、サラッとなめらかな肌に整えるトーンアップクリームがおすすめ。
ベタベタしないのに密着感が高く崩れにくい。
季節や環境によっての使い分けがおすすめ。
- 暑い季節や汗をかきやすい環境にいる人→トーンアップクリーム
- 乾燥する時期やエアコンの効いた部屋にいることが多い人→トーンアップエッセンス
また部分によってアイテムを使い分けるのもおすすめ。Tゾーンはトーンアップクリーム、その他の部分はトーンアップエッセンスと塗り分けると◎
トーンアップエッセンスもトーンアップクリームも紫外線吸収剤不使用なので、吸収剤が苦手な人はどちらを選んでもよい。
ただ、酸化亜鉛フリーなのはトーンアップエッセンスのみなので注意。金属アレルギーだったり毛穴づまりを起こしやすい人はトーンアップエッセンスがおすすめ。
↑気になる肌質をタップすると肌質毎におすすめが分かる!
保湿力・うるおいならトーンアップエッセンス
たっぷりと水分を含んだ水光肌に整えるのはトーンアップエッセンス。保湿力とツヤを兼ねそろえパサつきやすい肌質や潤いの低下した肌を底上げしてくれる仕上がり。
韓国人のようなつやつやとした美肌を目指したい人にはエッセンスがおすすめ。
崩れにくさで選ぶならトーンアップクリーム
トーンアップクリームは皮脂を固化してサラサラに保つ、皮脂崩れに強い成分である「酸化亜鉛」配合!皮脂の多いオイリー肌や、メイク崩れを起こしたくない人にはこっちがおすすめ。
ハイカバー・ハイマット、崩れにくさを重視するならクリームがおすすめ。
ブルべ・イエベ・肌悩みで選ぶならティルティルの下地はどれがおすすめ?
ブルベにおすすめなのは・・・
- トーンアップエッセンス ベージュ
- トーンアップクリーム ベージュ
→自然に肌トーンをアップさせて色むらを整えたいブルベさんに。どんな肌色やコンディションでも万能に使えるベージュ。
- トーンアップエッセンス ラベンダー
→くすみが気になるときに。透明感を底上げしてブルベさんの良さを引き立ててくれるカラー。
- トーンアップクリーム ピンク
→顔色が冴えないときに。血色感をアップさせて健康的な華やかさをプラスしつつ、くすみを取り払ってくれるカラー。
ブルべだと元々色白肌であるため、グリーンを選ぶとやや顔色が悪くなる心配も。なので選ぶならこの3色が無難!
イエベにおすすめなのは・・・
- トーンアップエッセンス ベージュ
- トーンアップクリーム ベージュ
→ワントーン明るく(※)色むらのないキメの整った肌に仕上げたいイエベさんに。ポイントメイクの映える整った肌印象へ。
- トーンアップエッセンス ミント
→赤みが気になるときに。赤みは自然にカバーしつつ、涼やかな印象の清潔感溢れる肌に。
- トーンアップクリーム イエロー
→くすみや青みなど、不健康な印象が気になるときに。イキイキとした健康的なナチュラル美肌に見せてくれるカラー。 黄ぐすみする心配もなし。
イエベだとパープルカラーは白浮きしやすい可能性も。なのでブルべ・イエベ別で選ぶならこの3色が無難!
ティルティル マスクフィットトーンアップクリームの仕上がりと色選び
種類 | ベージュ | ピンク | イエロー |
色味 | どんな肌色にも 合わせやすい ナチュラルベージュ | ピンクピンク し過ぎない 明るさのある カラーで トーンアップも◎ | 明るめのイエロー で肌馴染みも◎ |
おすすめ の人 | 白浮きせずに ナチュラルに 肌色に合わせたい! | トーンアップ しつつも 血色感が欲しい! | 赤みや色ムラを 補正したい グリーンが浮く人に |
- クリーム:ベージュの仕上り
- クリーム:ベージュがおすすめの人
ナチュラルに肌トーンを上げてくれる。しっかり色が乗るタイプの下地のため、これだけでも美肌効果大。毛穴や色むらをカバーして、ファンデーション要らずのなめらか肌に整えてくれる。
保湿感はありつつもサラッとした仕上がりで、時間が経っても崩れにくい。
- ベージュ系の自然なトーンアップ下地を探している人
- 皮脂崩れは防止したいがサラサラすぎるものは苦手な人
- 肌の全体的な色むらを整えたい
- クリーム:ピンクがおすすめの人
- クリーム:ピンクがおすすめの人
明るく内側から発光するようなツヤと多幸感のあるピンク。
白浮きせず血色感をプラスしてくれるので、健康的な印象の肌に。
- 血色の悪さによる青ぐすみが気になる人
- 多幸感のあるピンク系の肌に仕上げたい人
- イエベの人がピンク系のメイクをするときのベースにも。
- クリーム:イエローの仕上がり
- クリーム:イエローがおすすめの人
ナチュラルに馴染むイエローが程よくカバーしながら美肌に見せてくれる。
黄ぐすみしない自然なトーンなので小鼻の赤みやくすみを払拭して垢抜けた印象に。
- 赤みやくすみなど、全体的に色むらが気になる人
- コントロールカラーやファンデーションでがっつりカバーするより、下地で自然な美肌に見せたい人
- ブルベの人がイエベカラーのメイクをするときのベースにも
ティルティル マスクフィットトーンアップエッセンスの仕上がりと色選び
種類 | ベージュ | ラベンダー | グリーン |
色味 | どんな肌色にも 合わせやすい ナチュラルベージュ | 青み感のある ラベンダーで 透明感✖ トーンアップ | ブルーベースの グリーンで 赤みを消したい 色白肌に |
おすすめ の人 | 白浮きせずに ナチュラルに 肌色に合わせたい! | とにかく透明感を 重視する! くすみやすい 人にも! | 赤みや色ムラを 補正したい 色白で イエローが 浮く人に |
- エッセンス:ベージュの人仕上り
- エッセンス:ベージュがおすすめの人
乾燥しないみずみずしいテクスチャーが馴染んで、素肌に一枚ヴェールをかけたように自然にトーンアップ。(※)
肌色が均一になり、ファンデーションやポイントメイクの映える肌に。
※メイクアップ効果による
- 清潔感のある均一な肌トーンに仕上げたい人
- 下地とパウダーだけなど、ナチュラルなベースメイクが好きな人
- メイク初心者さんが迷ったときの最初の一本としても
- エッセンス:ラベンダーの仕上り
- エッセンス:ラベンダーがおすすめの人
自然なラベンダーカラーが肌に透明感と澄んだ明るさをプラスしてくれる。
白くなり過ぎずトーンアップ(※)はしてくれるので、黄ぐすみや色むらをカバーしながら美肌に見せてくれる※メイクアップ効果による
- 黄ぐすみ、どんよりとした顔色の暗さが気になる人
- 澄んだ印象の透明感ある肌に仕上げたい人
- イエベの人がブルベメイクをするときのベースを整えるカラーとしても
- エッセンス:グリーンの仕上り
- エッセンス:グリーンがおすすめの人
赤みをカバーしてくれるグリーン。
赤みが気になる頬のみなどの部分使いはもちろん、なめらかなテクスチャーで肌馴染みがいいので全顔に使っても不自然にならない。
- ニキビ跡や頬、小鼻など肌の赤みが気になる人
- 暑くなったり寒暖差などで赤みが出やすい人
- コントロールカラーのように部分的にも使えるものを探している人
結論:人気はエッセンス、推しはエッセンスラベンダー
全部使ってきた中でも一番推しているのはトーンアップラベンダー。
個人的には乾燥肌で潤いツヤ肌を重視しているのと、酸化亜鉛フリーで毛穴の詰まりにくいものを使いたいから。クリームタイプはハイカバーハイマット、崩れたくない✖肌悩みを確実にカバーしたい人向け。
とはいえ両者共、他メーカーの下地と比べるとカバー力は高めなのでエッセンスでも十分満足しやすい。ノーファンデでも過ごせるTIRTIRの下地選びの参考になれば幸いである。健闘を祈る。