ニールズヤード レメディーズ（NEAL’S YARD REMEDIES）とは、イギリスのロンドン発祥の老舗オーガニックコスメブランドであり、ビタミンやアミノ酸などの美容効果の高い成分を多く含むオーガニック植物を原料に、フェイシャルやボディケア用品、エッセンシャルオイルなどを販売している。
保存料なども使用せず、製品を最後まで丁寧に作ることでイギリス内だけでなく世界中で愛されているブランドである。その中でも今回は、SNSでも話題なった、敏感肌、乾燥肌の方必見のニールズヤードからバーム状美容液について解説する。
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ニールズヤードのバームとは？特長と効果
ニールズヤードのバームはイギリスのBeautyAwardを7冠受賞。『ビタミンの宝庫』と言われるローズヒップから生まれた美容バームである。高保湿であることから、外気や紫外線、寒暖差などによる乾燥ダメージも集中的にケアしデイリーケアやマッサージバームとしても使用ができることでリピーターからも愛される名品。
- 主な効果は「保湿」
- 乾燥による肌トラブルを予防
- スキンケアの最後に取り入れることで水分蒸発を防ぐ
- かかとや肘、ネイルなど顔以外にもマルチに使えるのが◎
至ってシンプル。後にも先にも保湿効果に優れるが、美白やシワ改善など特別な美容効果は見込めない。
肌に濃密密着！潤いバリア膜を形成
人気の理由の一つが、唯一無二の使用感。とろりと肌にバームが密着し、肌表面の潤いをしっかり守りながら、ゆっくりと美容成分が角質層へ浸透。ごわつく肌を、もっちりツヤめく肌へ導いてくれる。
- 不足する皮脂を補う3種のオイル成分
- 肌の潤いをキープする主な保湿成分
- ルリジサ種子油（ボリジ）：肌の水分蒸散を防ぎ、やわらかな肌に整える。
- ホホバ種子油：角質層への浸透力に優れ、しっとりツヤのある肌に。
- アサ種子油：脂肪酸（オメガ3.6）を含み肌にハリを与える。
- シアバター：ビタミンAとオレイン酸をたっぷり含み、優れた保湿力をもつ。
- ミツロウ：肌表面に潤い膜をつくり、ぴったりと密着させる。
バームがもたらす保湿・保護効果
主に美容オイルで構成され、水分をほとんど含まない、オイルが固形化された軟膏やバターのような化粧品。肌の保護 & 柔軟に加え、バリア機能を高める効果も発揮。常温では固形であるが、皮膚温で瞬時にとろけて、カサつきやゴワつきを柔らかくもっちりと保湿してくれる。スキンケアのみならず、お化粧前などに乾燥前に仕込んでおくとファンデーションなどが割れにくく潤いのある肌へ導いてくれるのもポイント。
ニールズヤード バームの成分の特徴とポイント
| 商品名 | ワイルドローズ ビューティバーム |
| 内容量 | 15g |
| 説明 | SNSでも人気 【人気No.1*1】 発売から20年以上愛され続け、 世界中の様々なビューティアワードを獲得し続ける ワイルドローズ ビューティバーム。 携帯にも便利なお試し用ミニサイズです。 『ビタミンの宝庫』といわれるローズヒップ*2 （ワイルドローズ)から生まれた美容バームは、 圧倒的な保湿力で、外気や紫外線、 寒暖差などによる乾燥ダメージも集中的にケア。 明るい印象のツヤ肌へ導きます。 デイリーケアはもちろん、肌をよりふっくらさせたい時の マッサージバームとしても。 【乾燥シーズンの肌悩みに】 乾燥 ごわつき*3 くすみ*4 毛穴目立ち*4 |
カニナバラ果実油*、ホホバ種子油*、ミツロウ*、シア脂*、アサ種子油*、ルリジサ種子油*、ニオイテンジクアオイ花油*、ボスウェリアサクラ樹脂油*、ローズマリー葉油*、パルミチン酸アスコルビル、パルマローザ油*、パチョリ葉油*（*オーガニック成分）
青色ラインは水溶性保湿成分・太字は油性のエモリエント効果(肌の水分蒸発を防いでうるおいを保ち肌を柔らかくする)のある成分！赤色ラインは肌荒れ防止効果やキメを整えるなどの効果が期待できる成分！
その他は増粘剤や乳化剤・安定剤や紫外線防止成分などの成分！
高配合！カニナバラ果実油
ただのオイルかつバームなのに五千円前後という高価格帯であるのは、ビタミンCや抗酸化成分を豊富に含むカニナバラ果実油が、その高い美容効果と希少性から高価な素材とされているためである。特に以下の理由が価格に影響していると予測できる。
- カニナバラ果実油はローズヒップの種子から得られる、採取量が限られており、生産コストが高い
- オーガニックや非精製の高品質なオイルは、さらに希少で高価に
香り成分へのこだわり
バームの香りづけの主成分として使用されているのが、フランキンセンスというボスウェリアサクラ樹脂油の香り成分。
フランキンセンスは、木を傷つけるとにじみ出る樹液を固めたものやエッセンシャルオイルのことで、特徴的な香りを持ち、古代エジプトでは神への供物、新約聖書ではキリスト生誕時の贈り物として珍重されてきた。ニールズヤードは、オマーン産フランキンセンスを採用し、植樹などで生産者と共に持続可能な環境保護にも取り組んでいる。
単に保湿するだけでなく、リラックス効果の香りづけによって付加価値を生み出している。だが、香りが苦手な方には合わない場合も。
ニールズヤード バームのSNSや口コミサイトでの評判！
世界中とんでもなく過酷なロケして紫外線も浴びてるのに、常にお肌ピカピカのイモトさん愛用スキンケアとなれば……もうそれは間違いない【ニールズヤードのバーム🌿】 ……説得力の鬼を信じて大正解だった。明らかに肌の調子良い.ᐟ.ᐟ🥚底力？ポテンシャル上がる感じ。 ⬇︎⬇︎ pic.twitter.com/DBXE8vQ1o2
— 泳 (@eieiyongswim) July 19, 2023
めちゃくちゃバズってるニールズヤードのバーム、店員さんに「この方法おすすめです！」って激推しされて試してみたんだけど、ありえんくらい肌がフワッフワになってビックリした…お風呂入って毛穴開かせた後にゆっくり馴染ませて、いつもの化粧水で拭き取るんだけど次の朝までもっちり透明感が続いて… pic.twitter.com/XpqsXYYbWR
— 𝙧𝙪𝙣.｜美容・スキンケア (@runranda07) October 24, 2024
イモトも使ってるニールズヤードのバーム冬にはめちゃいい。口周りが乾燥するから重宝してるけど、もうなくなりそう
— squup-382 (@akaimame1205) December 11, 2024
ニールズヤードのバーム売り切れてた
— ゆた (@y_t_yuta) February 22, 2024
店員さんに聞くとSNSで話題になったらしくどの店舗も売り切れなんだって
ネットでも在庫切れ
言ってしまえば良くあるバーム、でも取り分けオーガニック成分にこだわった上質なバーム。どちらにせよ、保湿効果がメインの良い油には変わりないのだが、SNSの力は凄いな。
ニールズヤード バームの正しい使い方とスキンケアの順番
マルチに使えるニールズヤードのバームの基本的な使い方から応用編までまるっと解説。
バームを取り入れるタイミング
基本的にはスキンケアの最後に取り入れるのがおすすめ。
バームは水分の蒸散を防いだり、肌を膜で覆って外部の刺激からする効果に長ける為、順番としては化粧水や乳液、乾燥が気になる方は保湿クリームまで塗ってから最後にバームを塗布することで乾燥から肌を守ることができる。
夜の集中ケアとしてのバームの使い方
単純な保湿ケアに留まらず、公式では＊角質ケア＋保湿ケアの役割も兼ねるという。特に乾燥やごわつきが気になる時の集中ケアとして。
- 1. 洗顔後、バームを適量塗布し、顔全体にゆっくり円を描くようにマッサージしながらしっかりとなじませる
- 2. お風呂またはホットタオルで顔を温めた後、濡らしたクロスやコットンで優しくふき取る
- 3. お手入れの後は、通常のスキンケアステップでケア
ニールズヤード バームの使い方の注意点とよくある質問
このバームは油分が多いため、肌質によっては相性が合わない場合がある。特に皮脂が多く分泌されやすい脂性肌や、顔の部位によって皮脂が目立つ混合肌の場合、油分と水分のバランスが乱れることがある。そのため、ベタつきが気になる場合は、乾燥が気になる部分にピンポイントでなじませるのがおすすめである。おでこや鼻まわり、あごまわりは皮脂分泌が活発になりやすい部位であるため、カサついた部分を中心に使用するのが効果的である。
- Q保湿バームを使用するとどんな効果がある?
- A
肌を柔らかくし、バリア機能を高める効果があるため乾燥肌や揺らぎがちな肌にも最適。油分が肌表面に膜を作ることで外的刺激など肌に直接的なダメージを緩和してくれる
- Qバームの定義は？どんな肌に必要？
- A
植物オイルやミツロウ、ワセリンなどを固形化したものをバームと呼ぶ。成分構成がシンプルだから、敏感肌の方はもちろん、乾燥によって肌が揺らいだ時にも使いやすいのが良いところ。
肌タイプ別の使い方アドバイス
- 化粧水で肌を整えた後、顔全体に優しくなじませる
- ハンドプレスでバームの浸透を高める
- 保湿クリームや乳液で肌を整える
- 最後にバームで軽く蓋
化粧水後と最後にバームを取り入れる事で保湿効果を強化。
- 洗顔後すぐ、顔全体に優しくなじませる
- 通常のスキンケアステップで肌を整える
- 乾燥が気になる場合は、化粧水の後もさらにバームを重ねる
ごわつきが気になる肌には化粧水の潤いを引き込むブースターとして使うとスキンケアの馴染みがパワーアップ！
口コミを元に実際にをレビュー
まず香りについて。
ほんのり香るというよりも、かなり強めにしっかり香る。良い香りであるのは確かであるが、匂いに敏感な方にとってはややきつめかも。。。
テクスチャー・肌馴染みは？
手に取ると、結構硬めのバームであるが
肌に伸ばすと体温で瞬時に溶ける。やや粘度のあるオイル状で肌馴染みも非常に良い。
保湿力は？
肌内部を保湿、というよりも肌の表面をオイル層でコーティングすることによって水分蒸発を防ぐような保湿感。
乾燥肌は化粧水や乳液等で水分をしっかり入れてあげる必要あり。
持ちは？
伸びが良いので少量で済む、という点から非常に持ちが良い。一つ15gのミニサイズでも、週に2.3回の使用で4ヵ月は持った。と考えるとコスパは良いのかも。
使って分かった！ワイルドローズ ビューティバーム のメリットデメリット
- 高い保湿効果で乾燥肌をしっかりケアできる
- 自然由来のオーガニック成分で品質が高い
- フェイス、ハンド、リップなど多用途で使える
- ワイルドローズの香りがリラックス効果をもたらす
- 油分が多く、脂性肌や混合肌にはベタつきを感じやすい
- 他のバーム製品と比べて価格が高い
ワイルドローズ ビューティバームはこんな人におすすめ！
- 乾燥肌や敏感肌で悩んでいる人
- 自然由来のオーガニック製品を好む人
- 肌やリップ、ネイルをまとめてケアしたい人
- 癒される香りでスキンケアタイムを楽しみたい人
逆にワイルドローズ ビューティバームがおすすめじゃない人は？
- 脂性肌や混合肌でベタつきを気にする人
- スキンケア製品に軽いテクスチャを求める人
- 香り付きのスキンケアアイテムが苦手な人
総評:いいけど、強い香りが苦手な方にはNG
このバームは、オーガニック成分を中心に配合され、保湿と肌の保護を目的とした自然派のスキンケアアイテム。価格はやや高めだが、オーガニック成分を厳選しているという点を加味すると妥当な値段。敏感肌や乾燥肌の方に特に適しているが、香り苦手な方や精油で肌が敏感になるほどの敏感肌にはアンマッチかも。
また、ホホバ種子油やミツロウが肌に潤いを与えて水分を閉じ込め、シア脂やアサ種子油、ルリジサ種子油が肌を柔らかく健やかに保つ。フランキンセンスやローズマリー葉油、ゼラニウムやパルマローザ、パチョリのエッセンシャルオイルが心地よい香りでリラックス効果をもたらすのも注目ポイント。毎日のスキンケアはもちろん、特別な癒しの時間に活躍するバームであると言える。
