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朝食にプロテインは不正解?名著「フィットフォーライフ」の朝食理論

朝食を抜くと集中力が乱れてパフォーマンスが下がるから朝はしっかり食べよう。いや、朝食は食べずに空腹時間を作る事によって細胞が活性化するからアンチエイジングに効果的である。

朝食の正解・不正解は人類にとって永遠のテーマではないだろうか。朝からカレーをかきこむ勢もいれば、エナジードリンクオンリー勢も存在する。また、最近ではタンパク質不足が懸念され、朝プロテインという新習慣も流行している。高須幹也も朝食に関しては、起床後に胃腸の調子が活発である人とそうでない人の違いもあるため、朝食の正解不正解は人によってまちまちだと語る。

今回は栄養学の永遠のバイブル 「フィット・フォー・ライフ」から朝食にまつわる衝撃の事実を紹介する。

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肌をきれいにするためだけに金と労力と時間を全力で注いだ結果、脱ファンデに成功して2年。効果があったこと、無かったことを発信。ファンデ無くても生きれる。アプリ加工無くても生きれる。好きなものはビールと魚卵。
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健康栄養学の名著「フィット・フォー・ライフ」とは

食事の欲求

「フィット・フォー・ライフ」とは、世界の名著ベスト25に選定され、あの有名なニューヨークタイムズ紙で40週連続1位を達成した健康栄養学のバイブルである。

アメリカ人の62%が肥満といわれる肥満大国で、究極のダイエット法は運動やエクササイズではなく正しい食事法であると唱えた著者の言葉は、今世紀までの食に関する常識を覆し、アメリカだけでなく世界中に衝撃を走らせた。

「フィット・フォー・ライフ」から学ぶ衝撃の朝食の真実

食事を図る

「フィット・フォー・ライフ」 の栄養学では、何を食べるべきか・食べないべきかではなく、何をいつ、どの順番・どの組み合わせで食べるべきかをという、人間の体の構造から見た正しい食事法を唱えている。例えば人体には、

  • 栄養を摂取・消化する時間帯
  • 栄養を吸収・利用する時間帯
  • 体内の老廃物や食事で出た不要なものを排出する時間帯

といった、3つのサイクルが存在していると著者は言う。まずは人体の働きに合わせて、正しい時間帯に食事を摂ることが、この「フィット・フォー・ライフ」で言う 正しい食事法の最優先事項である。そして人体構造的に一番注目したいのが朝食についてである。

朝食は人体構造的に不必要

デトックス

私たちのほとんどが、朝7時~10時頃までに朝食を摂っている。しかし、「フィット・フォー・ライフ」で唱えている人体サイクルの時間割では、朝4時~昼12時までの時間帯は「体内の老廃物や食事で出た不要なものを排出する時間帯」に値する。

この時間帯に食事をするという行為は体の老廃物や不要物をスムーズに排出することを妨げる行為に匹敵する可能性がある為、極力食事を避けるのが正解であるという。つまり、人体構造的に朝食は重要でない、むしろ害悪である、というのがフィットフォーライフの朝食論である。

今までの人生で、朝食はしっかり食べるのが当たり前と聞かされてきた私たちへ。過去にコレステロール値の少ない植物油が正解とされてきた時代が、今や食べるプラスチックとまで批判されるようになったのと同じで、栄養学・健康法は時代と共に変わりつつあるのを忘れてはいけない。

朝食を取るならばフルーツ一択

ラフランスの切り身

朝食は基本的に摂らなくてもいいと「フィット・フォー・ライフ」は言うが、一つだけ摂っても問題の無いものがある。それはフルーツだ。朝にフルーツを食べてもいい理由は以下の通り。

  • 果物は消化にエネルギーを使わない為、朝の人体の排出時間を阻害せずに早急に栄養補給することが出来る
  • 果物には生命維持に必要なビタミン、ミネラル炭水化物、脂肪酸の全てが揃っているので栄養補給に最適
  • そもそも人間は肉食でも草食でもなく果食動物ど言われているほど、人体構造上、果物は消化の負担がほぼ無く吸収しやすい

このように、朝は食べなくても問題ないがむしろフルーツは積極的に摂ることが望ましい。

「フィット・フォー・ライフ」著者が朝プロテインをおすすめしない理由

ホエイプロテインとガセイン

基本的にフルーツ以外の、糖質やタンパク質は消化するのに時間がかかる。消化に時間が掛かるということは、体内のエネルギーを消化に費やすため、実は体に負担がかかっているという事実を忘れてはいけない。

中でも、タンパク質は人体構造的に消化に最も時間を費やす栄養素の一つである。このことから、本来ならば「体内の老廃物や食事で出た不要なものを排出する時間帯」である朝にタンパク質を摂取するということは人体の働きを大きく阻害してしまう行為に値する。いくら吸収しやすく改良されたプロテインでも、朝に摂取するならばプロテインよりもフルーツが正解であると「フィット・フォー・ライフ」では唱えている。

注意!食後のフルーツは栄養学的に最悪

びっくりしたくま

果物を摂取する上で一番注意するべき事は空腹時に摂取するのが絶対である。

  • 果物は糖質やタンパク質と言った栄養素の中で最も早い時間で消化器官を通過する=消化が早い
  • 果物の消化は最長30分、その他の栄養素の消化は2~8時間と胃の中に留まる時間に差異がある
  • 胃の中に果物以外の食物が入ったまま果物を入れると、他の栄養素によって果物が消化器官を通るのを邪魔される
  • 果物とその他の栄養素が胃の中で一緒になると果物の酵素で胃の中の栄養素が発酵してしまい、せっかく摂取した栄養素が腐ってしまう

このことから、食後のフルーツはせっかく摂取した栄養素を腐らせてしまうため、上手く消化が進まず、腐敗によって出来た毒性物質を分解するために肝臓にまで負担がかかってしまう。さらに消化しきれなかった腸内で悪玉菌の餌となる可能性がある為、腸内環境をも乱す原因となる。

フルーツの正しい食べ方

フルーツサラダ
  • 朝の空腹時、胃が空っぽの状態で食べること

フルーツの正しい食べ方は至ってシンプル。食べたいならば朝食にフルーツを持ってくるだけで最大限の栄養素を効率よく吸収出来るし、朝の「体内の老廃物や食事で出た不要なものを排出する時間帯」であっても全く負担がかからない。

さいごに

フィットネス

ヴィーガン、ベジタリアン、マクロビオティック。

宗教の如く食事に関する信仰はどの時代でも多様多種。何が正解、不正解は決めると戦争になるので一番自分に合った方法を選択したい。そして、何はともあれ方法は違えど、いつまでも健康で美しくスリムな体を維持したいというのが全人類共通の願望ではないだろうか。

選択するには、まず選択肢を知ることから始めよう。口に入れるものはもちろん、その手順や組み合わせにも注目してみよう。今すぐに理想の身体やなめらかな肌を手に入れる事は難しい。しかし、今から始める食事の仕方一つで六週間後の肌を作ることが叶う可能性がある。食事は選択することが出来る。選択の連続が将来の自分のコンディションにつながるのだ。

インナーケア
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