私たちのお肌のダメージ一気に加速してしまう夏が来る。
日焼け止めを塗れども、傘を差せども、隙を狙って入り込んでくる紫外線。
毛穴・シミ対策*1・ハリ感など、エイジングケアにビタミンCが欠かせないと聞いて、Qoo10のメガ割にて「DS ライン コンセントレート 12.5C」を調達したのでレビューする。
*1メラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐ
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること
ビタミンCがエイジングケアに欠かせない理由
ビタミンCはレチノールに次いで、エイジングケアにおすすめの成分としてさまざまなスキンケアアイテムに取り入れられている。
なぜ、エイジングケアにビタミンが欠かせないのかというと、
- 皮脂のバランスを整えるー毛穴悩み・肌荒れ予防が期待できる
- お肌内部のコラーゲンの生成をサポートーお肌のハリ感がアップ・乾燥による小しわの目立ちにくい肌へ
- メラニンの生成を抑えるーシミ・ソバカスを防ぐ
という、肌の三大悩みをカバーする、素晴らしき成分と言える。
とりあえず、30過ぎたら降りかかるエイジングサインをビタミンCで払拭させるに限る。
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること
ビタミンCの種類と効果についての詳細はこちら
キールズ「DS ライン コンセントレート 12.5C」の口コミと効果
キールズから出ているビタミンC美容液、それはDS ライン コンセントレート 12.5Cである。
キメを整え、健やかで、ふっくらハリ感のあるなめらかつるん肌に整えます。
https://www.kiehls.jp/skincare/face-product/face-serums/powerful-strength-line-reducing-concentrate/595.html
肌のキメが整う、つるんとなめらか。それは私たちの永遠のテーマだ。
その効果を実感する感動の声も多い。
「DS ライン コンセントレート 12.5C」の口コミ
毛穴に良い、という声が多い印象。。。万年毛穴悩み勢は、これにて終止符を打てるのかも??
成分解析。ビタミンC含有量12.5%!
商品名 | キールズ DS ライン コンセントレート 12.5C |
内容量 | 50ml / 75ml |
全成分 | PG,ジメチコン,グリセリン,アスコルビン酸, パルミチン酸エチルヘキシル, セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン, ジメチコンクロスポリマー, アスコルビルグルコシド,シクロヘキサシロキサン, ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸, ラウロイルリシン, (アクリロニトリル/メタクリル酸メチル/塩化ビニリデン)コポリマー, ポリシリコーン-11,アデノシン,加水分解ヒアルロン酸, リモネン,イソブタン,オレンジ果皮油,レモン果皮油, シトラール, テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル |
効果 | 毛穴・ニキビなどの肌表面の凹凸をなめらかに整える。 フラットでキメの細かな肌へ。 |
このビタミンC美容液の特徴は、ビタミンCが12.5%も配合されているということがポイントである。
そのビタミンCの主な成分はアスコルビン酸・アスコルビルグルコシド(製品の抗酸化剤)。
- アスコルビン酸とは、ビタミンCの中でも最もアクティブに働くピュアビタミンC
- アスコルビルグルコシドとは、ピュアビタミンCをより安定させゆっくりと肌へ届けるビタミンC誘導体
このこの2種類のビタミンCを時間差で角質層まで届けることによって、効率的にビタミンCを補給することが出来る。
ビタミンCを時間差で肌に効かせるという点ががこの美容液の大きな特徴である。
ビタミンCを単に配合するだけじゃない、様々なビタミンCを組み合わせる事で効率よく肌へ届けるというキールズの探求心が凄い。。。
ヒアルロン酸で潤いキープ
ビタミンCを届けながら、お肌の角質層に潤いを与えて水分を保持する役割のヒアルロン酸。
ビタミンCは効果・即効性に優れる反面、敏感肌には刺激を感じてしまうと言うデメリットも。
敏感肌でも使いやすいように、ヒアルロン酸でうるおいをキープしながら肌を整えるという一石二鳥のアイテムなのだ。
ビタミンCは生モノ。使用期限に注意!
ビタミンCの唯一の弱点は安定性の低さという点。
アクティブに働くピュアビタミンCのアスコルビン酸は非常に不安定な成分のため、空気や紫外線に触れるとたちまち劣化してしまう可能性もあるから気を付けたい。
また、アスコルビン酸の安定性の低さをカバーしたビタミンC誘導体も、安定性はアスコルビン酸よりは優れるが、早く使い切るに越したことは無い。
ビタミンC配合のスキンケアアイテムは、開封後ワンシーズンで使い切ることが推奨されている。
一年前に開封したビタミンC美容液の効果は半減しているかもしれない。メルカリで開封済みの美容液を購入するのもやめた方がよさそう。。。
キールズ「DS ライン コンセントレート 12.5C」の効果的な使い方
使い方は至ってシンプル。
洗顔→化粧水→「DS ライン コンセントレート 12.5C」→いつものスキンケア
毎日の朝晩のお手入れにご使用ください。洗顔、化粧水の後、2~3プッシュを顔全体になじませます。
気になる部分には、ムラのないよう重ね塗りを。指のはらを使って丁寧になじませてください。
https://www.kiehls.jp/skincare/
公式にもあるように、化粧水の後すぐに馴染ませるのが正しい順番。
アスコルビン酸もアスコルビルグルコシドも、水溶性のビタミンCである。
水溶性の成分を効果的に効かせるためには、美容液を使う前に、肌の水分をしっかり化粧水で補っておくことで、水溶性の成分の浸透率※がアップ。
事前に化粧水でお肌の水分量を高めておく!これがより美容成分を効かせるための秘訣となるのだ。
※角質層まで
ビタミンC美容液は朝のスキンケアにおすすめ
ビタミンCは朝に使用しよう。
これによって、紫外線を浴びた時にビタミンCが体を張って紫外線ダメージをから守ってくれるバリア的存在になる。
朝、紫外線を浴びる前に使用すること。
もちろん、紫外線を浴びてしまった後のメラニンの生成を抑えてしみソバカスを防ぐという効果も期待できるから朝晩の使用もおすすめ!
ビタミンCは紫外線を浴びる前に!が鉄則である。
レチノールとの併用はOK?
ビタミンCと同じように、エイジングケアに優れた成分であるレチノールをご存じだろうか。
レチノールという成分は肌のターンオーバーをサポートすることによって、ハリ感をアップさせる効果のある成分である。
このレチノールとビタミンCは、エイジングケアに敏感な私たちに欠かせない成分。
これを併用できるのか?効果は半減しないか?という議論が話題となっているが、基本的に併用OK。
しかし、レチノールと言う成分はビタミンC以上に不安定な構造の為、紫外線や空気等で簡単に劣化してしまう。
よって、レチノールは夜のみの使用が推奨されている。
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること
ビタミンCは朝必須!レチノールは夜がおすすめ
実際に「DS ライン コンセントレート 12.5C」を使ってみた
とりあえず、夏が近くなったビタミンC美容液を取り入れようと今回選んだのがキールズのDS ライン コンセントレート 12.5C。
ビタミンCの中でも、お勧めと言われるピュアビタミンC「アスコルビン酸」が入っているものを探したところ、キールズに行きついた次第。
以下に、実際に使用した使用感についてのレビューを綴る。
テクスチャーはこってり、油分多め
少し黄味がかったクリーム状の質感。
伸びも良い。オレンジの皮みたいな、柑橘系の香りがふわっとする。
油分が結構多めな感じ。
ヒリヒリ・刺激感は?
肌に付けると、じゅわっと染み込むような感覚ですぐにぽかっと暖かくなる。
プラシーボかもしれないが、効いてる!という感覚がすごい。
しかし、敏感肌・乾燥肌には刺激が強めな印象。
自分は混合寄りのお肌なので、ヒリヒリ・刺激感は無し。
また、公式には2~3プッシュとあるが、伸びも保湿力も高めなので個人的には2プッシュでも多いぐらいに感じた。
すぐのメイクは響く
保湿力が高め、こってりなので、朝のバタバタ時間にはちょっと注意したい。
この美容液を塗ってすぐに日焼け止め、ファンデを続けて塗ってしまうと、ちょっと浮いてムラになるのを実感。
美容液の後は、少し馴染ませるために5分くらい時間を置いたらベースメイクの馴染みは格段に良くなった。
テカりにくい。毛穴が引き締まる
メイクの前にこれを使ってから、日中の皮脂・毛穴の目立ちが気にならなくなったこと。
いつもは、マスクを取ると皮脂でベースメイクが崩れる感が否めなかったが、化粧ノリが良くお肌はプリっとしており程よく艶めいている。
皮脂がのバランスが整うことで、様々な肌悩みの解決の兆しが見えて自己肯定感も高まる。
結論:肌荒れや毛穴ケアにも。鉄板スキンケアの一員に。
結論、皮脂によって開いた毛穴に潤いを与えるから、毛穴はより目立ちにくくなる。
また、肌荒れ予防にも効果的で、キメの細かな健やか肌を保つにはおすすめの一本。
肌悩みの解決の為、ピーリングに走ったりダーマペンで穴らだけにしたりと躍起になってた私たちへ。
肌荒れも乾燥も、様々な要因が重なって発生しているわけであるが、その原因の一つが皮脂の過剰分泌であることを心得てほしい。
- 目立つ毛穴やテカリ肌には、皮脂の過剰分泌が原因の一つ
- 皮脂のバランスを整えるにはビタミンCが良い
- DS ライン コンセントレート 12.5Cはアクティブに働くピュアビタミンC配合
- 生きたビタミンCなので長期保存は不可!ワンシーズンで
- 朝の使用で紫外線ダメージをから守る!
- 健やかに肌を保つにはビタミン美容液が必須
30過ぎたら、25過ぎたら、早いとこビタミンCでエイジングケアを!
さすれば我らの素肌も向上する。健闘を祈る。
※エイジングケア=年齢を重ねた肌にうるおいを与えること